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好きな人と、好きな花を。



夫と初めて一緒に桜を見たのは
付き合い始めて、間もない頃。

男性と一緒に
桜を見に行ったこともない私は

「何を着ていけば良いんだろう?」と
数日前からドキドキ、ソワソワしていた。



当時、持っていた服の中から

「どんな雰囲気にする?」

「パンツ?スカート?」

「寒いかもしれないから
パンツの方が良いかな?」

「たくさん歩くだろうから
ヒールよりペタンコの方がいいよね?」と

ひとりで、あれこれ考えながら
数時間かけてコーディネートを完成させた。



お花見デート当日

今までしたことがないような服装に
ちょっぴりソワソワしながら

待ち合わせ場所へ向かったことを
今でも、はっきりと覚えている。



私はその日…

ネイビーとホワイトのストライプ柄の
ふわっとしたワンピースに

優しいブラウンの
細いベルトをウエストに付け

首もとには、シルバーのネックレス。

ワンピースの上から
オフホワイトのロングカーディガンを羽織り

足元は、落ち着いたネイビーの
エナメル調フラットシューズ。



なんともまぁ~落ち着かない。笑

パンツスタイルが多い私には
膝下丈のワンピースでもソワソワが止まらない。



夫の運転で、お花見をする場所に
到着すると風が強い。強すぎる。

「あぁぁぁぁぁ!ワンピースなんて、着てこなきゃ良かったぁぁぁぁぁぁ!ロングカーディガンがバサバサして邪魔くさぁぁぁぁぁい!!」

もうその場で、脱ぎ捨てたいくらいだった。笑



服や髪がどんなに乱れても
心と表情は穏やかに…穏やかに…

砂ぼこりが起きても
穏やかに…穏やかに…

靴擦れが起きても
穏やかに…穏やかに…

するわけがないだろう、わたしが。笑



「風つよー、うわぁ砂ぼこり~、足いた~い」
と、感じたことを全て口に出していたと思う。

でも、せっかくのお花見デートだから
多少、気をつかった言い方をしたような気がする笑



それなのに今は…

夫に対して気遣い、思いやりが不足ぎみ。笑
ドライな性格100%で、ご対応。
夫のボケが面白くない時は、面白くないと言う。
納得いかないことは、とことん話し合う。

こんなわがままで優しさがない私と
一緒にいてくれる夫には、本当に感謝。



そんなドライな私が
優しさのある夫と結婚してから
お花見は、毎年必ず行っている。

私が「お花見、行きたーい!」と
毎年うるさいからね。笑

結婚してから、初めてのお花見は「青森県」









今まで見たこともないような
濃~いピンク色の桜が、ものすごく印象的だった。

観覧車と桜が良い感じに
重なるところで写真を撮りたくて

夫をしばらく放置していたら

桜よりひとあし先に
散ってしまいそうな顔になっていた。

いや、ごめんて。笑



私は、お花見に行くと1時間くらいは
写真を撮ることに夢中になってしまう。

もちろん、今年もたっぷりと時間を使い
納得いくまで写真を撮り続けた。

突然ですが、私が住んでいる街の桜を
みなさんにもお届けしたいと思います!
(4月15日撮影)

それでは、どうぞ~🌸





蕾がちらほら。







満開まで、あともうちょっと~



綺麗な形のまま落ちていた桜。
もぎ取ったわけじゃないからね。笑

小さい頃、もぎもぎフルーツ(グミ)は
よくもぎ取っていたけど。笑









あまりの美しさにうっとり

こんな色っぽさ欲しかったな~
素っ気なさしかないんだよな~笑



ピンクが濃いめのさくらも



名前知らないけど綺麗なものは
とりあえず撮っとく。笑



「なんだこの花は?椿か?」と
夫と話ながら撮った写真。

花知識なさすぎ。笑




お花見エリア終盤の下り坂で
私は夫の左手をとり、手を繋いだ。

夫は何も言わず
ギュッと握ってくれる。

あの頃のような恥ずかしさや
ドキドキは全くないけど

あの頃より、大きな安心感がある。



大好きな夫と
大好きな花を見れる

年に1度しかないこの瞬間を
これからもずっと大切にしたい。





はい!今日も読んでいただき
ありがとうございました!

話が変わりますが、前回の記事に温かいコメントを、本当にありがとうございました。

隣に座って話しかけてくれているような優しさに、私はいつも支えられています。


これからのnoteとの付き合い方については「今までよりものんびり」やっていこうと思っています。

読むのも書くのも、のんびり、気ままに。

その時の自分に合わせて、noteとの付き合い方を変えていく。

人は変化していく生き物だから、付き合い方や興味が変わっていくのは、自然なこと。


のんびり、気ままに…
これからもよろしくお願いします。

それでは、またね🌸




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