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私のとっても苦手なこと。

こんにちは!こんばんは!
らいむです!

本日は珍しく、今日の出来事を書こうかなーと思います。
 
 


朝から少し体調が思わしくなく、半休をとり病院に行くことになりまして。

自分で原因が殆んど分かっていたつもりだったので、お薬貰って直帰!明るいうちに帰れるぜ!のはずで居たのですが…
 

思っていた原因も少しはあるけれど、殆んどはまた違う原因かもしれないねーと、血液検査しましょうか!となった。

 
 
  
 

 


け つ え き け ん さ !!!!!
 
 
 
 
 
 

 
一瞬時が止まる。
 
 
 



はい、今日書きたかったのはこれです。

私のとーーっても苦手な事について書きましょう。

 


 
 

心の準備が出来てない

 


はい、じゃあ、準備出来たら呼びますね!と、否応なしに検査することに。
やりますよ、やりますけどね。
 
 

紙が貼ってあって等間隔に座れないようになっているソファーの端っこに座って、じっと順番を待つ。
さっきの待ち時間は夕方のニュースを横目に、クーラー涼しいなー!なんて呑気に思っていたけれど、もうそれどころではない。

さっきまで涼しく感じていた院内も何だか暑くなってきた。
 

あぁ、もうこのまま帰ってしまいたい…。
今日はそんなつもりじゃなかったのに…!!

 
 
 

 
一見涼しい顔で座っているように見せかけて、汗だらだら。

そして、普通に座ってますけど内心こんな私。


 
 
 

  


体感5分といった所であろうか。
もしかしたら、もっと、ずっと短いかもしれない。

 
名前を呼ばれる。 
 
 


ついに来たか…!!


  
 



昔テレビで

"注射の前に針を刺す部分をぐっと押していると痛くない"

というのを見て
 

それから毎回注射の待ち時間に、全身全霊で、押して、押して、押し続けて待っているのだが、2分の1の確率なのに1度も当てたことがない。
どういう奇跡。

 
そして、いや!反対でやって下さい!とも言えない私。
 
  

 



今回もぐっと押さていた右腕を横目に
『じゃあ、左手出しますねー!』

既に泣きそうな私

 
 
 


『今まで倒れたりとかしたことないですか?』

多分大丈夫ですぅ…。
 
 
 



『多分!?w
はい!ここ、座りますね!』

はぃ。
 
  
 



『…大丈夫ですか!!!w怖いかな?』

はぃ。
 
 

何を聞かれても、小さく返事をするだけでいっぱいいっぱいで、もう心臓がばっくばく。

 
 
 
 

 

『じゃあ、手をぎゅっと握りますねー。』

はぃ。
 
 
 
 


『中々血管出てこないから、腕を下にして、5回グーパーしましょうか!』

はぃ。
  
 

らいむ(グーパー、グーパー…
 
 
 
 


『あ、左手だけで、右手はしなくて良いよ!』(看護師さんたちの笑い

あ、すいません、はぃ。(照
 
 

 
 
らいむ(左手グーパー、グーパー、グーパー、グーパー、グーパー…
 
 


『そんなにやらなくても大丈夫wじゃあ、腕を上に上げますねw
…怖いかな?(笑)』

はぃ。
今日やるって思っていなくてぇ!!! 
 

看護師さん爆笑
 
 
 
 
 
 
和ませようと色々会話をしてくれた。


『他に怖いものとかあるかな?
高い所とかも怖いかな?』
 
はぃ。
  
 
 

 

『じゃあ、吊り橋とか行けないね!』

絶対!!!行きたくないですぅううう!!!
 


いつの間にか後ろに居た看護師さんたちまで爆笑
 
 
 
 
 



他の看護師さん
『汗凄いけど大丈夫?w暑いかな?』

いや、緊張してるだけですぅ…。(看護師さんたち爆笑
 
 

 
 


『はーい、終わりましたよー!
5分くらい押さえて、30分経ったらシール剥がしてねー。
ここでお薬の説明と、お薬渡しちゃうねー』

と、押さえながら薬の説明を聞くけど、汗だくで頭になんか何も入ってこない。
 
 

 
 

『大丈夫??
お薬袋にいれますか?立てる?…お薬鞄に入れちゃうねw』

袋持ってますぅ、立てますぅ、大丈夫ですぅ。
 
 

