見出し画像

イメージを刷新したら管理職はむしろ増えるのではないか

管理職と聞くと課長バカ一代課長補佐代理心得を思い出してしまうのは自分だけでしょうか...そういえば約20年の時を経て、まさかの実写化されましたね。

いきなり話がそれてしまいましたが、令和になってから管理職=部下の仕事っぷりを管理する立場というイメージは薄れてきたと思います(そんなことない?)。

今回は #日経COMEMO のテーマ企画である #管理職は必要ですか について、これからの管理職に求められるものは何かと考えみました。

関係ないですが、画像のレゴのおじさんがとても良い味を出していると思いました(笑)。

管理職は必要、ただし...

結論から言うと管理職は必要だと思います。ただし従来の部長や課長のような立場のイメージではないです。

ちなみに部長も課長もGoogle翻訳にかかればどちらもManagerになりま翻訳させてみたら何がなんだかわからなくなってしまいました(実際はDepartment ManagerやChiefを使ったりすると思いますが...笑)。

スクリーンショット 2020-09-05 20.07.33

管理職というだけでは、スポーツ選手のようなかなり幅広い意味になりがちです。管理=マネジメントと置き換えてみて感じたことは、最近では○○マネジメントというのが増えていて(というより改めて認識が広まっていて)、マネジメントする対象がより明確になってきているということです。

・セルフマネジメント
・チームマネジメント
・ピープルマネジメント
・マーケティングマネジメント
・プロジェクトマネジメント
・プロダクトマネジメント
・リスクマネジメント
などなど

並べてみるだけでも、それぞれ専門性が高く一般職のようなイメージにはならないかと思います。これらを仕事に従事する立場もまたマネージャー=管理職になると思います。

マネジメントする分野専門性の高い分野を管理するための職としての管理職は必要であり、さらに役割やスキルが細分化・明確化された管理職が増えていくのではないかと思います。

まずはイメージの刷新を

Googleトレンドで検索してみると、やはりあまりイメージはよくなさそうです(1位のやつはなんだろう笑)。

スクリーンショット 2020-09-07 13.30.08

管理職と意味は異なりますが、労働基準法の中には管理監督者という定義が存在しています。

この管理監督者は労働基準法の中で特別な扱いを受けています。管理監督者に位置する従業員は、労働時間や休日に関する規定は適用されないと明記されています。

このイメージは、例えば経営者であったりその企業のビジネスを背負っている人であればわかります。しかし、プロジェクトの進捗管理や部下の仕事の管理などのいわゆるマネジメントを行う立場においては、当てはめてはいけないと思います。

一般的には、管理職というと例えば部長や課長といった役職のついた立場肩書をイメージすることが多く、責任や役割による負担増残業時間が増えるなど、印象の良くない言葉になっている気がします。中間管理職という言葉はその最たるものかと思います。

実際、働く女性を対象にしたアンケートでは管理職になりたくないアンケートでは「責任が重くなる」「精神的な負担が大きい」「長時間働かなくてはならなくなる」といった回答もあります。

管理職は必要だと思いますが、この辺りの良くないイメージを払拭することも重要だと感じています。

最後まで読んでいただきありがとうございます! いただいたサポートは僕が読みたい書籍代に使います!!