【読書感想】ライフサイエンス 

【実践報告 読書感想】

■ライフサイエンス 著:吉森 保

amazon.co.jp/dp/4822288668

とにかく面白かった。

350ページほどありボリュームがあるが、細胞の基礎の基礎からオートファジーまで、大変わかり易く、流れやつながりもよく、ドンドン読み進めたくなる本でした。

もちろん専門的な内容は素晴らしいのですが、それを私たち一般に向けて始終わかり易く、内容が一貫しており、読み手への配慮の秀逸さを感じました。

確かに友達が全ての人におススメ。としていた理由がよくわかりました。

個人的にはオートファジーに興味があって、手に取りましたが、細胞や病気、ウィルス、ワクチンなど健康に関する原理が簡潔にわかり大変勉強になりました。

■読んだ目的

オートファジーを学び、16時間断食をより効果的なものにする。

中条さんのブログを見て、16時間断食をGWから開始。そのためにオートファジーに興味を持ち本書を読むことにしました。

少し話はそれますが、16時間断食で体の調子が良く、アレルギー性のアトピー持ちなのですが落ち着いてきたように思います。


■印象的だったこと

●年を取る ≠ 老化

人間は年を取れば老化するが、アホウドリは完全な健康体のままある日突然寿命を迎える。これは生物が年を取ると老化することが当たり前でないことを示している。

そのため人間も年をとっても老化せずに済む可能性がある。

さらなんと、ベニクラゲは死にない。

死さえも当たり前ではなく、人間が進化の過程で「死」を選んでいる可能性が高い。そのため、人間は死ななくてよくなるかもしれない。

●オートファジー

・炎症を抑える効果がある。

 つまり自分のアレルギー性アトピー性皮膚炎にも効果があるということ!これは活性化させるしかない!

・活性化するには、運動、腹八分目、油っこ物を避ける

 昔から体に良い。とされているものは、大抵良い。

・活性化する食べ物

 豆類が発行したもの(納豆、みそ、醤油など)、チーズ、キノコ、赤ワイン など

◎注意点

・オートファジーは免疫強化に有効だが、

 ガンは促進してしまう。

・プチ断食はオートファジーに効果的とされているが、どういう方法がベストかまだ分かっていない(本書は2020年12月発行で、著者はオートファジーの第一人者。その方が「わかっていない」とのこと)

 著者はお昼を抜いて、遅めの朝食、早めの夕食にして、空腹な時間を作っている。とのこと。

 厳密に「何時間断食」とか、拘らなくてもいいかもしれません。

・空腹でオートファジーは活性化するが、長い断食は筋肉がやせる。脂肪細胞はエネルギー蓄積しているので、後回し。

 結果、長い断食は手足がやせて、ポッコリお腹になる。

■これからどうするか?

16時間断食を継続。ただし、16時間にはとらわれず、空腹な時間を作ることを大切にします。

ちなみにオートファジーは食後4時間で活性化し出すそうです。

油物を控えて、出来るだけ運動を増やします。

ワインは白から赤に変えようかな。。。

■3か月後

プチ断食と油物を控ええることを継続してで、アトピーの改善を試みる

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大変に興味深く、またその興味が続いて、どんどん読み進められ、常に次が気になってしょうがない!早く読みたい!となった、非常に面白い本でした。

私からも皆様にお勧めです。

以上 読んでくださって有難うございました。

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