ボクの好きな歩き方#02
新年あけましておめでとうございます🌅
2023年が始まりました。
年末には、良い年をお迎えください。
年始には、明けましておめでとうございます。
節目の時の挨拶や掛ける言葉って心遣いや感謝が込められていて、日本語のこういうところが素敵だな、ってふと思うときがあります。
皆さんはどのような年末年始を過ごしたのでしょうか?
ボクは今年も京都へ来ました。
自分の中では定番化したかのように年が明けたら京都に来て、好きな歴史や文化や建築に触れています。
枯山水庭園を眺めながら、ぼんやりとどうしていこうかな、とか考えている時間に今年の始まりを感じています。
ということで、今年も「ボクの好きな歩き方」というタイトルで始めていこうかと思います。
昨年は歴史の時間に沿って歩いてみるというお話でした。
▼昨年(2022年)の記事
そして、今回は「水」に焦点を当てて歩いてみたお話から2023を始めていきます。
それではどうぞ。
■水と暮らし
「水」はボクたちの暮らしにとって欠かせないものです。
その元を辿って行くと山から湧いた水が流れ出し、川となり、植物や生物の営み、人にとってはその水源を活用して街や農業や生活のために使われています。
そう、水は生きる源、とも言えるのではないかと思います。
昨年にいくつかの地域に伺った時、共通に水と暮らしの関係がとても深く、地域や文化を作った背景には水源があったことがとても印象的でした。
郡上八幡も飛騨高山も佐原も鹿嶋も、どこも側には水があった、ということです。
そして、京都にはいくつかの川が流れています。
その昔、平安京をこの地に開く時に京都の地形や環境がまちづくりに適していたとも言われています。
ボクはその川の一つ「鴨川」を中心に、京都の水源から生まれた文化などを探索してみようと思い、今回は「水」をテーマにしてみました。
昨年もそうでしたが、テーマを決めておくことで京都のように広い範囲で歴史的にも深い場所を闇雲に巡らずに済むのが利点だと思います。
キッカケはネットでも雑誌からでも構いません。
そこから気になる情報をピックアップしていって例えば建築なのか、食文化なのか、伝統工芸なのか、歴史順なのか、自分の好きとリンクしたことをテーマにしてみる。
そうしてみると、これまで見えなかった自分なりの京都を知ることが出来るのでオススメです。
■神域から人へ
鴨川の水源の一つと言われている貴船神社から下鴨神社、鴨川デルタ、街中に流れる派生した川、井戸水など。
川上から川下に向かって目に映る水景は、神域では御神水として崇められ、人のエリアに入ると歴史的には水運として活用されていたこと、または暮らしの水として利用されていました。
今でも現存する井戸水を汲みに来る方もいましたし、街中を流れる川は風景を彩るアクセント(川床や店先)に至るまで密着している水は人にとって大切な関係である事を実感します。
河川は時には氾濫というネガティブな側面もあります。良い面だけではなく、そうした一面もある事を受け入れながら自然と共生していくこと、そして「恵み」である事は忘れちゃいけないなって思わせてくれます。
それだけに街中の川に、ゴミが浮いている姿は残念な気持ちになってしまいます。
水は日本全国、いや世界共通でとても大切な天然資源だと思います。
本やテレビやネットなどからの情報だけではなく、こうした体験がより自分ごとになって向き合えるのかな、なんて感じています。
ということで、
ザザッとダイジェストのように話してきましたが、ひとまずこの辺りで締めたいと思います。
伺った個々の場所はまた別の機会で綴っていきますので、その時は改めて耳を傾けてもらえたら嬉しいです😊
それでは、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
▼これまで訪れた記録はこちらから
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