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現金受渡が業務効率を大きく下げる。

日本社会に蔓延している現金信仰。これは根強く、キャッシュレスが当たり前の諸外国と比べて、大きく出遅れている。私は高校生の頃からSuicaでの支払いを始め、大学生では電子マネー(QUICPay)をメインに使うようになった。

現金を財布から取り出す行為が面倒じゃないの?って思ってしまうし、現金なんてタダの数字じゃんとしか思えない。それに持っていることでの盗まれるリスクだってある。

そもそも、現金に価値があると思っている人がいることに驚く。お金はバーチャルな存在であり、実体は形のないただの数字だと考えている。別名、信用の数値化というやつだ。

その悪しき現金信仰のおかげで、業務効率が大幅に落ちているのが私の部署の現状だ。顧客(個人・法人)が一人残らず自動振替にしてくれれば良いのだろうが、いかんせん田舎に行けば行くほど現金は色濃く残ってしまうもの。そのおかげもあり、なかなか無くせないという悩みの種なのだ。

現金受渡が発生しているおかげで、銀行に足を運ぶ必要が出てくる。これがまぁ無駄としか思えない。ネットバンクは当たり前、スマホで送金は当たり前という感覚の私からすると、ハァとため息を吐きたくなる。

しかしながら、仕事というのは顧客がいてこそ成り立つもの。やるせなさを感じつつも、仕方なく銀行へ足を運ぶ。少なくとも、銀行へ行く回数を減らすことは出来るはずだ。よく分からない5.10.15.20.25.30日に銀行へ行くというローカルルールを変えれば良いだけの話。それを月に3回だけ行くという風な提案をしていきたい。それだけでも時間はかなり浮くはず。それは出来ないと言われれば、では自ら行ってくださいと言いたくなるが、どうなるのやら。

無駄に伝票を作成し、引き出す為の銀行印を押し、預入伝票と共に持っていくなんていうことが発生しているのも現状。それってFBを活用すれば、FB内で資金振替出来るから伝票作成まるごと要らないのでは?と提案してみたものの、変える素振りは見られなかった。その伝票を持って銀行に行き、銀行での処理待ちの時間が発生するという循環。軽く30分は削減出来るのに...と思ってしまう。

はて、これは私の考えが偏り過ぎておかしいのか。どうなのだろうか。私は人間がするべき仕事をした方が良いと考えている。銀行へ足を運び、窓口処理が終わるのを待つ時間は人間がするべきことなのだろうか。何かもっと他にやれることがあるように思える。

いや、これは生優しく言っているだけで、本当のところ、「クソ無駄じゃねーか」と思っている。

作業にも慣れてきて、少しずつ視野が広がり、無駄な箇所が目に付くようになってきた。

仕事は本当に楽しい!心からそう言える。素晴らしい、優秀な人たちと共に仕事が出来る環境に感謝している。また、こんなヤツを受け入れてくれている社内の人にも感謝だ。

だからこそ、私も応えたい。もっと全員がラクを出来る方法を考えて、この会社で働くことが楽しくて仕方ないよねと言い合える状態にしたい。

25歳、下っ端社員の挑戦はまだまだ始まったばかりだ。

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