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「1分」という時間
電車に乗っていたら、アナウンスが流れた。
〜この電車は、ただいま1分遅れで運行しております。
お急ぎのところ、電車遅れまして大変ご迷惑をおかけしております〜
と。
シンプルにすごいなって思うのと同時に、怖さを感じた。
1分でも遅れたらアナウンスをしなければならない決まり?なんだろうか。すごいなと思う。というか、ビビる。日本人の生真面目さには恐れ入った。
とはいえ、1分という時間でも、人生に与える影響は人それぞれだ。
1分遅れたことによって、大事な会議に間に合わなくなり、大変な目に合った人もいるかもしれない。
かと思えば、
1分遅れたことによって、たまたま会社の入口で気になっていた異性と挨拶できて、そこから会話がちょっと盛り上がり、お昼を一緒にして、そこで連絡先を交換して、それからデートを重ねて、それから・・・。
そんなドラマみたいなことなんて無い・・・とは言い切れないわけだ。
1分は60秒。
なんか、60秒ってきくと、さらに短く感じる。
あっという間の60秒で、一体何ができるだろうか?
本を1ページ、、文字数が少ないページならギリ読めるだろうか??
アプリゲームだったら、1分じゃログインボーナスを受け取って終わりだし。
コーヒーを2口くらい飲んで、ホッと一息つけるかもしれない。
60秒間、目をつぶって呼吸を整えるだけでも、すごく気持ちは落ち着く。
うん。1分瞑想は良いかもしれない。
当たり前だけど、起こす行動によって時間の密度は変わる。
1分もある!
と思うのか、
1分しかない。
と、思うのかでは、気持ちの持ちようも違えば、行動も変わってくる。
かといって、日々のスケジュールをビッチリと予定で埋めるような過ごし方は窮屈で嫌だし、やりたくない。
そして、今この瞬間、今自分がとっている行動に対しては、自分で否定するようなことはしたくないなと思う。
寝たいから寝る。書きたいから書く。それでいい。
あ〜あ、せっかくの休みなのに、もったいない時間の使い方した〜、、なんて悲観する必要はないのだ。もったいないもクソも無い。したいことをしただけなのだから。
さて、
あなたがここまで読んでくれて1分くらい経っただろうか。
あなたの「1分」を使ってくれてありがとう。そして、すこしでも密度が濃くなったことを祈って。
おわり。
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