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心のデトックス|家事がしんどいとき。何を選び何を手放すか

泣きながら家事をしていることがあります。


洗わないといけないお皿、振り返れば掃除途中の家電、「ママーこっち来てー」鳴り響く洗濯機の終了音、早く干さねば臭くなってしまう「ママーー」「ギャーーーー」〆切間近の仕事があるうえにトラブルの連絡まで入った、でも次のごはんの準備をせねばならない「ママリモコンが見つからない!」ご飯手抜きしたいが冷蔵庫の食材がダメになる「ママ早く来てーーーー」あと1回洗濯機を回したいしそのまえに干さねば……

■私は家事があんまり好きじゃない

私は完全テレワークで仕事をしています。そして育児・家事もワンオペです。

たまに、すべて「詰み」状態になることがあります。もちろん、ひとつひとつこなせば終わることが分かっているのですが、やることが膨大過ぎて身も心もパンクし、「24時間じゃ足りなすぎる」と思うことが多々あるんです。とくに長期休暇のとき、こうなりがち。

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私は家事があんまり好きじゃありません。だから、けっこうしんどい。こんな肩書を付けていますが、お片付けやお掃除も「いかにサボるか」を知りたくて知識をつけたようなものです。

家事って、やらないと増えていくだけで、終わらないんですよね。


家事負担を減らすために、外注したり家電を購入したり……といっても、それには費用が必要です。我慢してやり続ければなんとかなる……そう思うから、頑張ってしまったり、パンクしてしまったり。


でも、同じように感じている人はきっと私だけじゃないはずです。

■家事分担は圧倒的に妻に偏っている

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厚生労働省が2020年7月に更新した「全国家庭動向調査」(第6回調査)によると、妻の平均家事時間は、平日263分(4時間23分)、休日284分(4時間44分)であるそうです。一方、夫の平均家事時間は平日37分、休日66分でした。ちなみに、最も家事に時間がかかっているのは30~39歳の妻だそうです(私もこの世代)。

家事の総量を100として家事分担をみると、妻が83.2%、夫が16.8%と、圧倒的に妻が負担しています。これでも、第4回・第5回調査よりも夫の家事分担率はアップしているそうですが、想像以上に家事分担には偏りがあることが分かりますよね。

もちろん、妻と夫の働き方の違いによってその差が生まれていることは容易に想像できます。しかし、常勤の妻でも1日の平均家事時間は187分(3時間7分)、パート・自営の妻で261分(4時間21分)。また、夫の帰宅時間が遅い世帯ほど、妻の1日の家事時間は長くなります。

■何を選び何を手放すか

我が家は夫との家事分担が期待できる環境ではありません。さらに、両親も遠方です。そしてフォローが必要な子どももいます。

新しい仕事を始めたり、勉強したいなと思ったり、趣味に時間を割きたいなと思ったり……でも何かをはじめるなら、今までやってきた何かを減らさないと、私の場合うまく回りません。

人には等しく24時間があります。今までやっていた家事を早く済まして……と思っても、それを毎日続けるのは大変なもの。

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収納だったら、24のケースに1つ1つ用事をつめて、入らなかった25個目については

「多すぎるから、大切なものはどれで、本当は不要なものはどれだろうか」

と自分を見直すのに、時間になると「詰め込んじゃえ」と思うのは不思議なものです。

最近、仕事量を増やしつつ勉強時間もとろうとしていたので、やっぱりパンクしました。来月からは少し仕事量を減らし、安定したバランスを探っていこうと思っています。noteは趣味の時間なので、この趣味タイムも少し増やしたい……


また女性の場合、つらくなって涙が出てしまうというとき、ホルモンバランスや自律神経の乱れが原因となっていることもあるので、家事バランスと同時に自分の体のことも考えてあげて欲しいです。私も以前はそれが分からなくてつらかった時期がありましたが、自分に合う漢方が見つかったおかげで、「悲しい気持ちはホルモンバランスが乱れているからだ」と客観視し、漢方を飲んで調子を整えることができるようになりました。


自分1人で踏ん張って立つしかない……そんなつらさを抱えている人は少なくないと思います。少し余裕が出てきたら、時間の使い方について考えてみてもいいかもしれません。

そして少しでも負担が軽くなるようなノウハウをお届けできるようになりたいです。一緒に頑張りましょうね。

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