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不快の反対で生きる

2回目のおうちづくりは非常にスムーズでした。家族もこれ以上は増えないだろう。ペットも飼わないだろう。自分たちで予想できる範囲のことは、夫婦で細かく話し合いながら、今後どうなるのかを一緒に考えて、ひたすらノートに書きました。

そして、今住んでいる3階建の家での不快・不便ポイントをひたすら出しました。細かいこと、改善するには勇気がいるようなことでも、お金がすごく高くなることでも、とにかく全てノートに書きました。叶う叶わないは一回置いておいて、自分にとって、もっとこうだったらいいのにな!をひたすら書きました。

そこでの気付きは、同じおうちに住んでいても感じ方は夫婦それぞれで、夫とわたしの不快ポイントが思ったよりもズレていたこと。わたしが「ここが不快なの!不便なの!」と熱弁しても、「僕はなんとも思わないなぁ」と言われてしまうこともありました。おうちにいる時間も違うし、やる家事も違うので仕方がないことなのだと思いますか、好みの問題とかこだわりがそこまでないとか、話し合う中でよりお互いのことが知れて面白かったです。

これって生き方もそうだし、パートナーに求めることとか、夫婦関係において大事に思うこととか、全てに共通するなぁと思いました。

ひとりで生きていきたい人も居るし、大家族に憧れる人もいる。夫が単身赴任でも大丈夫な人もいれば、海外にでもついて行く人も。休日は家族とずっと一緒の人も居れば、ひとり時間を作る人もいますよね。大事なのは、世間一般で言われる幸せのカタチに惑わされることなく、自分の幸せは何か知ることなんだと思います。

幸せってなに?!好きって何?!
ってなると、途端によく分からなくなって、あーめんどくさい!となるわたしは、いつも不快に注目して生きてきた気がします。

どうなりたいか!より
どうなりたくないか、みたいな。
これが欲しい!より
あれはいらない!とか。
なんだかマイナスな印象になってしまうんですけど、でもいつもそんな風に考えていました。

思えば今回のおうちづくりも、そのように考えて理想に辿り着きましたし、わたし婚約破棄していて割とドラマみたいな経験をしているんですが、その時も同じようにノートに嫌だったことを書き殴って、次恋するなら反対の人にする!と決意しました。

不快の反対で生きる!と決めるのおすすめです〜


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