【GACKTの勝ち方】頑張ってるアピール草
以前、GACKTさんにハマっていた。
「以前」という言い方をすると「今は違うのか?」と思われそうだな。
今も好きである。
でも以前ほど熱を上げて好きでは無い。
そんなGACKTさんブームの時に『GACKTの勝ち方』という本を買った。
そのことを思い出して、最近また読んでいる。
すると思うことがあった。
頑張ってるアピールがすごいな。
GACKTさんファンの方々、怒っていいよ。
この「すごいな」は歓心ではなく、嘲笑である。
何億円も稼いでいる
事業を展開している
音楽家としても活動している
生活を維持するためにあれやこれやしている
「ボクができているんだからオマエにもできる」
そんな感じのことが書いてある自己啓発本である。
今、本屋に行ってもこういう頑張れ系の本は買わない。
僕は基本的に「頑張りたくない」から。
と言うと、「noteの毎日投稿は頑張ってるじゃん」なんだけど、これは書き終えた後の楽しさを味わうための投資だ。
お金を得るために働くように、楽しさを味わうために動いているだけ。
主人に「おすわり!」と言われたら座る犬と同じで、餌のためにやっているのだ。
そんなスタンスの僕だから、『GACKTの勝ち方』みたいなコテコテの自己啓発を読むと異世界の出来事に笑ってしまう。
でもさ、冷静に考えると、この本にお金出して嬉しがったのは”過去の僕”なのよね。
ここで『GACKTの勝ち方』をあざ笑ってしまうと、”過去の僕”を僕が笑うことになる。
もちろん「自分の軸がはっきりしてきた」という、自身の成長を感じて喜んでもいい。
だけど引っかかるのは、「なぜこの本が未だに本棚にあり、僕が今この本を読んでいるのか」である。
本棚にあるのは「手放していないから」という単純な理由だ。
僕がこれを今読んでいるわけ。
一つは大河ドラマ『風林火山』で上杉謙信役をGACKTさんがやっていたからだろう。
かっこよかった~。
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もう一つは「時には自分の頑張りをさらけ出す必要がある」ということを学ぶため。
この本の趣旨はタイトルにもある通り「GACKTの勝ち方を伝える」ものである。
「GACKT」というブランドを確立、維持した上で、「GACKT」であるために色々な事業を展開している実情がある。
いわゆる「成功者」の位置づけにある彼が「どのようにしてそうなったのか」を語るのがあの本である。
そんな中で「やればできるよ」なんて無責任なことを言ってはいけない。
こういうことをしてきた
こんな風に考えてる
こういうビジョンを掲げている
ファンを大切に思っている
勝つために必要な「頑張ること」で彼がやってきたことを紹介すること。
それがこの本の趣旨である。
つまり「頑張ってるアピールをしなきゃいけない」のよね。
それを見抜けず嘲笑してしまった時間があることはとても恥ずかしい。
でも過ちに自分で気づき、理論立てて反省している僕はさすがである。
「僕は頑張ってるアピールしたくないな」
これが僕の今のところのスタンスである。
「成功者」ではなく「楽しそうに生きてるよね」と、人に思われたい。
でも、それと同時に「楽しそうに生きてる人」を創りたいとも思っている。
僕が前例となってみんなを「楽しいの中」へ導けるようになりたい。
となると、いずれは「こんなことを頑張った」って言わなきゃいけないのかな。
人が求めてきたら話す程度に収めたい。
あ!だからGACKTさんは書籍にしたのか!
お金を出しても「読みたい!」と思う人だけに向けて、この本を書いていると。
楽しそうに生きている人は、戦略立てが上手いよな。
まんまと乗せられているし、「頑張ってるアピール草」というこの嘲笑noteが宣伝になってしまっている。
かっこいい人である。
以上!くろだでした。
読んでくれてありがとうございました。
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