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【いだてん第13話「復活」~熊本城マラソンでいだてんを再現。~】

 元号が「令和」へ。

 元号が「令和」に決まり、日本中でニュースのトップを飾っています。イチロー選手の引退の時もそうでしたが、元号が変わるとより「1つの時代が終わる」ということを感じます。

 しかし、時代が移り変わったとしても、先人たちの歩みの上で私たちが平和に生活できることを忘れてはならないでしょう。

現在大河ドラマ「いだてん」で登場している主人公、金栗四三も、その先人の1人。

 第13話「復活」では、ストックホルムオリンピックで主人公、金栗四三が《行方不明》という結果でレースを終えた後のストーリーを描いています。

順調に走っていたはずの四三が、なぜ《行方不明》となってしまったのでしょうか。そのいきさつを振り返ってみたいと思います。

コースアウトしてペトレ家に迷い込む四三

 四三は30℃を超すストックホルムの猛暑の中、レース中に熱中症となり、体が突然動かなくなってしまいます。精神力をふりしぼって走ろうとするも、意識がもうろうとするなかで途中、レースのコースを間違ってしまいました。

そしてペトレ家という、ある家の敷地にたどり着き、とうとう庭の木陰に倒れてしまいます。

庭で食事をしていたペトレ家の人たちは大慌てです。症状を重くみた婦人たちが急いで水分補給や食事をとらせます。

ドラマ中では、「レモネード!レモネード!」と婦人がさけび、急いで手当てをしていました。

ドラマ中では説明がありませんでしたが、この時ペトレ家の人たちがもてなしたのが、シナモンロールラズベリージュースでした。

手厚い看護のおかげで四三は意識を取り戻し、オリンピック日本団の宿舎のベッドに戻って横になっていました。

しかし、レースは終わっており、公式記録としては、途中棄権でもなく、《行方不明》となります。

四三にとっては無念のレースとなりました。
しかし、ここで負けて終わらない四三。

この悔しさをバネに日本でのマラソン熱を高めていくこととなります。その様子が次回、第14話の主な内容となるでしょう。

熊本城マラソンで四三とペトレ家のエピソードを再現

このペトレ家でのエピソード、実は熊本城マラソンで再現するためのイベントが行われていました。

2019年大会の限定イベントとして、四三が離脱してしまった26.7km地点で、「シナモンロール」と「ラズベリージュース」を5000名限定で振る舞いました。

このシナモンロールとラズベリージュース、玉名にある、玉名女子高等学校の生徒が制作したそうです。

参加したランナーたちにとっては、四三の気持ちを味わうことのできる、今年限定の、貴重なレースだったのではないでしょうか。

教育のこと、授業をしている倫理や政治経済のこと、熊本の良いところ…。 記事の幅が多岐に渡りますが、それはシンプルに「多くの人の人生を豊かにしたい!」という想いから!。参考となる記事になるようコツコツ書いていきます(^^)/