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移植しても陽性が出ない、、、

こんばんは(^ ^)クマです!

今日は移植のお話を少し。

体外受精をすれば絶対に妊娠できると思っている方もいらっしゃると思います。

でも実はそうではないのが現実です、、、

いいグレードの受精卵を移植しているのになかなか妊娠に至らないという方も結構見かけます。

しかも若い方でも結構います。

なぜ?と思ってしまいますよね。


◎実際の妊娠率は?

2012年の日本産婦人科学会のARTデータによると30歳での流産も含めた妊娠率は40%です。

25〜30歳の方が4.5回移植した時の妊娠率は87〜92%ほどとの統計が出ているので5回くらいでほとんどの方が妊娠する計算になります。

それ以上移植しても妊娠に至らない場合、着床不全などの不妊原因がある可能性が高いです。

よって、何度か移植をしても妊娠に至らない場合は着床の検査(ERAや子宮鏡検査など)を考慮しましょう。




◎高齢になってくると

40歳を超えてくると少し成績は落ちてきます。

42歳での妊娠率は16%であり、移植を4.5回やった場合の妊娠率は50〜58%ほど。

50%は加齢に伴い偶発的に妊娠できていないことを意味します。

42.43歳を超えてくると体外受精でも一般不妊治療でも成績が同じくらいになってくると言われています。

なので、様々な検査を行って何も異常がないのにも関わらず移植を何度しても妊娠に至らない場合には一度治療方針を考え直してみてもいいと思います。

ただ、自分が納得するまで治療を行った方がいいと思うので回数で決める必要はないと思います。




何度移植しても妊娠に至らないとすごく焦りが出てくると思います。

この記事で少しでも理解を深め、次にやるべきステップ(検査など)へのきっかけになれば嬉しいです。

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