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海と2つの神社:大洗磯前神社・酒列磯前神社
こんにちは
残暑と言えど、今年の夏はずっと暑いままな気がしますね。
そんな中、ずっと訪れてみたいと思っていた場所に行ってきました。
今回はそのお話をしていこうと思います。
お付き合いくださると嬉しいです。
|2つの磯前神社
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ということで、訪ねた場所というのは茨城県にある「大洗磯前神社」と「酒列磯前神社」の2社です。
どちらの神社も海のすぐそばに鎮座し、海との関係性が濃い神社であり、また医療にも関連した御祭神が祀られております。
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平安時代に編纂された歴史書である「文徳天皇実録」によれば斉衡三年(856年)12月29日に常陸国鹿島郡大洗の海岸に御祭神大名持命・少彦名命が御降臨になり、塩焼きの一人に神がかりして、「我は大奈母知、少比古奈命なり。昔此の国を造り訖へて、去りて東海に往きけり。今民を済わんが為、亦帰り来たれり」(現代意訳:私は大名持、少彦名命である。日本の国を造り終えてから東の海に去ったが、いま再び民衆を救うために帰ってきた。)と託宣され、当社「酒列磯前神社」が現在のひたちなか市磯崎町に創建され、また同時期に現在の東茨城郡大洗町には「大洗磯前神社」が創建されました。
少彦名命が酒列磯前神社の主祭神に、大名持命は大洗磯前神社の主祭神としてお祀りされるに至りました。
御創建の由緒からもわかるように酒列磯前神社と大洗磯前神社は二社で一つの兄弟神社となっております。
さらに詳しくは下記の各神社のサイトをご覧いただければと思います。
▼大洗磯前神社
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▼酒列磯前神社
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簡単な概要でしたが、
ここからは、大洗、酒列、それぞれの磯前神社を体験してボク的に、いいなって思った見どころっぽいお話をしていきますね。
|光の道
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大洗磯前神社には海に鳥居があるのが有名です。
「神磯の鳥居」と言われ、神さまが海に降り立ったとされる岩礁にある鳥居。
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実際には見れなかったのですが、サイトなどに載っている日の出の写真を見てみると、確かにそう思えちゃいます。
つまり光の軌道を考えた時、日が昇り、海面を照らし、その光が鳥居をくぐり、日の上昇につれて社殿まで伸びていきます。
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そうした一連の流れ、時間、光の動き、を想像してみると神秘的な何かがそこを移動している、そう感じるのはわかる気がしますし、目に見えないからこそ、神さまを感じる、になるんだと思います。
神々しい、っていう
ぜひ神磯の鳥居から二の鳥居、そして階段を昇り社殿を目指してみてほしいです。
その動線が光の道をイメージ出来ると思います。
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階段を登り切った眺めもとても素敵です。
|樹叢(じゅそう)の参道
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海との関係が強かった大洗磯前神社でしたが、酒列磯前神社は、森、です。
海はすぐ側にあるのですが、樹木に囲われた境内。
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参道は樹木のトンネルで、蝉の鳴き声が鳴り響き、木々の間からの木洩れ日は素敵で光と影が揺れ動く中を歩く空間は安らぎを感じます。
そして、抜けた先に社殿が現れます。
参拝を終え戻る時はメインの参道の脇にある、海の見える鳥居に立ち寄ってほしい。
鳥居に切り取られた漁港の景色がとても素敵なんです。
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大洗磯前神社とはまた異なり、どこかノスタルジックな気持ちにさせてくれます。
たぶん、森、蝉、夏、海、漁港や周辺の風景が合わさってそのような印象を受けたのかもしれません。
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ということで、
ここまでお話をしてきましたが、実のところ暑過ぎて各神社の周辺を歩いてみようかとしたのですが、さすがに諦めました。
ただ、違う季節にはその時ならではの風景を体験できると思いますので、お好きな方は訪ねてみてください。
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ボクも涼しくなったらまた訪ねてみます。
それではこの辺りで失礼します。
今回もご覧くださりありがとうございました。
ではまた
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