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多くの人が勘違いしている令和時代マネジメントの本質

こんにちは、YKです。今日は、YKが意識しているマネジメントの仕事についてお話ししたいと思います。

YKは、マネジメント(管理職)と言われる役職を7年目ぐらいからやらせていただいてます。プロジェクトをリードするプロジェクトマネージャーであれば、2年目からさせていただいてます。

当時から、周りの人がほとんど年上でそういう人たちも含めて、どうマネジメントしたら良いか?悩んでいる人もいると思います。若いうちにマネージャーになった人向けにお話しできればと思います。


1.仕事を楽しんでもらうこと

まず、マネージャーの仕事で、一番の仕事はなんですか?と聞かれたら、YKはこれだと思います。むしろこれさえできれば、マネージャーとしては合格点に近いと思います。

職場の人が楽しんで仕事ができれば、自然と業績は良くなってきます。基本的に業績は、職場の雰囲気で決まると思っているので、その考えをお話しします。

みなさんは、ディズニーランドに行ったことがあるでしょうか?

そして、ディズニーランドのキャストの方はどのように働いているでしょうか?

その姿がマネジメント答えだと、YKは思っています。ディズニーランドのキャストの方は常にイキイキ楽しそうに、ゲストを迎え、誇りを持って、自分の仕事をしていると思います。だから、サービスの品質が高くなり、他を圧倒するサービスを提供できているわけです。

今の時代、全ての支持を誰か一人が統括して、メンバーがそれどおり行って、世界に通用するものを提供できるというのは、このインターネットが普及し、情報革命が起こった現代では不可能です。

昔は、情報格差があったので、情報を知っている人がその知識で、何か仕事をすれば勝てた時代だったと思います。でも、現代は、情報格差がなくなり、みんな持っている情報はほぼほぼ平等になりました。

という前提を考えると、どうやって他者と差別化するか?というと実体験の他の人が知らない情報でしか、差別化が不可能になってきます。つまり、いろんなことを、自分達で考えて「やってみる」でしか、意義のある情報というのが得られない時代です

その時代のマネジメントとして、メンバーが自ら考え、自ら実行してもらうという仕事のスタイルにしなければなりません。

「それはわかるけど、それが難しいんだよ」と思う方が多いと思いますが、逆にYKは、これは簡単なことだと思ってます。

なぜ簡単か?というと
「謎解きやクイズ、ゲームなどのは多くの人が好きではないでしょうか?」
これが多くの人の仕事を楽しくできる理由です

テレビ視聴率でクイズ番組というのは、高くないでしょうか?
何かしらのゲームをやったことある人は多いのではないでしょうか?

なぜ、このようなことが人気になると思いますか?
それは、フランスの有名な哲学者であるパスカルがこう言っています。

「人間は考える葦である」

葦というのは水辺に育つ、弱く細い草のような植物のことで、パスカルは著書の中で「人間は自然の中では葦のように弱い存在である。しかし、人間は頭を使って考えることができる。考える事こそ人間に与えられた偉大な力である」

つまり、本来人間は考えることが好きな生き物だということです。

多くのマネージャーが、マニュアルで人の行動を縛り、インセンティブでモチベーションをコントロールしようとしますが、もう完全にそれは時代遅れです。

「人間は考えることが好きな生き物」
この本質をしっかり理解して、考えるという行為を仕事に混ぜれば混ぜるほど、仕事というのは楽しくなります。

この意識を持って、マネジメントを行えば、絶対に業績は良くなります。


2.どうやって考えて仕事をしてもらうか?

では、どうすれば、個人個人が考えて仕事をしてもらうことができるのか?

これは、YKがやっている方法ですが、「イシュー」を渡すということです。

「〇〇をやってね」という作業・タスクで渡すのではなく、
「〇〇が今問題なんだけど、これを解決してほしい」という形にするのです。

おそらく、できるマネージャーほど、これが無駄が多いと感じると思います。どうやったら最短でできるか?知っていて、それを教えてやってもらったほうが早いからです。それでマニュアルを作って、やってもらったほうが効率が良いからです。

でも、それは、メンバーの考えるという楽しさを奪っています。生き物として楽しくは生きられません。

マネージャは業績の責任もあるので、時には、肩代わりしてやったり、手取り足取り行うことも良いと思いますが、期限を考えた時の最終手段かなと思っています。

どうやってイシューで渡すか?の例は以下でお話ししているので、参考にしてみてください

つまり、「どうやって考えて仕事をしてもらうか?」の答えとしては、「イシュー」を渡す

というように思ってもらえればと思います。

最後に

この方法は、年齢が若いマネージャーでも全然できる方法だと思っております。むしろこれができるとメンバーの年齢関係なく、マネジメントができます

ついつい、良い方法をすぐ教えたくなるのは、本当によくわかりますが、初めはそれを抑えて、本人が困った時にサクッとフォローすれば大丈夫だと思います。

昭和時代に良かったやり方と、令和時代での良いやり方はもう違うということをしっかり認識していきたいですね。

他にも、若手社会人に役立つノウハウをnoteで配信しているので、よかったらフォローしてもらえると嬉しいです


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