Kurasu

京都から世界へ、より良いコーヒーの未来を目指して。 Kurasuは、カフェ事業および…

Kurasu

京都から世界へ、より良いコーヒーの未来を目指して。 Kurasuは、カフェ事業およびコーヒー豆・器具の販売事業をグローバルに展開する京都のコーヒースタートアップです。

マガジン

  • Kurasu Community

    Kurasuが参加したイベントのレポートや、コミュニティを広げる取り組みについての記事をまとめています。

  • Kurasu Meets

    Kurasuメンバーへのインタビュー集。バリスタやロースター、バックオフィスなど様々な場所でチャレンジを続けるメンバーたちの素顔に迫ります。

  • Kurasu Small Talk

    Kurasuメンバーたちのささやかな日常をお届けするマガジン。他愛のない会話の中に垣間見えるコーヒーの魅力や、そこから生まれるCoffee Tipsなどをお届けします。

  • Kurasu Business

    コーヒースタートアップKurasuの「経営」「事業」「ビジネス」のお話を集めたマガジンです。京都からグローバルに事業を展開する中での体験談や、コーヒー&カフェビジネスのヒントなど。

  • Kurasu Coffee Knowledge

    Kurasu編集部が、コーヒーをより深く楽しむためのナレッジをお届けするマガジン。意外と知らない産地の話、焙煎士やバリスタだけが知っている現場の知恵、あまり知られていないコーヒー器具の話まで、一杯のカップの背景にある広い世界をご紹介します。

最近の記事

Future of Coffee 未来のコーヒーを育む「てんとう虫少年」の記憶

京都の中心部にあり、多くの人が行き交う新京極通り。とあるビルの窓に、てんとう虫が張り付いている! という風の噂、聞いたことありませんか? 実はそのてんとう虫、コーヒーショップ「2050 Coffee」で開催した特別なイベント「Future of Coffee」と関係があるんです。 「なぜコーヒーショップの窓にてんとう虫が?」 その謎解きとあわせて海を渡る物語を紹介したく、今回のイベントに携わったAdamに話を聞きました。 次世代へのバトンを渡す取り組みーまず、今回のイベン

    • 50歳、散らばって見えた点が一本の線になった。京都のコーヒー会社で始める未来への挑戦

      Kurasuではさまざまなバックグラウンドを持つメンバーが活躍しています。ある日カフェで飲んだ1杯のエスプレッソに衝撃を受け、30代中盤で異業種からコーヒー業界に飛び込み、バリスタ、そしてロースターとしてキャリアを築いてきたKamadaもその一人。 2024年4月に50歳でKurasuに入社し、コーヒー部門全体のマネジメントを手掛ける彼に、これまでの経験とKurasuに入った決め手、現在の仕事とビジョンについて聞きました。 浮世絵ギャラリーの運営、Appleの営業職、そし

      • ブランド価値を伝える「ハッピーな商品企画」とは。SakiがKurasuで実践する“ものづくりの哲学”

        Kurasuのメンバーは、みんな昔からコーヒーが好きだった……というわけではありません。現在、商品企画チームのリーダーとして活躍しているSakiは、もともとコーヒーに興味がなかったといいます。 しかし、ある日たまたま近所のKurasu Ebisugawaでラテを飲んだことをきっかけに、彼女はコーヒーラバーになりました。お客さんとして数年お店に通った後、2024年2月、パズルのピースがそろうような瞬間を経てKurasuにジョインします。 ものづくりやバイヤーの経験を活かして

        • バリスタと走る休日。ランニングクラブを始めました - Kurasu Small Talk #4

          休日の悩みみなさん、休日は外に出る派ですか、それともおうちにこもる派ですか? ハムレットの「to be or not to be 」ほど、深刻な悩みではありませんが。「外に出るべきか、家にいるべきか」その問題に毎週のように悩まされる季節です。 梅雨が始まると、「家にこもってアイスコーヒーでも飲もうか」という気分になるかもしれませんが、まだ天気の良い日も多く、早朝と夕方は涼しい初夏。「夏に向けて冬布団をコインランドリーで一気に洗う?そこまで湿度も高くないから、外でアイスコー

        Future of Coffee 未来のコーヒーを育む「てんとう虫少年」の記憶

        • 50歳、散らばって見えた点が一本の線になった。京都のコーヒー会社で始める未来への挑戦

        • ブランド価値を伝える「ハッピーな商品企画」とは。SakiがKurasuで実践する“ものづくりの哲学”

