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日記(月)

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ある月のこと
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2月のこと2・国々事

2月のこと2・国々事

2024年2月の国々のこと。
右体にて、もっと詳しく個別に書くつもり。

選挙の年

 選挙がたくさん。

 アメリカ大統領選にまつわる動向をみたあと、世界の主な選挙を少しだけみる。

 まずアメリカ大統領選挙について。

 トランプvsバイデンの構図は固まりつつある。27日にミシガン州予備選でトランプが勝利を確実にし、初戦アイオワから6連勝中であるためだ。先月に引き続き焦点はトランプの刑事告訴の

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2月のこと2・国事

2月のこと2・国事

2024年2月の国のこと。
大部になったので国事と国々事とで記事を分ける。

【能登震災】能登震災の経過から見ていこう。

2月1日時点で死者240人、安否不明15人。これでおおむね数字は確定と言えるか。先月みたとおり、交通と通信、そして教育はかなりの程度復旧。そのため漸次的な報道よりも検証ベースの記事が多かった印象。

家屋の倒壊被害の甚大さと広範さゆえに、仮設住宅の用意と、災害ごみの撤去に時間

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1月のこと2:家事

1月のこと2:家事

2024年1月のこと。
国事と家事について。
こちらの記事では家事について。

1日(月)

年越しのときは「demolition」(2015)を観ながら新聞を切り抜いていた。「demolition」は高校のころから好きな映画で何度も何度も観ているもの。
「本当は見えてたのかも 興味がなかっただけで どういうわけかすべてが象徴になった」「(子供の頃)病気になると母親の膝枕で頭をなでてもらって まぶ

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1月のこと2:国事

1月のこと2:国事

2024年1月のこと。
国事と家事のそれぞれについて書いてみる。
この記事は国事について。
(2024年1月1日-26日の朝日新聞朝刊を参照した。)

新聞では能登震災とパーティー券問題ばかり取り上げられていた。が、数日単位で進展のある話題なだけで、それほど問題として重大であるようには思えなかった。

政治とお金特にパーティー券のほうは。いつでも騒ぎを起こせる用意がありつつ、特捜部が今を選んだとい

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12月のこと

12月のこと

1.他者は存在するか?

この日記では数か月に渡って、死について、他者について執拗に考えてきた。それは主に二つの切り口による。a.もう二度と会えないかもしれず、そうだとして今言うべきことは、やるべきことは何か。この時間を止まったままもう少し吟味したい。時間が継起として、滅しつづけるものとしてあることへの拒絶感と、純粋な意図や行動の夢想だ。b.人のことを理解したと思ってもそれは勘違いだ。勘違いだと断

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11月のこと

11月のこと

1.鳥

 部屋があって、僕はそのなかにいる。ふとそのことに気づいて、僕は扉に手をかけて外に出る。しばらく僕は歩くだろう。空を見上げる。鳥が飛んでいる。飛ぶさまを見ているうちに、僕がすべてを忘れて部屋に閉じ込められていたということに、耐えがたい苦しみそのものとして、呼吸を繰り返すだけの鈍重な塊となっていたことに気づく。気づいて驚いた瞬間、僕は鳥になって空を飛んでいる。もう何も考えていない。

 な

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10月のこと

10月のこと

近づけ。

去年2月に始まったロシアのウクライナ侵攻は今なお続く。去年7月の、元首相暗殺のテロをきっかけとして統一教会への解散命令の請求がなされた。ジャニー喜多川の名前はさる芸能事務所から取り除かれ、親族が会社の立場から「喜多川氏の痕跡をこの世から消し去る」と言った。遠く、ガザ地区には爆弾が降り注ぎ、地上戦が始まるとさえ推測されている。YouTubeグループ・東海オンエアは「一時休憩」を宣言し、誕

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9月のこと

9月のこと

テレビがいたるところで点いている。煌びやかな文字がこちらまで届こうとして光る。重なった笑い声と驚く声が後ろに用意されて、一定の間隔で立ち上がる。男女の雰囲気に合わせて、喜怒哀楽の四種のBGMが交替する。事件の話題が去ってスポーツの話題になり、スーツの人びとが一斉に笑顔になる。

テレビというのはまったくひどいと思う。一人暮らしを始める前はいつも苛立っていたように思うが、この夏のあいだは唖然としてし

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8月のこと

8月のこと

8月が終わった。
いつも僕は、夏のあいだにいろいろなことを思い出しておくことにしている。去年の今ごろの日記を読んだり、中学のときに読んでいた本を読み返したりして、ああそうだった、僕はぼやっとしていたな、と気づくころには、夏は終わりつつある。

なぜか毎年、こうして過ごすのも最後だな、という予感とともに夏を楽しんでいるのだけれど、今年ばかりは本当に最後であるような気がする。この家でいろんなことがあっ

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8月のつくばのこと

8月のつくばのこと

夏が来ている。もはや半分を過ぎただろうか。
今日から10月の頭までつくばを離れることになるので、このタイミングでも日記を書いておくことにする。大阪とつくばとでは宛て方が変わってくるだろうから

***

大阪は、とてもとても遠い。
でもそれはどうやら、大阪からみたときのつくばについてもまったく同じように言えるらしい。

***

眠れない日がよくある。
入眠には、心地よい疲労感が必要だ。それが足り

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7月のこと

7月のこと

すごく広いところに行きたい。不安になるくらい広いところへ

***

夏が好きだ。夏が来るたびに夏が好きな理由をぼんやり考えるのも好きだ。身体はすぐに冷えてしまうし、冷えると動かなくなるが、外に出たりクーラーを切ったりすればすぐに僕の身体は戻ってくる。それがわかりやすくて、うれしいのかもしれない。それがこの夏に思いついた理由一つ目。

盛清六が再開した。今週だけで二度行った。一度は親友と行ってラー

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6月のこと

6月のこと

六月が終わる。盛清六はいまだに戻ってきていない。
友だちとコメダ珈琲に行った。ようやく

0617
昨日は、朝まで、を超えて昼まで遊んだ日だった。すごい日だった。いちど家に帰ってから夕方にコメダ珈琲で待ち合わせをした。これが今日のこと、ね。いつも一人で来るときはコーヒーしか頼まないけれど、みんなにとってのコメダ珈琲は例えばカツサンドとか、何かしら大きくて満足感がある食べ物を頼む場所だったのを注文前

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5月のこと

5月のこと

5月が終わる。
今月はコメダにあんまり行かなかったな
盛清六開いたらいっしょに行こう

五月の最初の週は気力体力が沈んでいた。同じ速度で進めないから、どこかで思い切りブレーキがかかる。でも、力が沈んでいるだけで、そのことに困惑したり気分ごと沈んだりということがなかった。今年に入ってからのことだ。2年くらいずっと坂口恭平のやることと言葉を追いつづけていて、そこで働かせているコンセプチュアルな操作が見

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4月のこと

4月のこと

友だちへ ふたりでコメダ珈琲行こう
誘ってくれたらおごる コーヒーだけね

今年は一か月を振り返るためのnote記事を書いている。自分が一覧できるようにはしておきたいが、人に見せる気はない、から、550円とか600円とかの有料記事にして鍵を掛けたつもりでいたんだけれど、買ってくれたひとがいたのでかなり驚いてびびっている。彼には次会ったときにコーヒーをご馳走させていただこうとおもう。コメダ珈琲つくば

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