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サラリーマンを定年退職したオヤジの京都探訪【No.6 吉田神社】
第6回は最強のパワースポット、吉田山の吉田神社!
(概 要)
今回は、「京都の街中にこんな山があるのか」という吉田山と
「世が世ならあの伊勢神宮より凄い神社だった」吉田神社をご紹介します。
吉田神社は貞観元年(西暦859年)平安京で創建され、厄除け開運の神様の神社として有名です。京都大学のキャンパスのすぐ近く、かつて「神楽岡」と呼ばれていた吉田山にあります。
(その昔、神々が集まり、神楽を奏でたという神話から、「神々が集う岡」=「神楽岡」と呼ばれるようになったらしい)
境内には、全国の神々を祀る大元宮(重要文化財:これが凄いの源)があり、室町時代から行われている節分祭では、特殊神事が行われ、全国から50万人もの厄除祈願の参拝者が押し寄せます。(節分の前後3日間)
この神社をお参りすれば、全国のあらゆる神社を参拝したのと同じくらいのご利益が授かるといわれるほどのパワースポットなのです。
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宮司さんのお祓いをうけ、ドロドロだった心が少し洗われました
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(吉田神社の見どころ)
本宮には、4つの社があり、それそれ4柱のご祭神をお祀りしています。
本宮に向かって右から
第一殿:建御賀豆命(厄除け・開運の神様)
第二殿:伊波比主命(厄除け・開運の神様)
第三殿:天之子八根命(学問の神様)
第四殿:比売神(夫婦神:縁結び・夫婦和合のご利益)
が祀られています。
本宮から少し離れたところに、斎場所大元宮(さいじょうしょだいげんぐう)があります。現在は吉田神道の末社ですが、 平面八角形、屋根を入母屋造茅葺とするという珍しい社殿です。
(造営年代は1601年(慶長6年)と推定され、1902年(明治35年)に現在の「重要文化財」に指定。)
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ご祭神は、「天神地祇八百萬神」です。
宇宙の根源の神である「虚無大元尊神」から生まれた「八百万(やおよろず)の神」(全国のあらゆる神々)が祀られています(吉田神道)ので、 大元宮にお参りすることで、全国すべての神社をお参りしただけのご利益がある といわれています。パワースポットの源!
但し、残念ながら大元宮の本殿と全国の諸神社にお参りできるのは、正月三が日と毎月1日と節分3日間だけです。
たまたま、6月1日で運よくお参りできました~
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吉田山の山頂休憩広場からは、毎年8月16日の夜に行われる「五山の送り火」の大文字山の「大の文字」が真正面に見える。一見の価値ありあり!
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(歴 史)
貞観元年に中納言 藤原山蔭(やまかげ)が、藤原氏の守り神として奈良の春日大社4柱の神を勧請して吉田山にお祀り(創建)したのが吉田神社の始まり とされています。
平安時代では平安京における藤原氏の氏神として、987年(永延元年)より朝廷の公祭に預かるようになり、室町時代末期(1469年 - 1487年)には神職 吉田兼倶が吉田神道を創始し、唯一神道と唱えて「斎場所大元宮」を創建しました。以降、吉田神道は絶大なる権威を得て隆盛を極めていきます。
さらに江戸時代になると1665年(寛文5年)、江戸幕府が発布した諸社禰宜神主法度により、吉田家は全国の神社の神職の任免権(神道裁許状)などを与えられ、幕末まで日本神道界に大きな影響力を行使していきました。
具体的には、「斎場所大元宮」に天神地祇八百万大神の他、全国の神々を祀り、伊勢神宮を含む全国の神社を吉田神社の統制下に置こうとしました。
しかし、明治維新が起こったことにより、1872年(明治5年)に八神殿(天皇守護の8神を祀る神殿)が吉田神社から皇居に移され、神道裁許状の特権も剝奪されてしまいました。
以降は、天皇家の祖先である天照皇大神を祀る伊勢神宮が日本で最上位の神社であるという国家神道が主流となり、吉田神道は衰退していきました。それまで吉田神道の中核をなしていた斎場所大元宮は吉田神社の末社となりました。人生なにがあるかわからない~
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(ちょっと一息の休憩処)
吉田山の山頂付近には茂庵(もあん)という雰囲気抜群のCAFEがあります。
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しかし、今回は敢えて今出川通にでて2つのCAFEをご紹介します。
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①ALPIENE
こじんまりとした雰囲気のいいCAFE 挽きたての香りのいい珈琲が楽しめる 浅炒りのコーヒーを提供している貴重な珈琲店 カウンター席からは今出川通りの往来を眺めることができる
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②進々堂 京大北門前店
京大の第二図書室の異名をもつ
午後1時から6時までは、一部を京大生の自習室として開放している
店内はレトロ感満載で広い空間や中庭があり、ゼミなどにも使えるらしい
進々堂なので、パン類のメニューが豊富
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