パンフレット第二版に向けて@みやの森カフェ
こんにちは。
発達障害の薬はじめてガイド、中の人1号の仲田です。
寒くなってきましたね。私は、うつヌケの田中先生と同じく気温の低下にダメージを受けるタイプなので、今の季節が一番つらいです。
毎年、なんとかうつの底まで行かずに乗り切れますようにと祈っています。
今年もすでにだいぶ参っていますが、以前に比べて少しずつ、倒れる前に休んだり、周りの人に助を求めることができるようになり、活動できています。
さて、皆様のおかげでパンフレットを増刷できることになったので、第二版の入稿に向けて、本格的に作業を進めています。
今週末は、初版から製作に協力してくださっている、富山のみやの森カフェ(Ponteとやま)に、前田印刷さんの作ってくださったサンプルとともにお邪魔して、文字サイズを決める会議をしてきました。
というのも、文章を読むのが得意ではない、という方から、行間を広くしてほしい、という要望が複数件寄せられており、文字サイズを少し小さくして
行間を確保することを検討しているからです。
私自身は、活字を見たら無意識に読んでしまうぐらい読むのが得意な人間です。文字はギチギチのカタマリになっていたほうがいい派なので、正直そのあたりの感覚はわかりません。そこで、いろいろな特性をもつ人があつまるみやの森カフェで、おいしいごはんを食べながら、みんなの意見をきいてみよう、ということになったのでした。
一言で「読むのが苦手」といっても色々なタイプがいるのですよね。字が細いとよく見えないという方がいる一方で、太いとつぶれてしまうという方もいて。背景の色に関しても、1項目ごとに色を変えてほしいという要望もあれば、背景に色がついていると極端に読みにくくなるという方もいらっしゃいました。また、行間をあけるとどうしても字が小さくなってしまうのですが、やはり老眼のある方からはできるだけ字を大きくしてほしいという要望もあったり。
読みの多様性については大学院時代に、ディスレクシアの研究をされていた宇野先生の授業で教わっていたものの(宇野先生が監修されたコミックエッセイ「うちの子は字が書けない」シリーズ面白いです)、実際に多様性を目の当たりにするのは、エキサイティングでありました。
最終的にどうするか、ということは、皆様のご意見を参考にしつつ、監修の許斐先生とも話し合って決めたいと思います。
ちなみに、12/11(日)に、みやの森カフェに集う若者チームがイベントに登壇するそうなので、北陸の方はぜひお越しください!
参加申し込みはこちら!
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