くまこ

30代 気負わず楽しんで自由に日々の考えたこと、エッセイや日記を書いていきたいです。本…

くまこ

30代 気負わず楽しんで自由に日々の考えたこと、エッセイや日記を書いていきたいです。本、雑貨、フルーツ狩り、家計簿をつけるのが好き。疲れた時は家で一人で過ごしたいタイプ。たまにパンをこねたりもします。

最近の記事

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英語で気持ちを伝えたい、という気持ちのまま動いたら好きなものが見えた

「はじめまして。」 英語のイントネーションたっぷりの日本語で先生は自己紹介してくれた。私の塾にアメリカ人の先生がやってきた。中学2年の時だ。 飛行機にも乗ったことのない田舎育ちの私にとって、初めて会う外国人だった。 先生はまさに欧米人、というような大きながっちりとした体形で強そうなのに、私たちの目の前で何度もハンカチで汗をぬぐい、顔を赤らめて立っていた。 黒板の英語の文字を読むときは、緊張しているのが子供心にも伝わってきた。そして、その一生懸命な姿に先生の人柄の良さも伝

    • モヤモヤした日はメロンパンを作る

      メロンパンを久しぶりに作った。 メロンパンってメロンが入っていないって知ってました? 子供の頃からただ何となく、全部のパンにメロン果汁が多少なりとも入っていると思っていた私。 一昨年、初めて友人のパン教室で、ほとんどのメロンパンにはメロン果汁が入っていないという事実を知った。 入っていると思い込んでいた何十年。思い込みって怖いと実感した。 メロンパンの魅力そんな私にとっていわくつきのメロンパン。 正直パンの中で一番好き。 あの周りのクッキー記事のサクサク感とほんわかふっく

      • 報われなくても経験値は上がった

        ノートを始めてから、最初はなんとなく不定期に更新していたのですが、 ここのところは遠ざかっていました。 いろいろ理由(言い訳?)はあるのですが、日々新しいチャレンジや創造を続けるフォロワーさん達に刺激され、モヤモヤしていた日々に区切りを打つため、久々に書きたいと思っています。 新しい仕事との出会いそして選考ここ数カ月、転職したいという気持ちが日々強くなり、情報収集に励んでいたのですが、見つけた瞬間にこれだ!と思う仕事との出会いがありました。 外国の事務所のオフィスワーク

        • イヤイヤ期の息子に苦い薬を飲ませる

          夜中、息子は何度も起きた。 鼻水に色がついてねばねばしていたために、寝ていると苦しいようだった。 息子はまだ2歳なので、自分で鼻水をかめない。 次の日、小児科に連れていくと、抗生物質の粉薬の処方箋をもらった。 薬局では薬剤師さんが苦いので、と説明してくれた。注意書きの紙もくれた。 息子にとってはたぶん2回目の抗生物質。 初めての時は乳飲料と一緒に飲ませてすんなり飲んでくれた。甘くておいしかったのか、薬を飲む準備をしていると嬉しそうだったくらいな記憶。 ただその乳飲料はた

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        英語で気持ちを伝えたい、という気持ちのまま動いたら好きなものが見えた

          娘が1日ママになった日のこと

          「ママ、疲れてる?」 娘がなぜかウキウキした様子で聞いた。 「えっ! そう見える?」 見抜かれたことと、娘の笑顔の表情が気になって、どこかいぶかしげに答えてしまった。 「うん。だからね、これ。」 そう言って娘から渡された大きな余白いっぱいのノートには、こう書かれていた。 その日にやることをかいてね。となりのページをつかってもいいよ。 「明日は私がママやろうと思って。だからママがいつもしていることを書いておいてね。明日のお休みは朝から私がママだからね。」 娘はマ

          娘が1日ママになった日のこと

          箸が転がっても笑う

          「今まで一番おもしろかったことは何?」 娘に聞かれて、何だろうと思い返した。娘は最近夜寝る前にいろんな質問をしてくる。 私が答えるのを聞きながら少しずつ眠くなっていくのが心地いいらしい。 一番面白いって、なかなかハードルの高い質問だ。 人生で一番面白いって、相当なおもしろさでないといけない。 そういえば最近、お腹を抱えて笑うことが全然ないなあ。 「そんなの思いつかないよ。」と言ったものの、意外とぱっと思いついた。もしかして、あれかな? いや、他にもあったはず。と、思い返す

          箸が転がっても笑う

          雑貨が好き!

          昨日、ドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」の最終回でした。 とわ子が元夫たちとボウリングの真似をするシーンで、「あなたが好き!」とかわいく言うのですが、その感じでタイトルを書いてみました。(ドラマを見てなかった方、わかりづらくてすみません。) ただ好き、というより、ちょっと子供のように言ってみたい気持ち。 「大豆田とわ子と三人の元夫」、インテリア目線だけの話でいうと、全体のおしゃれな雰囲気や、インテリアや洋服もとても洗練されていて、なんとも毎回癒されました。 最終回に出

          雑貨が好き!

