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食費日記|寒くて外食費が半減 & 『ユミの細胞たち』 

去年の8月に、”平日の外食を減らしてみる”というゆるい目標を立ててから、約半年が経ちました。外食を減らすという目標を立てたものの、立て続けに旅行に行ったり、一時帰国をしたりしたため、外食は増える一方で、外食費が劇的に減るということはありませんでした。しかしここへ来て、1月一ヶ月間の外食費が3万円を切りました!


2024年1月の食費


期間
2024年1月1日〜1月31日
食費
Total 6.9万円(694,015ウォン)
外食:約2.8万円(284,200ウォン)
家ごはん:約3.7万円(368,477ウォン)
お菓子作り:約0.4万円(41,338ウォン)


2023年4月〜2024年1月 一ヶ月あたりの食費
2024年1月は初めて外食よりも家ごはんの費用が多くかかりました

この間、平日は家で食べることを意識はしましたが、外で食べたい時には外で食べるというスタンスは変わらなかったので、順調に減っていきているという自覚はありませんでした。しかし、グラフにしてみると、8月以降は緩やかに右肩下がりで減ってきていました。意識なのか、はたまた潜在意識なのか、もしくはその両方かもしれませんが、人間ってやっぱりすごいなぁと思います。


寒過ぎて外に出なかった

とはいえ、1月に外食費が激減した要因は日頃の努力というよりは、ソウルの冬が寒すぎるという外的な圧力(?)によるものだと思っています。12月〜1月のソウルは、日中でもマイナスの気温の日が続くことがあり、そうなると長時間の外出が苦になってきます。というのも、服も靴下も重ね着するので、小学校のときのスキー教室でのように、身動きが不自由になるほど着ぶくれするからです。服の着脱が面倒なので、食事をしたりトイレに行ったりするくらい長い時間、家の外で過ごすことが面倒になってしまいます。

出所:韓国気象庁 気象資料


この寒さの「おかげ」で、外出が減り、外食も減りましたが、水道代と暖房費がかさみ、家計全体の支出としては大きく減ってはいません。やはり、意識的な努力ではなく、バランスを取ろうとする潜在意識が働いて、外食が減ったのかもしれません。

1月の家ごはん

1月は、12月よりも少しだけ価格の下がった野菜を使い、メニューを組み立てました。

・ほうれん草(250g) 2,690ウォン
→ほうれん草のジェノベーゼ風、ほうれん草の和え物

・春菊(200g)2,490ウォン
→お味噌汁、ふりかけ

・キャベツ(1玉、約1kg)3,000ウォン
→コールスロー、千切りキャベツ、トマトスープ

・にんじん(500g)3,900ウォン
→キャロットラペ、キャロットケーキ、トマトスープ

麻婆豆腐
トック
ほうれん草のジェノベーゼ風
春菊のふりかけ
キャロットケーキ
ほうれん草の韓国風和え物
ビーフカレー、コールスローサラダ
ほうれん草のジェノベーゼ風、コールスローサラダ
牡蠣のアヒージョ


人間の意識をフィーチャーしたラブコメディ『ユミの細胞たち』 
(一部内容に触れています)

ここまで、寒さのせいなのか、光熱費の上昇を気にする潜在意識の影響なのか、去年立てた目標のためなのか、1月の一ヶ月間、家ごはんの日が劇的に増えたことを振り返りましたが、人間の意識・潜在意識について、”細胞”という切り口で面白く描いているのが『ユミの細胞たち』という漫画(ドラマ)だったなぁと思い出しました。


『ユミの細胞たち』はWEB漫画が原作の恋愛物語で、私はWEB漫画で全話を読み、シーズン1のみドラマでも視聴しました。基本的には会社員として働く30代のユミの恋愛物語ですが、”会社員あるある”的なネタも多く、クスッと笑えて楽しむことができる内容でした。物語の中では、主人公たちの脳内で色々な細胞が話し合ったり、けんかしたり、病気で寝込んだり、鬱になったりすることが、主人公たちを行動させ運命を動かしていきます。

物語の本筋にはあまり影響のない脇役の細胞の一つに”어디서 본 건 있는 세포(I've Seen That Around Cell)”という細胞がいます。直訳は”どこ(何)かで見たのはある(ものが多い)細胞”で、”主人公が見て興味を持ったものを似たように再現する能力を持つ細胞”として活躍します。たとえば、主人公はこの細胞のおかげで、普段はしないお弁当作りで「映える」お弁当をたやすく作ってしまったりします。

このエピソードは、物語のあらすじには関係のない小ネタ的なエピソードですが、個人的には”あるある!”と共感し、印象に残った部分でした。実際に日々の行動の中で、インスタグラムやショート動画を眺めながら得た情報を思い出して、似たようなものを探したり作ったりしていることが多いからです。

『ユミの細胞たち』は、随所に差し込まれる細かいエビソードに、「こういうことってよくある!」と思わず共感してしまう小ネタの多い漫画だと思います。本筋の恋愛物語以外のそのような部分だけでも十分楽しめる作品ではないかなと個人的には思っています。

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