茫洋としたあるがままの宇宙で、なにかあるとされるモノは、縁どうしの結び目なのだろう。何かあるので縁が生じるのか、それとも縁があるから何かが生じるのか。恐らくそのいずれもその通りなのだろう。我らは縁の結実であり、同時に何かでもあるのだが、縁と何かは不可分性のものなのだ。

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