知らなければよかった
「デフォルト」というものがある。
標準とか基本とかそういう意味。
人は誰しも「デフォルト」を持っている。
例えば、このnoteをどうやって読んでいるか。
PCの人もいれば、スマホの人もいる。
タブレットだってある。
さらに言えば、noteアプリで読んでるか、ブラウザから読んでるかもあり、ブラウザだってchromeやedge、Firefoxなど様々ある。
僕はiPadでアプリから読む場合が多い。
そしてデザインはダークモードである。
「くろだ」だからね!!
これが僕のデフォルトである。
しかしこれが最適解であるとは思わない。
「アプリから有料noteは買えない」というのを以前のnoteで書いた。
「いいnote見つけた!」って時に、スッと買ってそのまま読むことができない。
一度ブラウザを立ち上げ、ログインをし、記事を探して購入する必要がある。
ブラウザ読みがデフォルトであればこの一手間が省けるのである。
しかしアプリで読むことが常態化している。
「課金をあまりしていない」というのが後押ししている気がする。
話が逸れた。
「デフォルト」の話である。
例のように、デフォルト環境で満足していて、他の環境も場面に応じて使い分けられるというのが最適解。
しかし「知らなくてもよかったもの」というのが世の中に存在する。
ベタなことを言えば「心霊写真」。
鏡に映る女の霊みたいな映像を番組で見てしまった日には、洗面所やお風呂の鏡を見られない。
どうせ映っていない。
だけど「もしも」というのがある。
この場合の「デフォルト」は、鏡に何も映らない日常である。
しかし鏡に映った女の霊という映像を見た日には、「デフォルト」と別の視点が追加される。
「もしかしたら映っているかも」
知らなければ今夜も普通に鏡を見られたのだ。
怖い話は苦手である。
これからそういう季節だね。
さっきは悪い意味での話をしたけど、「もっと上の幸せもある」ということを知ってしまって「知らなければよかった」と思うこともある。
ずっと一人で過ごしてきた。
裕福な家庭に生まれ、何もしなくても崇められる。
多くの才能もある。
恵まれた環境もある。
だから一人でも過ごしていける。
しかし「仲間」という存在を知り、人と関わる「楽しさ」を知り、何故か目で追ってしまう「恋」を知る。
だけど由緒正しい家の生まれ。
「あなたの最近の行動は目に余ります」
身勝手な行動は疎まれ、慎みを持つよう躾けられる。
「仲間」も「楽しさ」も「恋」も知らなければ、こんなに悲しむことも無かったのに!
世の中には知らなくていいものがある。
しかしそれを知ってしまうこともある。
そんな時「知らなければよかった」と過去を嘆くか、「知った上でどうするか」と未来を創るかは自分次第である。
知らなければよかった。
そうすれば平穏な日々を過ごせていたのに。
しかし知ってしまった。
だからこうしてnoteを書いている。
書くからには人を楽しませるものを書きたい。
そしてあなたにこう言わしめるのだ。
「くろだが好きだ」
マンガ『かぐや様は告らせたい』を買いました。
以上!くろだでした。
読んでくれてありがとうございました。
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ではまた👋
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