        • バリスタと走る休日。ランニングクラブを始めました - Kurasu Small Talk #4

        マガジン

        • Kurasu Community
          7本
        • Kurasu Meets
          8本
        • Kurasu Small Talk
          4本
        • Kurasu Business
          4本
        • Kurasu Coffee Knowledge
          3本

        記事

          一杯の温かいひとときを 能登半島被災地炊き出し出店を振り返って

          石川県の能登半島は、元日に発生した地震の大きな被害を受け、現在も復興の途上にあります。インフラや建造物の修復、被災者の支援、心のケアなど、多岐にわたる支援が必要とされています。政府や地域の自治体、ボランティア団体などが協力して復興に取り組んでいますが、その道のりは容易ではありません。 Kurasuとしてはコーヒーができることを信じて、チャリティキャンペーンなどの活動をおこなってきました。そして先日2024年5月8日、能登半島に赴いて炊き出しに参加し、被災地支援活動を行いまし

          一杯の温かいひとときを 能登半島被災地炊き出し出店を振り返って

          とてもメルボルンな夜 - Nonstop Coffee Stand &Roastery × Kurasu イベントレポート

          Kurasuでは先日、金沢「Nonstop Coffee Stand & Roastery」のオーナー・山本史弥さんを迎えて、カッピングとトークを楽しむ1日限定スペシャルイベントを開催しました。山本さんには以前、サブスクリプションのパートナーロースターとしてお世話になりましたが、コラボレーションイベントは今回が初めてです。この記事では、イベント当日の様子をレポートしたいと思います。 オーストラリアでの体験という共通項石川県金沢市にあるNonstop Coffee Stand

          とてもメルボルンな夜 - Nonstop Coffee Stand &Roastery × Kurasu イベントレポート

          飲みかけのラテに魅せられて - Kurasu Small Talk #3

          とある日の訪問ある晴れた日、Kurasu Kyoto Standに立ち寄りました。カウンターの向こうには珍しくバリスタのRunatsuが立っていました。 いつものようにラテを頼んで、机に腰を掛けて待つ時間。Kyoto Standがあるのは、JR京都駅のすぐ近く。新幹線に乗る前のひとときをここで過ごすことが好きです。多様な言葉で交わされるお客さんの話し声、バリスタのスチーミング音が、まるで異国にいるかのような高揚感を与えてくれます。 美しい雑音が気晴らしになるというか、コー

          飲みかけのラテに魅せられて - Kurasu Small Talk #3

          コーヒーでつながる楽しさ。Kurasuがパートナーロースターと表現する世界観

          日本全国、そして世界中のどこへでも、美味しい一杯のために最高のコーヒーを届けたい。そんな想いから私たち Kurasuは、日本中のロースターとパートナー提携し、月替わりで個性的なスペシャルティコーヒー豆を届けるサブスクリプションサービスを提供しています。 今回はこの「Kurasuパートナーロースター」の取り組みについて、Kurasuの創業者で代表のYozo(大槻洋三)に語ってもらいます! Kurasuパートナーロースターを始めたきっかけ ――「Kurasuパートナーロース

          コーヒーでつながる楽しさ。Kurasuがパートナーロースターと表現する世界観

          地方銀行員が海外バリスタを経てPdMへ。一杯のコーヒーがひらいたグローバルな未来

          Kurasuではさまざまなバックグラウンドを持つメンバーが活躍しています。新卒で入社した銀行を辞めて、ワーキングホリデーでコーヒー文化の盛んなオーストラリアのメルボルンに渡り、現地のカフェでバリスタとして働いた経験を持つNaruoもその一人。 2021年にKurasuに入社し、海外器具事業「Kigu」の立ち上げを担った後、現在Kurasu全体のプロダクトマネージャーを務める彼に、入社のきっかけや取り組んでいる仕事、今後のビジョンについて聞きました。 新卒で入った銀行を退職

          地方銀行員が海外バリスタを経てPdMへ。一杯のコーヒーがひらいたグローバルな未来

          コーヒーの「旬」を嗜んでみませんか?

          気がつけば5月。日中は暑い日も増えてきました。中の人は暑がりなので、トマト、レタスといった夏野菜が好きです。昔から、夏野菜を植えるのは「八十八夜を過ぎてから」、つまり5月初旬頃が良いと言われているのだとか。四季の豊かな日本では、「旬」の食材が心身の豊かさに繋がっていると感じます。 しかし、実はコーヒーにも「旬」があること、みなさんご存じでしょうか?遠い地の土壌で育まれ、はるばる運ばれてきたコーヒーにも、「旬」のエッセンスが含まれています。 生産地によって異なるコーヒーの収

          コーヒーの「旬」を嗜んでみませんか?