私が話す度に爆笑する看護師さんたち。


 
 
 



腕をぴんと伸ばして押さえて座っていたら
 
 


『そんなwぴんとしなくてw自然にしてw大丈夫w
もう終わったからここじゃなくて、受付行こうかw歩ける?w』
 
 

 
  
 
 


らいむ30歳。
 

ずっと処置室座ってた。
 
左腕ぴーーんとして、注射のとこぎゅっと押さえて、ずっと座ってた。
  
 
そうですよね、次の人来ますよね。
 

 

 



そして、お会計して帰り道出口まで行くのに迷子で、さっきの処置室に迷い込む。
 
 


『!!!
こっちじゃないよ!!w
迷子w(看護師さんたち大爆笑』
 
  
 
 
 
 

 

笑って頂けて何よりです。

こちらは大真面目なだけに、顔から火が出るのでは、というくらい恥ずかしかったですが。

 
 
 



左腕、5分と言われたけれど、しっかり30分押さえましたよ。

伸ばして良いと言われたけれど、30分しっかり、腕ぴーんのまま押さえていましたよ。
 
 


 

 


父は注射がお好き
 

ついでにこのお話も。

私の父は注射が大好きである。
何故好きなのかは分からない。(聞きたくもない)
 

物心ついた頃には、家に献血グッズが溢れていた。

献血に行くと貰えるらしいキティちゃんのファイルやキーホルダー、何かのキャラクターのグッズが至るところに置いてあった。
 

そして、私が献血に行ける年齢になるとパンフレットを私に差し出し、行くべきだ!と熱弁してきた。

結局私は当時薬を飲んでいたため、それを理由に行けないと伝えたのだが、本当は違う。
確かに薬は飲んでいたけれど、主な理由はそれではない。

 
 
 
 

 


 
 
注射が怖いんだーーーーーー!

痛くないんですか?

痛いのが良い!的なやつなんですか?
 
 
 
自ら刺されにいくなんて…。

素晴らしい事だとは思うけれど、今の私にはまだそんな勇気はない…。

 
 

 
 
そんな事も露知らず、父は月に1度はパンフレットを持ってきたり、こんなのが貰えるぞー!と、キティちゃんのグッズを持ってきた。 
 
 

その日も父は
献血は良いぞー!と、パンフレットを持っていた。

またこの時間が来たか…!と覚悟を決める私。
 

『1度に200mlまでしか献血出来ないんだけど、お父さんは400ml抜いてから、成分を採って、また200ml戻してるんだよ。

1度に400ml抜いたままだと次の献血まで間を開けないといけないけど、200ml戻すとまた○週間で献血出来るようになるんだ。』

と、キティちゃんバッチを差し出しながら楽しそうに話す父。

(数字はうろ覚えなので、違っているかもしれないです。)
 
 
 
 
 
 
聞いていて、気が遠くなりそうだった。

そして、話を聞きながらふと思った。
 
 

え、まず検査するために1回抜くんでしょ?

で、400抜くのでまた刺すでしょ?

その後戻すので、また刺すよね?
 

 
 
 
 
3回!!!!!!!

 
 
1度でも倒れそうで倒れないギリギリのラインなので、多分3回刺されたらもう倒れてると思う、きっと。

 
 
 
私にはとてもじゃないけど出来そうにないので、本当に素晴らしいなぁ、偉いなぁ、と思うばかりです…。

 
 

 

小さい頃の記憶
 

 
 
幼い頃通っていたご夫婦でやっていた行きつけの病院の先生がとても優しくて、私が注射を怖がっていると

大人になったら痛くなくなるからね

と、とっても優しい、安心する笑顔で言ってくれていたのを覚えている。

 
それでも注射が怖いことに変わりはないのだけれど、先生の笑顔でほんの少しだけ気持ちが安らぐような気がしていた。

 
 
 
 
 

 
 
 
先生、お久しぶりです。
大人っていつ来るんでしょうか。

 
 

 

  
 
 
そして、お父さん。
私別にキティちゃん好きじゃないよ。

 
 

 

 
 
 
皆さんは注射どうですか?

怖くない、どんとこーい!って人、本当に!!!尊敬致します!!

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