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自己更新を考える

本を読んでいたらバーンと目に飛び込んできました

「秘すれば花なり」

よく耳にする世阿弥の有名な言葉ですよね。
手の内を全て明かさず、
ここぞ、という時に芸を披露して
「おーっ!!!」と観客を魅了する

「初心忘るべからず」

これもまた、有名な世阿弥の言葉ですもんね。
何かをはじめた時の、最初に抱いた志を忘れない
という意味だと思っていました。

ですが、
世阿弥が意図するところは少し違っていたのですね…

初心とは「芸の未熟さ」のことで、
自分が未熟であることを忘れず、
常に自分を戒めなければ成長しないという意味が込められています
   引用「読書する人だけがたどり着ける場所」より

なんと!知りませんでした。

ヨガでは「マットの上で行うヨガは
人の一生を表している」と言います。
生まれてから最後の一呼吸まで。

インドのカイヴァルヤダーマヨーガ研究所では
「ポーズをキープする時間も大切。
でも、もっとも大事なのはポーズに入る時と、
ポーズを解除する時」と教わりました。

怪我を防ぐことにも繋がりますが、
体の微細な動きに集中をすることは、
まさに「今」を生きること

ヨガの一つ一つのポーズをゴールと考えると
登山と同じように登る時、下る時、一歩一歩
その場その時を大切にするということかなと。

「過程が大切」

おこがましいですが、
「常に終わりはない」
と考える世阿弥の教えを思い出しながら、
「初心忘るべからず」ヨーガの道を深めていきます😊



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インドヨーガ協会IYA認定ヨーガ講師/RYT200

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