【大学院再受験経験者が語る】大学選びより大学院選びにこだわるべき10の理由
こんにちは、東大京大ナビです。そろそろ大学院入試出願の時期でしょうか?
中の人は一度大学院に入学後、ミスマッチを理由に中退して、再度別の大学院に入りました。今の環境には満足している反面、遠回りをしたことに凄く後悔をしています。
大学院はとりあえず学部時代の所属校に内部院進する学生が多いですが、正直大学選びより大学院選びの方が大事だと思いました。その理由を今回は説明していきたいと思います。
1.残りの学生生活でやりたいことがある程度明確になった状態で環境を選択できる
高校生までの過ごし方は勉強と部活が中心であり、人によって単純労働のバイトをする程度でしょう。そのため、大学選びを行う高3や浪人生の段階で、大学生活の過ごし方を明確にイメージできる人は少ないでしょう。学問の選択や課外活動の内容を決め打ちしたものの、ミスマッチが起こることも多いです。
しかし、大学院選びを行う4年生は「大学生活のプロ」です。大学と大学院の過ごし方にはやや違いがありますが、高校と大学ほどの差異はありません。大学院選択は、学生生活において学業や課外活動でやり残したことや、より深めたいことができる環境を主体的に選べる良い機会です。
2.できること/得られるものの違いがより大きい
学部生のカリキュラムは、同じ学問であれば大学間の差は大きくありません。学部生の期間は、学業に拘らずサークル、アルバイト、遊びなどを通して自分のやりたいことをやる期間です。そのため、所属大学が違っても「できること/得られるもの」は大きく異ならないでしょう。
しかし、大学院生ができることは所属大学や専攻、研究室に大きく依存します。実習や研究プロジェクト、学会発表といった経験をどれだけ積めるかは、個人の努力というより環境に依存します。大学院生でも気兼ねなく参加できるようなサークルや、専門知識が活かせるアルバイトの数が限られることからも、選ぶ大学院によって「できること/得られるもの」が大きく異なると言えるでしょう。
3.実は大学院の方が自由度が高い
研究室によってはコアタイムがあり、週5で無賃労働に近いものをさせられるところもありますが、実はそのようなところは一部です。大学院は必修の授業も少なく、かなり自由度が高いです。
怠惰な学部生のようにただ授業を受けて、バイトとサークルで暇を埋める生活では院進の意味がありませんので、自由な時間にきちんとやりたいこと(学業に限らず)ができるか、進学先を精査すべきです。
4.環境選択が金銭面に与える影響が大きい
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