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#607★完璧を求めてチャンスを逃してませんか?】

いろいろな仕事や
プロジェクト、事業
あるいは日々のタスクを
取り組むなかで、

つねに完璧な仕事を
求めてしまうことで、

完成するまでに
時間をかけすぎてしまったり

モタモタしてしまって
貴重な機会を失うこと、
ありますよね?

いわゆる
機会損失というやつです。

これって、
とてももったいないですね。

ただでさえ
流れが早い世の中ですので、

少し完成度が低くても
なるべく早く提出するか
タスクを処理する

このほうが
完成度にこだわって
モタモタするよりも

間違いなく
のちのち得になります。

=====

かくいう
わたし自身も

もっと内容を煮つめてから
とか

もっと時間をかけて
よいものを作りたい
などと考えて

ひとつのプロジェクトや
タスクの完了に

時間をかけてしまうことが
けっこうあります。

意外にも、
あまり深く考えずに

直感にしたがって
実行した場合と

何日も何週間も
たっぷりと時間をかけてから
行なったことでは

結果や成果には
それほど差がないことが
多いのです。

これは、
ファーストチェス理論
呼ばれるものになります。

チェスをやっていて
5秒で考えた手と

30分かけて出した結論は
86%が同じ手になる

これと同じパターンって
わたしたちの日常では
けっこうありますよね。

だったら、
時間の節約のため

あるいは、
お客さまや取引先相手なら

相手のイライラや心配を
防ぐ意味でも

できるだけ早く
対応し、提出した方が

ぜったいに良い結果を
もたらすものです。

たとえば、
より良い見積もりを
出そうとして

長い時間をかけて
練り上げた結果、

ライバルが見積もりを
すばやく出してきたため、

その仕事を
とれなかった。

いつかやろうとして
温めていた事業計画を

いつまでも着手できずに
好機を逃してしまったなど。

中国の三国志や
日本の戦国時代のお話でも

戦いの中での
一瞬の好機を見出した武将に

勝利の女神がほほえむ場合が
たくさんありましたね。

逆に、北条家の
小田原評定のように

進歩のない会議ばかり
繰り返しているうちに

時間ばかりがたって
より不利な状況に
なってしまうことも。

何をするにしても
決定や決断、行動には
スピードが最重要なのです。

=====

もちろん、
あまりにも性急で

考えのうすい
決定や行動には

失敗という
リスクがつきまといます。

そこは、自分がこれまで
やってきた経験や
実績をもとに

ある程度は
エイヤー!で対応して

あとでフォローなり
改善をしていくのが
よいでしょう。

いわゆる
走りながら考える
というやつです。

意外にも
これで十分対応できることが
けっこう多いもの。

みなさんも
仕事やプロジェクトに
かかわる場合には

つねにスピードを
最優先してみましょう。

結果は、あなたが驚くほど
変わってくるでしょう。

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