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Kurasu Community

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Kurasuが参加したイベントのレポートや、コミュニティを広げる取り組みについての記事をまとめています。
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記事一覧

有田焼・波佐見焼の産地をめぐる - ものづくりの本質に触れる旅

こんにちは、Kurasuで商品企画を担当しているSakiです。私たちは今、オリジナルプロダクトとして波佐見焼(はさみやき)のマグカップ&ソーサーをつくっています。 波佐見焼の産地である長崎県波佐見町は、有田焼の産地である佐賀県有田町と隣り合っています。いずれも400年間以上にわたって焼き物の伝統が受け継がれている地域で、誕生した時期や技術的なルーツの近さから、両者は兄弟のように扱われてきました。 今回開発するマグ&ソーサーは、オリジナルプロダクトとして販売するだけでなく、

韓国の「아・아(ア・ア)」なコーヒーシーン、覗いてみませんか? - World of Coffee Busan Report

世界各地で愛されるコーヒー。いろいろな国や地域で、魅力的なコーヒーシーンが展開されています。今回はその中から、韓国・釜山(プサン)のコーヒーシーンをご紹介。Kurasuメンバーが実際に訪れたスポットの感想をピックアップしてお届けします。一緒に釜山の街を巡るような気持ちで、韓国のローカルなコーヒーシーンをお楽しみください! ノスタルジーが残る港街、釜山韓国第二の都市である釜山は、約330万人が暮らす港町として知られています。韓国全体が急速な成長を遂げている中で、釜山にはどこか

シカゴ、注目のカフェ巡り。大都会のスペシャルティコーヒーシーンを味わう

世界各地で愛されるコーヒー。いろいろな国や地域で、魅力的なコーヒーシーンが展開されています。今回はその中から、シカゴのコーヒーシーンをご紹介。Kurasuの代表Yozoが実際に訪れたスポットの感想をピックアップしてお届けします。一緒にシカゴの街を巡るような気持ちで、どうぞお楽しみください! 今回シカゴを訪問した主な目的は、スペシャルティコーヒー協会(SCA)のイベント「スペシャルティコーヒーエキスポ2024」への参加です。昨年のポートランドでのSCAイベントに続き、パンデミ

Future of Coffee 未来のコーヒーを育む「てんとう虫少年」の記憶

京都の中心部にあり、多くの人が行き交う新京極通り。とあるビルの窓に、てんとう虫が張り付いている! という風の噂、聞いたことありませんか? 実はそのてんとう虫、コーヒーショップ「2050 Coffee」で開催した特別なイベント「Future of Coffee」と関係があるんです。 「なぜコーヒーショップの窓にてんとう虫が?」 その謎解きとあわせて海を渡る物語を紹介したく、今回のイベントに携わったAdamに話を聞きました。 次世代へのバトンを渡す取り組みーまず、今回のイベン

一杯の温かいひとときを 能登半島被災地炊き出し出店を振り返って

石川県の能登半島は、元日に発生した地震の大きな被害を受け、現在も復興の途上にあります。インフラや建造物の修復、被災者の支援、心のケアなど、多岐にわたる支援が必要とされています。政府や地域の自治体、ボランティア団体などが協力して復興に取り組んでいますが、その道のりは容易ではありません。 Kurasuとしてはコーヒーができることを信じて、チャリティキャンペーンなどの活動をおこなってきました。そして先日2024年5月8日、能登半島に赴いて炊き出しに参加し、被災地支援活動を行いまし

とてもメルボルンな夜 - Nonstop Coffee Stand &Roastery × Kurasu イベントレポート

Kurasuでは先日、金沢「Nonstop Coffee Stand & Roastery」のオーナー・山本史弥さんを迎えて、カッピングとトークを楽しむ1日限定スペシャルイベントを開催しました。山本さんには以前、サブスクリプションのパートナーロースターとしてお世話になりましたが、コラボレーションイベントは今回が初めてです。この記事では、イベント当日の様子をレポートしたいと思います。 オーストラリアでの体験という共通項石川県金沢市にあるNonstop Coffee Stand

コーヒーでつながる楽しさ。Kurasuがパートナーロースターと表現する世界観

日本全国、そして世界中のどこへでも、美味しい一杯のために最高のコーヒーを届けたい。そんな想いから私たち Kurasuは、日本中のロースターとパートナー提携し、月替わりで個性的なスペシャルティコーヒー豆を届けるサブスクリプションサービスを提供しています。 今回はこの「Kurasuパートナーロースター」の取り組みについて、Kurasuの創業者で代表のYozo(大槻洋三)に語ってもらいます!  Kurasuパートナーロースターを始めたきっかけ ――「Kurasuパートナーロース

カタリストたち、ようこそ京都へ!ZEM COFFEEカッピング会のご報告

ドリップバッグでもリリースされ、絶賛販売中の〈Ethiopia Hamasho Coffee Cherry Co-Fermentation Washed〉。このコーヒーに潜むストーリーは、2023年のWBC視察での偶然な出会いからはじまった買い付けがきっかけです。まだ、Hamashoの豆ブログを読まれていない方は、ぜひ合わせてご覧ください! 「触媒」(Catalyst)という言葉から由来するカタリスト・トレードは、コーヒーチェリー本来の風味を尊重し、伝統的な手法から革新的な

フェスを通した学びのアップデート - GOOD COFFEE FESTを振り返って

全国から個性豊かなコーヒーショップが一堂に会する「コーヒーフェスティバル」が人々を魅了しています。2024年3月8日から14日にかけて福岡の博多阪急で開催された「GOOD COFFEE FEST」もその一つ。今回、私たちKurasu・Kiguチームもこのイベントに参加しました。 コーヒーコミュニティが集うこの刺激的なイベントに、バリスタとして参加したのはRisaさん。この記事ではイベントを振り返りつつ、彼女が得た学びについて伺いました。 Risaさん、おかえりなさい!

コーヒー屋さんが挑んだ「映画館CM自主制作」プロジェクトの裏側を振り返ってみる

こんにちは。Kurasu CFOの杉浦です。突然ですが、みなさんは映画がお好きですか? 私は大好きです。特にクリストファー・ノーラン監督やドゥニ・ヴィルヌーヴ監督のファンで、新作が出ると公開日に観に行きます。 Kurasuの本拠地・京都で、街の中心部にある映画館といえば、新京極商店街にある「MOVIX京都」です。そのMOVIX京都で今、Kurasuの新しいコーヒースタンド「2050 Coffee」の「映画館CM」が流れているのをご存知ですか? 実はこのCM、広告会社に作っ