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セルフレジにやっと慣れたが、有人あるなら人任せ。 サブスク嫌い。アプリも本も音楽も買い…

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セルフレジにやっと慣れたが、有人あるなら人任せ。 サブスク嫌い。アプリも本も音楽も買い取りたい。知ってる女優のボーダーは上白石萌音。好きなものや趣味はいろいろあるが、それについて語ろうとすると固有名詞が出てこず言葉に詰まること多し。

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自戒の辞

退職して、無理解・無関心の他者に何事かを説明する必要がなくなり、一挙に読み書き不要の生活に突入した。 介護の真似事も卒業し、気心の知れた人間としか接していないので、ツーと言えばカー。脳のシワが減じて来た自覚がある。 人様に読んでもらうことはさほど念頭にないが、過去に類似のサービスを利用した経験から、 ・自慢するな ・説教するな ・知ったかぶりするな ・気の利いたことを言おうとするな を自戒の念とし、冒頭記事として固定しておく。 本当はもう一つ、「内容がない時に書くな

    • 昔は俺も悪かった

      昔は俺も悪かった、というタグイの屈折した自慢をする人がいる。 本当に悪かった逃亡犯が、最後に本名で死にたいと言ったなんて話ではない。 学生時代パッとしなかった連中が正月に集まり酒を飲んだりすると、「昔は俺も」自慢が始まる。 この連中が定年間近に差し掛かると病気自慢に変じたりする。 憎からず思っている女子の前でこれをやる奴もいるが、拍手喝采されるなんてことはまずない。 しかし、誰でも「昔は俺も」的なことを言ってみたい誘惑に駆られることがあるし、言っている。酒を飲むと特に言

      • 神戸 元町高架通商店街

        元町高架通商店街。モトコーがリニューアルされ、かつての面影がなくなった。 昔を懐かしむ人も多い。その割には、大抵の人はせいぜい3番街までしか行ってない。7番街まであったのに。 神戸っこはエエカッコしーだから、大阪の人ほど値切らない。でも、高架下で言い値で買うのはアホやと言われてた。 なんとなく油断できない感じだったけど、マニア注目の店も少なくなかった。 裏通りの楠の落ち葉や落枝がひどかったが、いつもアダルトショップのおばちゃんが掃除していた。 果たして本当に客が来て

        • 終活

          駅前の喫茶店。上品な東京ことばで話す老人が二人。 大病を患っていたらしい相手の回復具合を頻りに気遣っていた男性が、やがてボソボソと近況を語り始めた。 ‥‥ある日の午後、所持品一切を駅のコインロッカーに預けて墓参り。寒い季節ということもあって辺りには誰もいない。お参りを済ませて墓に腰かけ、睡眠導入剤を飲んだ。そのまま眠りについて、目覚めると病院のベッドの上だった。誰かが通報したらしい。 はっきりとした自覚はなかったが、眠りながらだと苦しくないという思いはどこかにあった。今

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        自戒の辞

          義理チョコ

          義理チョコが下火らしい。 世間で職場の義理チョコ問題についてトヤカク言われたはじめた頃、わが社でもやめてはどうだと提案し、アンケートを取ったことがある。 反対したのは女子だった。 いわく、買うのが楽しみ。好きなら自分で買って自分で食べれば良いじゃんと思ったが、言わなかった。 賛成したのは、そのノリについて行けない女子少数と大半の男子。 いわく、どうせ嫁か子供の口に入る義理チョコに、ハンカチ一枚のお返しでも持ち出しだ。 女子の多い職場ゆえ却下されたが、ホワイトデーの

          義理チョコ

          そば屋が出前できる範囲の町 -2

          医者、交番、特定郵便局、児童公園。散髪屋、小さな商店街か市場。小学校、中学校。学校前の文房具屋。喫茶店、電気屋、畳屋。隣町に映画館、お寺、高校。プラモ店。 蕎麦屋やラーメン屋は、店主が出前に応じられる範囲に一二軒。町には洋食屋。 どこの水辺でオタマジャクシを見つけたとか、あの角の郵便ポストの横で初めてバレンタインチョコを渡されたとか、町の舞台設定がはっきりしていた。 蕎麦屋の息子や味噌屋の娘だって同級生だ。 今では町外れにコンビニがあるだけ。炎天下、カートを引きずりな

          そば屋が出前できる範囲の町 -2

          そば屋が出前できる範囲の町

          いつも行く町中華。後から客が入って来たと思ったらウーバーイーツだった。 食べに来たわけじゃなく、出前商品の受け取り。 かつて、町の食べ物屋は当たり前に出前をしていた。出前を頼むと幾らか上乗せされるが、ちゃんと丼で持って来て、空いた食器も引き取りに来た。今やウーバーイーツ。 もちろん頼めば便利なんだろうし、利用する店や客からしてもウィンウィンなんだと思う。 しかし漂う一抹の寂しさ。

