見出し画像

「なんで大人は夜遅くまで起きてていいの?」と子どもに聞かれたら・・・

お笑い芸人のNON STYLEさんが、毎週金曜日に投稿する漫才だったりトークだったりを見るのが好きだ。

で、今週はトークだった。

井上さんがアメリカに行ったときのエピソードだったり、お客さんからの子育て相談を石田さんが答えたり。

そこに芸人さんらしく笑いの要素も詰めていく。

そういう”プロのしゃべり”を見るのがおもしろいので、ぜひ見てみてほしい。


今日noteのネタにするのが、上の動画で石田さんが答えていた「子どもとはお話しした方がいい」という子育て論を元に書いていきたい。

簡単に結論というか、聞きたいことを書くと、「子どもに『なんでパパ/ママは夜遅くまで起きてていいの?』と聞かれた時、どう答える?」ということ。

最初に言っておくが、僕に子育て経験は無い。

子どもはいないし、妻だっていない、なんなら彼女すらいない。

なんなら「子育てられた」という経験の方が近いまである。

だから僕と同じように子育て経験が無い人は、「子育てられた経験」から親にどう答えられたら嬉しいか?納得するか?言いくるめられるか?を考えていこう。


僕の経験上、「なんで起きてていいの?」と親に聞いた記憶はある。

そこで返ってきた答えは「大人だから」。

「大人には大人の世界があり、それはお前が成長した時のお楽しみだよ。」

そんなニュアンスが含まれた「大人だから」という返答だったはず。

納得感は無いのだが、「これ以上踏み込まないで」という牽制を感じ、言いくるめられた記憶であり、人には「踏み込んではいけない領域がある」ということを感じた過去である。

これの善し悪しはどうでもいい。

僕にも触れられたくないことはある。

それが人にも当然あって、「察しろ」とは言わずとも、「嫌がられたら追求しない」ことの徹底は大切である。

だけど「子どもの興味」と「学びの追求」という面から考えると、あやふやにはぐらかすのは良くないと思う。


だから僕が「なんで大人は起きてていいの?」と聞かれたら、「なんでだと思う?」と質問返しをすると思う。

理由は、子どもが質問する意図を知りたいから。

  • 大人だけ起きていられるのはずるい!

  • 大人は夜遅くまで起きていられていいなぁ

  • なんで大人は起きていられるんだろう

同じ「なんで大人は起きてていいの?」という質問でも、子どもによって質問の意図は違うだろう。

「ずるい」という不平から疑問を持つってことは「もっと起きていてやりたいことがある」という意図があるだろう。

逆に「いいなぁ」という羨ましい気持ちからくる疑問なら「大人が夜にやっている何か」が単純に羨ましいのだろう。

「なんで大人は起きていられるんだろう」は、ほんとに知りたいんだろうね。

そんな感じで、聞かれたら聞き返すというのを僕はやると思う。


そして大人の中で「子どもに寝てほしい理由」なんてだいたいは「成長に影響するから」だと思う。

大人や子どもを問わず、睡眠というものは大事である。

だけど大人と子どもでは「睡眠」による効果が違う。

大人の睡眠は修復作業である。

体の組織を立て直すこと。

記憶を整理整頓すること。

これらをやるために人は眠る。

そして子どもの睡眠には、これらに加えて「成長する」という効果がある。

わかりやすいのが身長の伸びだね。

「寝る子は育つ」という言葉の通り、子どもの体は睡眠時に成長する。

もちろん背だけじゃない。

内臓や筋肉、脳だって眠っている時に成長するし修復される。


「人に必要な”修復”と同時に、子ども特有の”成長”にも睡眠は影響するから子どもは大人より長く寝る必要がある。でも起きる時間は決まってるでしょ?だから早く寝るんだよ。」

会話のいきさつがどうであれ、この結論に持って行けるよう話を進めると思う。

そんなことを、子無し独身野郎がのたまってみるが、実際、子育てをしている親御さん達は大変だろう。

仕事をして家事をして子どもの世話をする。

その上で子どもの話を聞いて、ここまでの会話をするなんて大変な労力だ。

だから「大人だから」という、子ども自身ではどうすることもできない結論で話を決める。

その子はきっと、人の言うことをよく聞くいい子に育つだろう。

ただ、自分で考えることをしてこなかった子どもは、大人になってからも人の言うことをよく聞く人になるだろう。

なんだか「悪いこと」のように語っている感じに聞こえるけど、そうじゃない。

その子をどういう子に育てるか、そして実際どういう風に育てるかは親の自由である。

各々の思い通りに育てればいい。

僕は現状「いろんな考えを知りたい」という欲求があるから、子どもにも僕とは異なる考え方を持ってもらい、話し合ってみたいと思う。

だから「話し合う」という方向に事を進めると思うのだ。

あくまでこれは僕の思考であり、今の思考である。

子育てが現実味を帯びてきたときには変わっている可能性がある話。

だから真に受けず、自分の思う方向に進んでいけばいいと思う。


以上!くろだでした。

読んでくれてありがとうございました。

スキやコメント、フォローをよろしくお願いします。

ではまた👋

この記事が参加している募集

スキしてみて

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?