          最悪の目覚めもnoteに書こうと思ったら最悪でなかった話

          朝方なると聞こえてくるあの不快な音。 もう2日目だ。 あいつの高い音で目が覚めた。 朝の4時半。 最悪の目覚め。 昨日さよならしたはずなのに、また今日も。 あいつに起こされたというイライラと、なぜ部屋に入ってきたのかわからないモヤモヤ。 部屋を不快な音が鳴り響く。たまに耳元に近づく。 子供たちは寝ているので、静かにさよならしたい。 夫も気配を感じて眠そうに起きたが、ただぼーっとしているので戦力外。 戦いの始まりひとまず目視で部屋中を探す。 音が大きいので、体も大

          最悪の目覚めもnoteに書こうと思ったら最悪でなかった話

          何かを形にできることへの憧れ

          最近よく、自分で何かを創り上げる人ってすごいな、素敵だなあと思う。 自分の思った通りのイラストを描いたり、物や本を作ったり。 Web上でデザインを作り上げるとか、ファッションのデザインとかも。 ふと自分が今まで自分の手で創り上げたものってあっただろうか?と振り返ってみると、あんまりないような。 もちろん学校で美術の時間に絵を描いたり、工作や習字をやったりした。が、それは課題があったりして、どちらかというと作りたいと思って作ったわけではないので、除外。 仕事でも創り上げ

          何かを形にできることへの憧れ

          今年も梅仕事をしましたが、少し様子が違う。

          毎年恒例なのですが、梅シロップを作って梅ジュースが飲みたいがために梅を仕込みました。 例年と違うのは、息子(2歳)が一緒にやってくれたこと。 息子と初めての梅仕事洗ってへたを取った後、キッチンペーパーで丁寧に拭く作業をしていると、興味深々に目を輝かせて近寄ってきた息子。 「ちょっとお手伝いする?」と聞くと、にんまりと。 そしてすぐ「うん!」 自らダイニングの椅子を移動させ、キッチンに入り、準備完了。 生まれて初めて見る梅。見るのも触るのも初めてなので、手に取って興

          今年も梅仕事をしましたが、少し様子が違う。

          母からの荷物を開けたら

          今日実家の母からたくさんの荷物が届いた。 今日届いたのは20キロ近いじゃがいもたち、母がお勧めの甘いとうもろこし、かりんとうやカステラなどのお菓子などなど。 ここ1年半くらいの間、母と父は使われていなかった畑を耕し、本格的に野菜を作っていて、収穫すると送ってくれるようになった。 ダンボールが届くと子供たちは嬉しそうに開けて中から取り出し、笑顔を見せる。 息子は重いじゃがいもの小分けの袋をよいしょよいしょとパントリーへと運ぶ。その姿を見るのはいつも嬉しく、時に寂しい。

          母からの荷物を開けたら

          30年ぶりにやってみたい

          小4で習い事をほとんど辞めた。 30年近く前に話になってしまうのだが、当時習っていたのはピアノ、そろばん、習字だった。辞めた理由は塾に行くため。 その当時の私にとっては塾に行くこと、志望校に受かることが挑戦であり、すべてだった。他のことはもういいかな、って思っていた。 ピアノは正直好きじゃなかった。だから前向きな理由で辞められることに安堵していた気持ちもあった。 そろばん、習字は名残惜しい気持ちもあった。でも塾に入るんだ、そのために仕方ない、と前向きに思っていた気がす

          30年ぶりにやってみたい

          究極の趣味

          夫の父は自分で木を使って物を作るのが得意だ。 そのクオリティには驚くものがある。木の独特なラインをきれいに表現したデザイン性と加工の素晴らしさ。 誕生日や実家に行った帰りにプレゼントとしてくれるのだが、その技術に毎回びっくりする。 ある時、「とっても素敵だから、売ってみたらどうですか?」と聞いてみた。 こんなに素敵な作品なら、どこに行っても売れると思う、と本当に思って言ったのだが、夫の父はどこか照れくさそうに、でも真顔で言った。 「これを作るのはとにかく楽しい。大切

          究極の趣味

          見えないハードルを越える

          一日一日がとても早くあっという間だと、よく思うことがある。 30代に入ってから特にそう感じることが多くなった。気のせい? ついこの前、年が明けたのにもう6月とは。何かがおかしい。 あと半年もしたらまたすぐ年末じゃないか。どうやら、夫も友人も同じことを感じているようだ。 調べてみたらジェネーの法則というのがあるらしい。時間の心理的な長さは年齢と反比例するのだという。 30歳なら人生の30分の1と感じる。3歳なら3分の1。どうりで1年がやたらと短く感じるわけだ。と考えると

          見えないハードルを越える

          二度おいしいアヒージョ

          職場の先輩に勧められてカルディで初めて買ったアヒージョの素。 結論から言うと、とにかくおいしくてお勧めです。 一パックに2回分も入って160円ちょっとでお手頃。 オリーブオイルに混ぜて、好きなシーフードやキノコ、野菜を一緒に入れるだけで、すぐに本格的なアヒージョになりました。 家で普段食べない料理ということもあって、満足感が半端ない。 アヒージョって外食でしか食べたことなかったのですが、家でもこうして気軽に食べられるって幸せだなあと感じたのでした。 パンにつけて食べ

          二度おいしいアヒージョ

          庭のさくらんぼの木

          5年くらい前に植えたさくらんぼの木。毎年少しずつ大きくなって、はじめは小さな1メートル弱くらいの苗木だったのが、今や3メートルを超える高さになった。 今年は特に豊作だった。取っても取っても食べきれないくらいのさくらんぼができた。子供たちもとても喜んで収穫した。 それにしても、さくらんぼの木の成長がすごい。 お隣の家との境界にも触れそうな勢いだし、伸び続けたら上に実ったさくらんぼを取ることもできない。そこで庭屋にお願いして、少し切ってもらうことにした。 見積りがてら見に来

          庭のさくらんぼの木