          ルワンダコーヒー風土記 - アロマに隠された紛争と復興の物語

          Kurasuはこの春、ルワンダのコーヒー〈Ruli Honey〉をリリースしました。先日は、ヘッドロースター・Takuyaさんとルワンダのコーヒーにまつわる思い出話をブログにてご紹介しましたが、今回は「ルワンダの風土」に焦点を当てて記事を書いてみようと思います。 産地の風土を見るほど、知るほどに、コーヒーはより一層美味しくなります。コーヒーの香りや味を越えて、その背景にある物語に耳を傾けてみませんか。 復興と希望の象徴、コーヒーチェリー東アフリカの内陸に位置する小さな国、

          ルワンダコーヒー風土記 - アロマに隠された紛争と復興の物語

          エチオピアのコーヒーを飲みながらどんな音楽を聴いていますか? - Kurasu Small Talk #2

          コーヒーを飲みながらどんな音楽を聞いていますか? 暮らしの中で音楽の存在って、重要ですよね。音楽は美味しいコーヒーをより一層美味しくするレシピ。抽出と同じくらいこだわりをもっていたいものです。実際に、とあるアメリカの研究によると、音楽がかかっているバーで飲むお酒はより美味しく感じるという説もあるとか。 地球の反対側へ、音楽と共に忙しない日々を過ごしていると、毎日がこの先の計画を問われているような、そんな気分に陥る時があります。どこかに旅立ちたくとも、身が重い。足腰も重い…

          エチオピアのコーヒーを飲みながらどんな音楽を聴いていますか? - Kurasu Small Talk #2

          「オレンジの味」ってどんな味?コーヒーのフレーバーノートを紐解く

          一杯のコーヒーを飲むという体験。それは本来、見える色、触れる形、そして味わいに伴うフレーバーで満たされています。しかしながら、日常生活の忙しさに追われる中で、これらの感覚の細やかなニュアンスを見過ごしてしまうことも少なくありません。 そこで、ちょっと時間をとって、コーヒーから感じたフレーバーを「言葉」にしてみるのはいかがでしょうか。一見、単純な行為に思えるかもしれませんが、この取り組みはコーヒーに隠された豊かな世界を解き明かす鍵となり得ます。 フレーバーノートを読み解くと

          「オレンジの味」ってどんな味?コーヒーのフレーバーノートを紐解く

          サステナブルなコーヒー業界を目指して。LA出身のAdamがKurasuでキャリアを始めた理由

          京都のコーヒースタートアップ Kurasuでは、さまざまなバックグラウンドを持つメンバーが活躍しています。 アメリカ出身で、UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)を卒業後、慶應義塾大学大学院を経て2024年1月に入社したAdamもその一人。「Kurasuでキャリアのスタートを切れたことは幸運」とほほえむ彼に、来日やKurasu入社のきっかけ、今取り組んでいる仕事や今後のビジョンについて聞きました。 海外店舗のマネジメントから京都店の現場まで——Adamさんは2024年

          サステナブルなコーヒー業界を目指して。LA出身のAdamがKurasuでキャリアを始めた理由

          一筋縄ではいかない海外展開。Kurasu Bangkok閉店と、その先に見えた光

          「京都から世界へコーヒーカルチャーを発信する。」このビジョンのもとKurasuは、グローバルに事業を展開しています。シンガポール、ジャカルタ、香港……各地にカフェをオープンし、コミュニティを広げてきました。 しかし、その道のりはいつも平坦とはいきません。特にタイ・バンコクでの挑戦は、海外展開の難しさを知る機会となりました。2019年8月にオープンさせたバンコク1号店「Kurasu Bangkok」を、私たちは昨年7月にクローズしたのです。 バンコク進出からクローズまでのリ

          一筋縄ではいかない海外展開。Kurasu Bangkok閉店と、その先に見えた光

          京都のコーヒー屋さんが、初めての海外進出を振り返る

          2024年1月に、海外店舗8店舗目となるKurasu Hong KongをオープンしたKurasu。国内では京都に2店舗のカフェを構え、西陣の町家を改装した焙煎所から、毎週各国へコーヒーを届け、HarioやKalitaといった大手から個人作家の作品まで、Made in Japanのコーヒーと器具を京都から世界へと発信しています。 Kurasuが第一号店であるKyoto Standをオープンしたのは2016年8月のこと。その頃のKurasuは、今とは打って変わって従業員がバリ

          京都のコーヒー屋さんが、初めての海外進出を振り返る