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文具女子博大阪2023 行ってきたレポ&購入品

去年の大阪回初参加から早1年。今年も文具女子博の大阪回に参加してきました。19日のプレミアムタイムでの参加です。
今回は去年の反省点を踏まえ、会場となるATCに近いホテルを取り、荷物を持っての移動を最小限に抑える工夫をして臨みました。
※泊まったホテルの話は下記リンク先よりご覧下さい。

さて、今年も行く前から天気が怪しいとの予報。雨なのか曇りで済むのかよく分からない感じでしたが、結果的には雨は降らず曇りのままで入場できました。日差しもあまり無くて、外で待機していて辛い気候では無かったのがよかったです。
(紫外線は…まあしゃーないですな)
待機列には15時前に並びましたが、この時既に150〜200人ぐらい並んでいたでしょうか。イラストが描かれている段差の所で待機していたので、立ちっぱなしで足が疲れたら座って休憩したりしてました(笑)。

今年も撮りました「さんふらわあ」

大阪回は、外での待機〜チケットもぎり場への誘導〜室内待機場への誘導がとても早くスムーズでした。スタッフの人員は東京回と同じぐらいだったのですが、全然違う! 並んでいる方々も、少しでも早く入りたいからと列を乱す事が無く、とても落ち着いていました。 ちなみに室内待機場に入る際の検温は無し。アルコール消毒は置いてありました。ほぼコロナ渦以前に戻っていますね。

今回の購入品はこちら>>>

今回のお買い物は5300円程。インクセットで全体の6割の金額占めています。

本当に使う物だけを厳選購入…というより、お目当ての物が今回は出品されておらず買えないケース続出という結果です。今回の大阪は東京回とラインナップが結構変わっているお店が多かったです。なもんで、結構予定が狂ってしまったんですよね…。幸いにも限定品では無いものばかりなので、後日メーカーさんのサイトでぼちぼち買い揃えようと思います。

今回のいちばんのお目当てはコチラ>>>

「空ビンとカップ2個と木の混ぜ棒2本」のセットもありました。
(パレットは混色キットのみ封入)

KA-KU(カーク)大阪というお店の「インクマゼル」という混色インクのキット。インク3本と混色時に使う物コミコミで3300円でした。5月イメージと8月イメージのテーマ別キットになっていました。画像は8月イメージのキットです。
ぶっちゃけこの内容で3300円は赤字なのでは?と思います。インクだけでも1本1000円ぐらいしそうですし(しかもスポイト付きキャップ)、瓶や混色パレット、カップもある。マドラーもある。1セット購入しておけば他の混色インクにも使えます。今年1月下旬に出たばかりの新ブランドという事もあり、普及用でお安くしてあるのかなと思いました。
インク好きの方、今後大注目のブランドだと思いますよー。
ちなみに5月イメージのキットはGWあたりからネットで購入できるそうです。8月の方は8月になったら販売すると仰っていました。

そうそう、キットのポーチにはこんなにかわいいファスナーチャームもついています。

シンプルでチャーミングなチャーム。
取り外し可能で長く使えるのが嬉しい!

パピアプラッツさん ごとうちシリーズ

タコのビフォーアフター(残酷)

ペーパーとシールを購入しました。これは完全にノーマークでした…。見つけてしまった以上買わないといけない!(笑)。シールはタコとたこ焼き、ペーパーは8柄×6枚ずつ入っています。明らかにモチーフはアレ(くい倒れ)とかアレ(551)とかARE(ARE)なんですけど、そのまま名称を使うわけにはいかないからボカしてあります。

今後、文具女子博広島があって、もし「ごとうちペーパー」が売られていたら私にプレゼントして下さい(笑)。トラがあるなら赤ヘルもあると思うので…。

こどものかおさん KONOIROスタンプ クリームソーダ

インクはタイヨートマーさんのページで売られているのと一緒なので、
そちらで買うのが良いです。色数も多いし、こどものかおさんより安いです。

文具女子博限定柄のひとつです。タイヨートマーさんの「ファインカラースタンプ」のOEMですね。自分で好きな色を塗布して使う浸透印です。
ファインカラースタンパーの切手フレーム柄と合わせて使う為に購入しました。

