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妊活、何歳から始めるのがベスト?

こんばんは(^ ^)クマです!

みなさん、妊活って具体的に何歳から始めるのがベストなのかご存知ですか?

一般的に、最も妊娠しやすい時期が20代であり、30代からは徐々に妊娠する力が下がり始め、40歳をすぎると妊娠が難しくなると言われています。

このことを踏まえていうならば、妊活のスタートは20代のうちがいいですよね。

しかし、20代後半〜30代前半って仕事では後輩に教える立場になったり、少し責任の重い仕事についたりと毎日忙しく働いている方が多い年代に当たると思うのです。そうなってくると、なかなか妊活にまで体力も時間もさけなかったりしますよね、、、


今日は、そんな妊活にまつわるあるデータが出ていたので紹介していきます。


◎妊活を早々にスタートする人が増えている!?

2018年まで、妊活のスタート平均年齢は32.3歳だったそうです。しかし2019年は少しその年齢が早くなって、32.1歳になったそうです。実に約3人に1人が20代後半に妊活をスタートさせていることがわかりました。

しかも、若年の男女の3人に1人が将来子供を授かるために何かしらの取り組みを行っているそうです!この取り組みとは主に、「カフェインを控える」「体を冷やさない」「適度に運動する」「情報収集」などの日常生活の中で取り組めることでした。


今は、ネットで検索すると、実際に妊活に取り組んでいる方のブログが読めたり、婦人科の医師が記事を書いていたりと、妊活に必要な情報がすぐ手に入ります。こういった情報を元に、早く妊活に取り組もうという方が増えてたのでしょうか?

確かに、私の務めるクリニックでは20代前半の方も治療に励んでいますし、20代後半〜30代前半の方が7割位占めているように感じます。以前より若い方が初診でいらっしゃることも増えた気がします。


◎大半が夫婦で積極的に妊活を行っている

2018年と比較すると、夫婦で積極的に妊活に取り組む方が49%と少し増えたそうです。

しかし、男女で比較すると、女性の方が妊活への意識は高く、「自分はパートナーよりも積極的に妊活に取り組んでいる」と答えた女性が7割いたそうです。妊活意識に温度差がある夫婦ほど、妊活中にストレスを感じており、特に女性がストレスをより多く感じている一方、男性では3人に1人がパートナーの精神的不安定を辛いと感じた経験があると答えているそうです。

やはり、妊娠するのは女性ですので、女性の方が妊活に対する意識が高いのは妥当な結果かなと思います。


実際、クリニックへ初診で来る方の大半が、「夫の協力が得られない」「夫は焦っていないから、できるだけ自然な方法で妊娠したいって言っている」など、夫婦間での温度差を感じているようです。


男性って、精液検査をすることにすごく抵抗があるようなのです。

不妊=女性の問題と捉えている男性が多く、「自分は大丈夫」と、どこかで思っているのかもしれません。

でもそれ間違っていますよ!!

女性は積極的に情報を集めているので、不妊原因の50%は男性という知識があるかもしれません。しかし、男性はどこか他人事で、あまり調べたりもせず、「自分は大丈夫」になっているのではないでしょうか、、、もちろん、男性と一括りにするのはよくないですが。


上記で、妊娠は女性がするものと書きましたが、妊娠はひとりではできません。夫の協力が大前提です!旦那様も是非積極的になって夫婦で協力しながら妊活を行いましょう!旦那様の支えがあれば奥様は精神的不安定になったりせず妊活に取り組めるのではないでしょうか?

なかなか妊娠しないってすごく不安なことです。その気持ちをしっかり受け止めましょう。


◎妊活のサポート体勢

理想の妊活サポートは、職場に対しては「時間・休みの融通」「自由な働き方の容認」など、仕事と妊活の両立できる環境への支援が多く上がっていました。行政に対しては「金銭的なサポート」が圧倒的に多い結果でした。

もし不妊治療を行うとなった場合、卵子の発育状況に合わせて受診しなければならず、急遽明日来てくださいなんてこともよくあります。また、不妊治療のクリニックは混雑していることが多く、何時に終わるという時間的な見通しがたちにくかったりします。金銭的にもかなりの負担になり、人工授精でも当日だけで2万円以上かかりますし、体外受精になると100万超えも普通にあります。

このような環境の中で重要なのが、時間的余裕、金銭的余裕です。職場のサポートのおかげで時間的余裕ができれば妊活に励みやすくなりますし、行政のサポートのおかげで金銭的余裕ができれば、積極的な治療を行うことができます。

こちらの記事でも書きましたが、不妊治療を保険適応にしようという動きも出てきています。実際にはまだ保険適応にというところは難しそうですが、、、しかし、現在でも自治体で不妊治療の助成金を出しているところがたくさんありますので、まずはそちらを活用しましょう!



いかがでしたか?妊活の年齢が少し早まってきていることには正直驚きました。

妊活は早く始めるに越したことはないですが、それぞれの事情がありますので、何歳までに始めなければいけないという決まりはもちろんありません。個々のペースで始めるのが良いと思います。ただ、年齢を重ねるごとに妊娠しにくくなるのは事実ですのでできるだけ早めにということはおすすめします。妊活を始める場合は、ご夫婦で協力しあうことが大切ですし、そのほかのサポートも使えるのもはどんどん使っていきましょう!


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