見出し画像

TOYOTAのWoven Cityから考えてみる。

トヨタといえば、言わずと知れた日本一の企業であり、世界一の自動車会社だ。そんなことは大抵の人が知っているはずだ。そしてそのトヨタは現在、富士の麓に、未来都市ウーブンシティを建設している最中だ。

ウーブンシティは主にトヨタの社員やその家族が住むことになるらしい。AI技術やロボット、5Gを活用した自動運転の実証実験、あらゆる技術を詰め込んだ街が出来上がるに違いない。

私はそういった技術に詳しくないが、トヨタが創っている街そのものには興味がある。そこでひとつ面白いのではないか?と個人的に思う構想がある。

それは、市場に出回っているトヨタ株式を、1株1円や10円、あっても100円にまで分割することだ。

どういうことかというと、ウーブンシティで流通させるマネーを、トヨタ自身の株式に置き換えるのである。

例えば、ウーブンシティ内にあるスタバのコーヒーが、1杯500円だとするなら、1株10円のトヨタ株式であれば50株で買えるということ。

そうするメリットは何か?

まずトヨタ側からすれば、ウーブンシティにこれから入りたいと考えている人に、必然的にトヨタ株を買ってもらえる。ではないと、ウーブンシティ内で暮らしていけないからだ。その資金調達は、資本であり、負債ではない。財務的に考えると、負債を抱えないというのは、企業の存続に大きな影響を与えるはずだ。

逆に住民たちは、トヨタ株を保有することで配当が得られる。加えて、一般の市場で売買出来る機会も増えるだろう。さらに、住民達が株主となることで、株価は安定するはずだ。win-winではないだろうか。

街づくりをするなら、自社の株式を流通させて、資金調達をする方法もありそうな気がしている。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?