ウチハク ウチハクステッカースクリーン

これだけみると懐かしの白スクリーントーンです。

ウチハクステッカーシリーズの新作は、ステッカーの大判サイズ。「スクリーン」とあるのはスクリーントーンを意識しているからでしょう。しかしスクリーントーンと違いコチラは貼り直しができないので、ステッカーより難易度が高いです。
洋2サイズ封筒の長辺がすっぽり収まるぐらいの長さがあるので、封筒デコに使ってみようと思います。

あとはシール堂さんの3mm切れ端20巻×2セットを購入。今やレターセットのデコに欠かせなくなってしまった隠れた実力者です。黒い部分が多めのセットを選んできました。


今回は買い物が少なめですが、その代わり気になった品々がたくさんあり、写真を撮ってきました(全て許可を得た上での撮影です)。

KA−KUさんブース 

インクマゼルのコーナー

文具女子博初出店。インクマゼル全20色がズラーっと並べてありました。試筆も全色できるので、許可を頂いて全てインク帳に塗らせて頂きました。インクマゼルは気になっていたブランドだったので、今回色見本が作れて良かったです。

インク帳に塗った色見本。あまりブースに長居するのもアレなので
番号だけ控えてきました。(順番無視なのはご愛嬌)

個人的には「03の好奇心(オレンジ)」が独創的な色と思いました。蛍光色に近い感じのオレンジはあまり見かけないので。そしていちばん好みの色は「12自信」ですね。私の好きな青緑系の色。くすみカラーを作る場合は「20追想」を使ってねとの事でした。はっきりとした黒がラインナップに無いので、濃い暗めの色を作る場合は数色混ぜる必要がありそうです。
新宿伊勢丹5階にインクマゼルのサービスがあるそうなので、都内でも買える場所があるのは嬉しいです。
KA−KUの方には「スポイト付きインク瓶の方も1本売りして欲しい」とお伝えしました。インク調合だとスポイト式の方が都合が良いですし、量も丁度良いと思うので。スポイト瓶なら上で挙げた色、単品で購入していたと思います。

株式会社ワンチャーさんブース

本当にちっちゃい!でもちゃんと書けるんです。

コチラも文具女子博初出店でした。「ミニ万年筆 PuChiCo(プチコ)」というのが出店のメインになっていた感じでしたね。さてこのミニ万年筆ですが、こんなに小さいとインクはどう入れているのか気になります。カートリッジも軸内に収まりそうにないしはてさて?!
実演してもらいましたが、この万年筆なんとアイドロッパー式でした。軸部分に2、3滴インクを垂らしてネジを締めて、インクをペン先に傾けます。そうするとペン先にインクが行くので書く事ができます。実際に使ってみると、ちゃんと書けるのでびっくり。数滴分のインクだから長文は書けませんが、日記やメッセージぐらいは十分に書けます。インク替えもペン先のインクを抜けばいいので(水につけておいて)、気軽に使えるのでは無いかと。
インクを入れるとマーブル柄の軸はインク色が透けて見えるので、インク色の数だけ違った風に見えるのも面白いです。

高級感ある見た目も素敵。この色が軸に対していちばんインクの色を反映します。

とても面白い商品ではありましたが、私の使用とはちょっとかけ離れた商品でもありましたので購入は見送りました。

呉竹さんブース

真ん中黒いビンが「くすめの素」で、右側が「うすめの素」です。左側は空ビンです。
混色系インク販売する所は空ビンも一緒に売るようになりましたね。

呉竹さんはink-cafeの新作「うすめの素」「くすめの素」を前面に出していました。お気に入りのインクとあるので、手持ちインク全部に使えるという認識で良いのかな。(ink-cafe専用とは書いてありませんでした)

