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児童書を読みながら……🌸🌸🌸

 児童文学は奥が深いです。
 読者の年齢を考えて、対象年齢に合わせた言葉で書かれているのです。
 子どもの頃に児童書を読んだ記憶がないので、読むとワクワクするのです。
 児童文学に出会えてよかったです。

 きっかけは「船橋市文学賞」児童文学の選考委員が「魔女の宅急便」の作者の角野栄子さんだったので、お会いしてみたかったのです。
 しかし、船橋市民でも在勤でも在学でもなったので、公民館で文化活動をしなければ応募できなかったのです。
 それで見つけたのが「津田沼童話の会」だったのですが、入ってみたら、わたしのレベルとは雲泥の差がある会員ばかりだったのです。
 発足は昭和57年だそうで、しかもプロの児童文学作家に年に1度合評してもらっている、という本格的なサークルだったのです。

 そして、怖いもの知らずの私は「季節風」がどういう同人誌であるかも知らずに事務局の方の「やる気があるなら入会しませんか」というお誘いに軽い気持ちで入会しました。
 童話の会の講師に「井口さんどこからはいったの?」とメッセージをもらって、後悔先に立たずってやつです。
 でも入ってしまったからには作品を書くしかならず、必死で児童文学を読み始めました。
 私は変に律儀なので、締め切りには作品を応募しなければ、と思ってしまうのです。
 それでも一歩一歩進化しているようなのです。

 私は子ども時代の自分が好きではありません。
 だから自分を主人公にしたような作品は書きたくありませんでした。
 しかし、講師からわたしに課せられた課題は「自分の分身」を創り出して作品を書くように、というものでした。
 おかげで、子ども時代を振り返るながら、児童書を読むようになりました。
 子どもの私によく頑張ったね、といってあげなくちゃ、と思うようになりました。

 がんばりましょう。
 子どもだった自分と会話をしなければ、と思います。

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