          そば屋が出前できる範囲の町

          最近のコミック-2

          最近のコミックを読みにくいと感じるのは、単に世代間の文化の違いだけではないように思う。 Netflixを倍速視聴するZ世代の映像読解力について行けないのは仕方がないとして、登場人物がどれも似たような顔をしていることが多くて紛らわしい。 どの作品のキャラも同じ顔などという話ではない。作中の登場人物の顔がどれも同じ、違うのは服と持ち物だけなどというのは作家の力量の問題だ。 手塚治虫のスターシステムほどじゃなくても、せめて男女の別がわかるくらいには描き分けて欲しい。

          最近のコミック-2

          最近のコミック

          子供の頃の夢が漫画家になることだったボクですら、現在のコミックは読みにくい。ほとんど山東京伝の戯作を読んでいるくらいの感じだ。 現代コミックの文法や前提とする知識の持ち合わせがないため、一瞥で読み取れず話の展開についていけない。アニメ化されてようやく腑に落ちるなんてことがある。 地域ごとの方言が薄まった反面、ギャル語に代表される世代間の言葉の違いが強まったことも関係しているかも知れない。 最近の漫才は早口で何を言っているか飲み込めないと父母の世代がこぼしていたのを思い出

          最近のコミック

          現代美術って?

          連句の面白さを言う人がいるが、僕のような無教養な者にはその面白さがさっぱり分からない。 何やら、詠まれた時代の文化に通じ、古典・漢籍などの教養が前提で、それなくしては味わえないものらしい。高級な楽屋落ちのようなものか。 現代美術の何が面白いのかと問うと、ここに至るまでの流れを知らねばならぬと連句と同じような答えが返ってくる。 利口じゃなきゃ絵は描けないのかと更に問うと、「絵を描く」なんて発想してる時点でアウトだと言う。あるいは、好きでやってる分には何でも良いんですよ。何

          現代美術って?

          萎んだ美カエル

          雨風の強い日には萎ませているなんて知らなかった。

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          理想のカメラ-2

          昔、カシオがEXILIM EX-S1という厚さ1センチほどで、ほとんど名刺サイズのデジカメを販売していた。 124万画素、換算37ミリの単焦点、絞り固定、固定焦点というスペックで、画像もなんだか湾曲してる。ほぼオモチャ。 固定焦点だからフォーカススピードもくそもなく、実に軽快。名刺サイズだから持っているのを忘れるぐらい。 写したからといってどうなるものでもない画像を大量に生産するだけのカメラだが、他のどのカメラよりシャッターを切る頻度が高かった。面白かった。 スナップ

          理想のカメラ-2

          理想のカメラ

          趣味をカメラから絵画に変えたとは言っても写真は写す。 ただ以前のように写真としての出来栄えには頓着しない。絵の参考資料だ。スマホで十分だが、そこはそれ根がカメラ好きだから今でも何台か持っている。 持っているカメラの台数ほど写しはしないので、発作的に売り払う。思いの外高く売れて新しいカメラを衝動買いする。発作と衝動の繰り返しだ。 フイルムカメラ時代からだと結構な浪費だ。揺らぐのは自分の精神の問題だが、ドンピシャの理想のカメラがないのも事実だ。 RICHOH GRIIIx

          理想のカメラ

          ドローイング -2

          色は人によって若干違って見えていて、そうした事情を「色覚多様性」というらしい。 女性のうなじのつもりで引いた線は、他人にもそう見えているのだろうか? 省略・抽象された描画は、人間の認知機能が同一規格だという前提の上に成り立つ。 先日、通っている銅版画教室で、刷り上がったプリントを示され、何に見えるか問われた。ウニと答えると、タンポポのシベであると眉をひそめられた。そういえばまわりが黄色い。 人のコミニケーションの問題や社会への不適合も、「××障害」と称され、ひっくるめ

          ドローイング -2

          ドローイング

          線描が好き。 三次元世界に輪郭はないなどと言う人がいるが、線描のキモはそこにない。"へのへのもへじ"が人の顔に、平安の落書きが現代人の目にも烏帽子姿の人物に見えるところに面白さがある。 一本の線が地平線であったり、女性の柔らかな二の腕であったりする。自分のイメージが一本の線で伝わり、認識が共有される。そこが面白い。 マチスやピカソのドローイング、小出楢重の挿絵や園山俊二の漫画。どれも少ない線で豊富な内容を掴み取っている。 細密な線でリアルな絵を描くのも凄いと思うが、線

          ドローイング

          ストリートスナップ -2

          素人が往来を行き交う人々にレンズを向けにくくなって久しいが、100年後に平成・令和の風俗を知ろうとする時にどういう手立てがあるのだろう。 確かにスマホで手軽に写真を写せるようになり、自撮りや"映え写真"が氾濫している。 また、玄人やハイアマチュアがガツガツと撮影することもあるだろう。 でも、それらは民の自然な風俗の記録ではないように思う。 森山大道はこれからも現れるだろうが、桑原甲子雄は出現することが許されないのではないか。 せめて、防犯カメラのデータぐらい、消去せ

          ストリートスナップ -2