混色OKインクは増えてきましたが、薄め液がないメーカーも割とあるので、そういうメーカーのインクを補う形で使えると助かるなぁと思いました。先述のインクマゼルも薄め液はなかったりするので。

ウチハクさんブース

この辺りのグラデがキレイだったので写真に収めてきました。
赤枠青枠は私の方で編集しました。

ウチハクセットの内訳がちょっとわかりにくいと思ったので勝手に色分けしました。枠で囲っていないものはセット販売はされておらず、単品のみの販売です。
枠囲みの色はセットでも単品でも販売されています。

うっかりブースの広いところを取ったらしいですが、ゆったり見られてとても良かったし、人と人がぶつからない丁度良い間隔が保てたので、今後もこの広さでブース取って下さい。宜しくお願いします。

プラスラボさんブース

いちばん下、背景に紛れているけどムーミンですよー。

ムーミンのガラスペンが展示されていたのでパシャっと。ちらっと値札見えていますが結構なお値段ですな…。

今年の大阪回の全体的な感想>>>

結論から言うと、2時間じゃ全然足りなかった!お買い物よりもその場の空気を楽しんだり、お店の方に使い方や商品について尋ねたりするのが本当に楽しかったです。そして待機列のオペレーションから最後のお会計まで不快感が一切なく、私としては今まで参加した中でいちばん良かったと思った回でした。こんなにブースの写真を撮って帰る事って無かったです。noteにまとめて見返して楽しもうと強く思ったのも初めてでした。
昨年の東京回が本当に(オペレーションの部分が)残念だったので、正直こちらも列に並ぶまではあまり期待していなかったのですが、大阪回の株が爆上がりです。東京回で抱いた不満が全て解消されていました。
特に良かったのが、
・会場が広く各ブースに十分なゆとりがある
・人が多く集まるブースは最初から隔離、もしくは最後尾案内の方がついていて、
 人員整理がきちんとできていた
・ノベルティ配りで公共通路を邪魔しているお店の人があまりいなかった
・ライブコマース、転売ヤーが見た感じいなかった
・何より会場の雰囲気が殺気立っていない(笑)。終始和やか

過去最大規模と書いてあったのは、面積でですね(出店数は東京回の方が多い)。去年のフロア+左隣のフロアでの開催だったので、ひとつのブースの面積も広く取られていました。(東京回は規模の割に会場が狭いと毎回思います。もうビッグサイトで開催して欲しいです。待機場所の件もあるし。)
今回もいちばん人気はロルバーンで、パラグラスさんも安定の人気、ヨハクさんも。この3店はは隔離ブース(笑)。シヤチハタブースも結構にぎわっていて最後まで列形成が絶えませんでした。「いろもようわらべ」バイキングが大好評でしたね。あと、マインドウェイブさんのシールバイキングも、今回は誘導員が最後尾看板持ってきちんと列形成の誘導をしていたのが好感度大でした。(ここも東京回では終始カオスなので)全てのブースに言えますが、人が多く集まるお店の誘導員配備は東京でもやって欲しい!本当に。

あと重要なのは会場の雰囲気。東京回って殺気だっていてちょっと怖かったりするんですよ(回を重ねる毎に)。我先にとグイグイ後ろから行かれるのが怖いし危ないしで。大阪回は待機列も落ち着いていたし、お店の方も気さくに応じてくれるしでお喋りが楽しかったです。

文具女子博を楽しみたいなら、大阪回を強くオススメします。紙博でも思ったのですが、お店の方に直に感想や要望を伝えるのって楽しいし、本来対面購入ってこうあるべきだと思うのです。物を買う楽しみも勿論ありましたが、それ以上に今回はお喋りや会場の雰囲気が印象に残りました。

文具女子博大阪の今年のレポは以上になります。が、今回は利用したホテルや朝食をとったお店がとても素敵でした。下記リンク先よりご覧下さい。

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