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#503【赤字は絶対に回避するべき?】

会社や事業では
赤字の状態は
ぜったいにさけたいです。

一刻でも早く
黒字に変えられるよう
努力するか、

その事業を
やめるかを
選ぶべきでしょう。

会社を経営していると
経営者の考え方や実力、

幹部や社員の人数や
会社と仕事に対する
価値観、

景気やコロナなどの
外的要因などによって

売上や利益が
大きく左右されます。

とくに
コロナが会社経営に
与えた影響は大きく、

銀行からの融資があっても
それは一時的なもので、

けっきょく
コロナを乗り越えられずに

倒産や廃業に追い込まれた
会社やお店が

最近、とくに
目立ってきています。

わたしは
帝国データバンク

東京商工リサーチ

の企業倒産情報を
メルマガとして
購読していますが、

最近は
以前よりも倒産や廃業が
明らかに増えています。

その多くが
コロナの影響に
よるものですが、

赤字対策を
あまりしていなかった例も。

=====

では、
赤字の対策として
何があるか、

あらためて
考えてみましょう。

1)売上をふやす

まずは、コレです。

あたり前なことなのですが、
売上がなければ
利益も上がりません。

売上が増える努力と
取り組みをすべきでしょう。

ただし、
注意が必要なのは

売上至上主義に
なってしまうと、

利益は低かったり
採算があわない仕事を
受けてしまって、

けっきょくは
苦しくなることが
多いのです。

自社の規模や
人数、施設に見合う
売上を目指しましょう。

=====

2)利益率を高める

売上以上に大事なのは
利益率(利益額)です。

今の商売が
薄利多売になっていたら
要注意です。

ましてや
材料費や燃料費、
人件費が上がっているので、

それに見合う価格設定や
売りかた、体制を
考えて実行しましょう。

=====

3)事業をやめる

売上も利益も上がらない
となったら、
その事業をやめましょう。

その部門を撤退するか
内容を変えるか、

あるいは
廃業や売却をするかです。

赤字続きで
倒産しそうな会社を

M&Aで売却するのは
かなり難しいですが、

倒産するよりは
まだよいので、

タダでも引き取ってもらえる
会社をさがすのも手です。

うまくいけば
株式譲渡益を
得ることができます。

M&A仲介会社は
ネットで調べれば
山ほど出てきます。

=====

赤字を回避するには
ほかにも、

経営コンサルや
銀行に相談する

地元の商工会議所に
相談する

適正な人数の
会社規模に修正する

利益率の高い
新規事業に変更する

などなど
打ち手は無限
あるはず。

まずは、
赤字の原因を徹底的に
分析して

そこに真っ先に
メスを入れましょう。

一番ダメなのは
赤字を放置して

何も取り組みや改善を
しないことです。

会社は、わずか一年で
つぶれることもあります。

予測も含めて
先々を見通しながら

必ず、何かしらの
アクションを起こしてください。







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