『僕がコントや演劇のために考えていること』椎名林檎とも共演あり!ラーメンズ小林賢太郎のエッセイ本
たぶん、興味のない人にとっては「小林賢太郎って誰やねん!」って感じだと思うのですが。文学好きはぜったいハマると思うの。
今回は「プロフェッショナル 仕事の流儀」を見るのと同じ温度感で楽しむエッセイをご紹介したいなと。
そういえば以前、著者の小林さんは椎名林檎さんと対談されていました。
あとはね、むかしバナナマンやおぎやはぎともライブをやったりしていた、その世代の方です。
小林さんは、とても職人気質でストイックな方で、エッセイの中では「我慢ではなく努力、後悔ではなく反省」というかっちょいいことも言ってる。
「なんか、背筋がピンと伸びる言葉を浴びたい」って人におすすめ。
小林賢太郎って誰やねん
知らない人にとっては、まずはそこよね。この動画のサムネイルのお方、テレビで見たことありません?片桐仁さんというお方。
テレビドラマに数多く出演されている片桐さんですが、実はラーメンズというお笑いコンビを組まれています。その相方が、今回ご紹介するエッセイの著者、小林賢太郎さんなのです。
小林さんは、2020年に表舞台での活動を引退されてしまったので、ラーメンズは事実上の解散になってしまいましたが、現在も裏方として、様々な活動をされています。
美大出身で、絵も描ければ、モノも作れる。表舞台も裏舞台も、すべてこなせるスーパーマンだなと、わたしは思う。
椎名林檎との共演も?
冒頭で、小林さんは椎名林檎さんと対談していると紹介しましたが、実は、そのずーっと前、ある映像作品でも共演しています。それがこの『百色眼鏡』。
これ、ただただ美しい大正ロマンって感じなので、その世界観が好きな人は買って損はないと思う。椎名林檎さんの楽曲も堪能できます。あらためて調べたら、2003年だったわ。もう15年以上も前の作品なのね。
さいごに、ラーメンズのコントの中でも言葉遊びが秀逸な作品を載せておきます。興味を持つ方が増えたら楽しいな。
エッセイの紹介というより、小林賢太郎さんの紹介になりましたが、ぜひ興味が出た方は、エッセイから入ってみてね。
■この本が気に入った方には、こちらもオススメ
小林賢太郎さんの短編集。とにかく、他では類を見ない発想で、想像もつかない展開が盛りだくさん。さいきん、似たような作品ばっかり読んでるかも、って人におすすめです。
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