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「栗山町で夢、叶えてます」KURIYAMA ORIGINAL PROJECT第一弾のお話

■KURIYAMA ORIGINAL PROJECTとは?

”夢の実現×地域の課題解決”をテーマとした、フリーミッション起業型の地域おこし協力隊です。

「ゲストハウスを経営したい」
「地方で暮らしながらデザイナーとして活躍したい」
「カフェを開きたい」

栗山町を舞台に、自分の夢を叶えたい!という方のチャレンジをバックアップするプロジェクトです。

プロジェクトの第一弾として2022年に着任したのが大阪生まれ、大阪育ち、関西弁と眩しい笑顔がチャームポイントの北山沙也加さん!

彼女がなぜ栗山町地域おこし協力隊となったのか、ご紹介いたします!


■”栗山町で夢、叶えてます” ~プロジェクト第一弾のお話~

● 隊員紹介

KURIYAMA ORIGINAL PROJECT(栗山町地域おこし協力隊3年目)
SmileBack Foodtruck 北山 沙也加

1999年生まれ。大阪府富田林市出身。
大阪の大学卒業後、2022年に夢を持って栗山町地域おこし協力隊『KURIYAMA ORIGINAL PROJECT』に着任。
地域おこし協力隊1年目は町担当職員のサポートやメンターの指導などの元、マーケティング、ブランディング、資金調達、商品開発、町のイベントのお手伝いなどをしながら開業準備。
任期2年目にあたる2023年4月にクレープのキッチンカー『SmileBack Foodtruck』の営業をスタート。
今後の目標はフードトラック5台、国内5店舗、海外3店舗を19年以内に実現すること。

出店情報などはInstagramをチェック!

● 栗山町との出会い

北山さんが栗山町と出会ったのは、彼女が大学2年生のとき。
北山さんにとっては初めての北海道でした。
大学のゼミ活動の一環で栗山町を訪れ、「北海道栗山町で若者の関係人口を増やすための方策の検討」というテーマを達成するためのフィールドワークを行いました。

レンタサイクルを利用して町内を散策したり、夏祭りに参加して神輿を担いだり、多くの町民との交流を通して、栗山町のことを知っていきました。

夏なのにカラっとした気候、そして人の温かさに惹かれて栗山町を好きになった、と言ってくれました。

● 2泊3日 おためし地域おこし協力隊に参加

その後もゼミのフィールドワークで2回、栗山町を訪れ、さらにはプライベートでも遊びに来てくれるようになりました。
大学3年生の3月、当時の栗山町地域おこし協力隊員の卒業をお祝いするために栗山町に遊びに来てくれた時、ゼミ活動の際に受け入れを担当していた栗山町職員の原田さんに自身の夢を話しました。
「カフェを経営したい。そしていつかは海外進出をしたい。」
それを聞いた原田さんが、地域おこし協力隊として栗山町で活動するという選択肢もあることを提案し、栗山町で夢の第一歩を踏み出すことを決心。

そして翌年、2021年の夏、「おためし地域おこし協力隊」制度を活用し、栗山町へ。
3日間という短い期間ではありましたが、栗山町民へのヒアリングなどを行い、栗山町で夢を叶えていくための計画を立て、栗山町長への発表も行いました。

左から2番目が北山さん

● ついに栗山町へ移住!そして起業

翌年4月、正式に地域おこし協力隊に着任し、「カフェ経営」の夢を叶えるための第一歩をここ栗山町から歩みだしました。

一年目は、担当職員の原田さん、メンターである小値賀地域ブランド製作所株式会社の小値賀代表と共に、ブランドの立ち上げに向けてじっくり考えていきました。
「どんなものを、どんな形態で販売しようか?」
「どんなことを大切にするお店にしようか?」
さらに、自分の夢を叶えることと、栗山町の活動することの意味、ビジネスとしてやっていくことのバランスを考え抜きました。

定例ミーティングの様子


着任してから丸一年、ついに…

左:北山さん/右:担当職員 原田さん

2023年4月1日、栗山町産食材を使用したクレープをメインとしたキッチンカー「SmileBack Foodtruck」をオープンしました!

栗山町の酒井農場の卵を使用し、豆乳を入れることでもちもちとした食感が楽しめるクレープ!
栗山町産食材を使用した季節ごとのメニューや、テイクアウトがしやすく色合いも可愛いクレープサンドが人気です。

左:クレープサンド/右:メロンクレープ

任期一年目に培った町民や農家さんなどとの関係性が功を奏し、協力隊二年目(オープン一年目)から、町内各地や札幌市の大通公園など様々な場所での出店やイベントでの販売を精力的に行いました。

そして、地域おこし協力隊の任期最終年度となる三年目には、栗山町内での新たなイベントも企画しています。
その名も「Kurift Street Night」

栗山駅南交流拠点施設「栗山煉瓦創庫 くりふと」前で、自らが出店しながらも町内外の若者たちの居場所となるような交流の場を設けました。
クレープやドリンクを楽しみながら、カードゲームをしたり、モルックをしたり。交流が生まれた後はそのまま町内の飲食店へ繰り出してもらうことも想定しています。
若者、そして移住者の視点で生まれた新しい企画です。

このイベントを機に、クレープのみならずドリンクやおつまみなどの新メニュー開発にも取り組みました。

慣れない北海道での生活や達成しなくてはいけない目標、地方で新しい事業を起こすということは、いくつもの困難がありました。
しかし、「このブランドに関わるすべての人を笑顔にする」という信念を強く持って、夢に向かって突き進んでいます。

名前も知らなかったまちに大学のゼミ活動で訪れたのが事の始まりでしたが、今となってはそのまちで自分の事業を起こし、周りの人を巻き込み、笑顔にして、多くの人を惹きつけるような存在になっています。

そして、その姿が多くの人の刺激となり、それ続いて自分のやりたいことを声に出し、行動に移す人が生まれてくるはずです。
KURIYAMA ORIGINAL PROJECTは、彼女のような存在が生まれ、そしてその連鎖が続いていくことで、このまちの活性化に繋がることを目指しています。

そして、2025年には北山さんと同じく栗山町で自分の夢に挑戦する「KURIAYAMA ORIGINAL PROJECT」第二弾となる地域おこし協力隊を募集します!

今年の8月末には”おためし地域おこし協力隊”も実施いたします。
2025年の着任の前に2泊3日で、栗山町のことやプロジェクトのことについて深堀をしていただきます。
地域おこし協力隊への応募をご検討されていらっしゃる方は、まずは”おためし”地域おこし協力隊へ参加してみてください!

2024年8月実施
栗山町おためし地域おこし協力隊への参加については
こちら

栗山町 地域おこし協力隊