006.病気と向き合おうが向き合わなかろうが時は経っていく。
先日、noteを読んでくださっている方にコーヒーに連れていってもらいました。
前から気になっていたお店だったのでテンションあがってお店の前で記念写真。ここでも週一非常勤やらせていただいている学校でも「松葉杖も含めコーディネートできてるねー」と褒められ少し恥ずかしいですが何歳になっても褒められるのは嬉しいですね。
お店は BASE COFFEE -覚王山店。
自家焙煎で有名なお店で本店は一宮にあり、2号店が2019年に覚王山、3号店が2020年10月に伏見にオープンしています。
覚王山店、内装がシンプルで清潔感あって素敵です。コーヒーの3種飲み比べがあったり、モーニング、ランチ、ケーキなどメニューも充実。
コーヒーとケーキをオーダーし支払いも済ませ着席。
noteをはじめる前から何度かお会いしている方なのでお久しぶりだったのですが、noteに書いてる過去5回の内容は口頭で言いふらすようなことはしていなかったので、知らなかったということもチラホラあったようです。
「なんかあるんだろうなー」程度。
その方がこっちも楽だし、変に余計な心配されても私の場合は逆に困りますし。
もちろん、心配してほしい人も世の中にはたくさんいらっしゃるし、かまってほしい人も、ほかっておいてほしい人も一定数います。
私は私自身のことを「ほかっていてほしいケドたまにかまってほしい系で扱いが難しい人」のジャンルにあてはまるかもと分析してます(汗。
あなたはどんな人ですか?
病気の原因はそれぞれなのでどれが正論の向き合い方というものはありません。先天性持病の私の考えですが
どのような病気や後遺症を抱えていても全ては本人がそのことにどう向き合いどうやって人生進んでいくのかで周囲の環境(人間関係含む)も変わっていきます。
向き合わずうまいこと調子よくことが運んじゃう人もいるかもしれませんね。そういう人はそれはそれで羨ましく感じます。
人の最後の人生行事は死です。
その死はいつ訪れるかわかりませんし、事故に巻き込まれたり集団自殺でない限り誰かと一緒に死を迎えることなんてほとんどありません。残念ながら死ぬときは1人のことがおおいかもです。
限られた命の時間の中、本人が病気と向き合おうが向き合わなかろうが時は経っていきます。それとともに環境も変わります。今ある環境が永遠に続くなんてありえません。
その中でどう生きていくのかは、本人次第です。
誰かを羨んでも仕方ないし、誰かになれるわけでもありません。
私も、小学生の頃に「みんなが遊んでる」のが羨ましいこともありました。「あの子みたいになりたい」なんて思ったことありました。
でも、できないんですよ。人間って。
私の場合、気づいたらお腹は手術のキズあとがたくさんあったので「なんだこれ」ってことだったんですが、体のパーツのストックがあるならすぐ変えてただろうし、両親に文句言って解決するなら文句言ってますよね、多分。
今では自分が生きてる証として納得できてるので、それはそれで私の中では消化できているのかもと。
コーヒーを飲みながら、そんな話をしていました。
テーブルの向かい側にいる彼は、過去に自力で立ち上がることができない程の大きな事故にあい入院していたそうです。
彼がそういう経験しているのは前から何となく耳にしていたのですが、机をはさんで目と目を合わせ腹割って話すと知らなかったこともたくさんでてくるものでとても興味深かったです。
人間だから自分に起こってしまったこと、悲観するのは当然だし、その状況から逃げ出したいと思うのは変なことでもない。死にたいって思うこともあって当然。
そういう時に何が自分を救ってくれるのかは人によって違います。
私は、音楽や映画などの趣味や誰かの無責任な一言に救ってもらっていること多いかもです。
病院食は決して美味しいものではないし、退院して食べる料理がめちゃんこ美味しい(病院食に比べたら体には悪いかも:笑)。人によっては、食のテンションも生きてるバロメーターになるんですよね。
いきなり目の前にあらわれた病気と向き合うなんて無理なんだから、最初は見てみないふりでもいいからちょっとづつ「自分だけのバロメーター」を探してみるのもありです。
病院によくお世話になっている私は「楽しいバロメーター」「美味しいバロメーター」「好きバロメーター」を頼りに生きているとこありますよ。
死んだら、美味しいもの食べれないです。
生きることは簡単ではないからといって諦めるのは話が違います。
命ある限り自分のペースで楽しんでもいいんじゃないかな。周囲の言葉は耳をかす程度の参考でいいんです。本に書いてあることを真に受けて行動しなくてもいいんです。自分が過ごしやすい方法を探った方がとても有意義な実りあるものに繋がると思います。他人は変わりません、自分が変わった方がはやいです。
とっても素敵な時間をありがとうございました。
またコーヒーいったりいたしましょ。
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