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お金を稼ぐ事と幸せの関係について
改めてお金を稼ぐことって、どういうことなんだろう?
…独立してそんなことを最近考えるようになりました。
サラリーマン時代は当たり前だったお金を稼ぐという行為について振り返ってみます。
本投稿最後に、キャリア選択を行う際のポイントも記載しています。
こんにちは、株式会社クロコという会社を経営しております谷田部といいます。
2020年7月に会社を作り、人材にかかわる仕事をしております。
本日の谷田部の流儀は、【お金を稼ぐ事と幸せの関係】について書きたいと思います。
本投稿を読んでほしい方は以下の通りです。
・高い給与をもらってもなんだか虚しさを感じている方
・お金を稼ぐこと=幸せだと確信している方
お金を稼ぐことと幸せの関係(結論)
お金を稼ぐことと幸せをどこかのタイミングで切り離さなければいけないと考えています。
お金に対する価値観の変化
なんでこんなことを感じたかというと、私は10年間サラリーマン時代があります。
証券会社、人材会社、ITベンチャーと渡り歩いてきました。
その中で特に、証券会社や人材会社では、お金を稼ぐこと=幸せであるという風潮が非常に強く、それが当たり前だと思ってサラリーマンとして働いていました。
証券会社では、社員が競って年収やボーナスの話をし、皆借金をして車を買ったり、時計を買ったりし、お金を稼ぐ事を重要指標として置いていました。(笑)今思えばやばいですよね。
人材会社では、求職者の年収をあれやこれや言いながら、年収で人を評価する風潮はありました。実際に私も、稼いでいる求職者=優秀=幸せ者と思っていました。
現在独立し、会社を経営する中で、お金を稼ぐことというのは、社会の役に立ち、その対価として金銭を受け取るということでとても納得感があるのですが。
お金は、社会の役に立った対価
ではお金を稼ぐことが=幸せかというと、そんな事全然ないんだなと思いました。
あくまでお金は役に立った対価であり、その対価に対して幸せを感じることに違和感があります。
お金はあって困るものではないといわれることがありますが、必要以上のお金にはなんの価値もありません。文字通り紙と金属です。(笑)
お金を上限なく稼ぎ続けることは不可能ですし、そうなるとお金を稼ぐ=幸せという思考では幸せになることは一生ないのではないかとも思っています。
資本主義や自由主義という世の中では、上記考え方が根底にあるのではないかと思っています。
それは社会を際限なく発展さる考えではありますが、個人の幸せという面で言えば一生満たされないお金中毒状態なのかもしれません。
キャリアについて迷っている方へ
私は、転職相談や企業の採用コンサルティングを行う中で感じていることですが、
①働くという事
②お金を稼ぐという事
③幸せになるという事
特に男性の求職者の方は、①②③を同じこととして考えている方が圧倒的に多いです。
そのような方の転職相談を受ける際にもう少し分解して考えてみた方が良いとアドバイスしています。
①働くという事…自分は○○をやりたい!やってみたい!(内的)
②お金を稼ぐという事…社会の役に立った、対価(外的)
③幸せになるという事…自分の欲求が満たされた!(内的)
お金を稼ぐことは外的な事であり、その外的なものに内的の幸せをくっつけることは難しいし、結論リンクしないのかなと思っています。
キャリア選択を検討されていらっしゃる方、改めてお金を稼ぐことと幸せをイコールにしていないか考えてみてください。
以上です。
またよろしくお願いいたします。
株式会社クロコ 谷田部
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