ケイ

短編小説、ショートストーリーを書いています。作品名には『二重カギカッコ』をつけています…

ケイ

短編小説、ショートストーリーを書いています。作品名には『二重カギカッコ』をつけています。受賞歴はプロフィールにまとめました。創作のほか、旅行記、SUBARU乗りのカーライフについても書きます。テーマは「本」と「旅」。アイコンはリト@葉っぱ切り絵さん。

マガジン

  • 呑みながら書きました投稿まとめ

    3ヶ月に1回の「呑みながら書きました」通称呑み書きに投稿した記事をまとめます。自分の好きなものについて、飲みながら推敲せず一気に書いています。誤字少なめ、尻切れ多め。

  • 創作裏話

    小説、ショートストーリーの執筆過程やきっかけなど裏話をまとめました。今この世界のどこかに暮らしている誰か、というイメージで書くことが多いので、執筆自体よりも取材や事前調査に時間をかけています。実話やエッセイと思われることも多いですが、ほぼ創作です。

  • 短編小説、ショートショート

    短編小説、ショートショートはこちらにまとめています。創作作品はタイトルに『二重カギカッコ』をつけています。

  • 視聴感想

    ドラマ、映画、アニメなど映像作品の視聴感想をまとめます。

  • 商店街シリーズ

    駅に続く商店街を中心に、行き来の中でちょっとずつ関わりあう人たちの出来事をそれぞれの視点で書くショートストーリー集です。

記事一覧

世界線が同じってこういうこと。映画+ドラマ #吞みながら書きました

こんばんは。 今日は9月31日ですね。 ごめんなさい、10月1日です。 3ヶ月に一回のペースで開催される #吞み書き の後夜祭に間に合わなかったので、30日しかない9月をごま…

ケイ
3日前
13

九段下と優しい笑みの声

東京の地下鉄の乗り換えで、改札を通過するときと通過しないときがあって、なんでかなーってぼんやり疑問でした。 都営地下鉄と東京メトロ、地下鉄には2種類あったんですね…

ケイ
2週間前
4

9月になって、秋を感じる

9月です。 カレンダーにおける数字上は秋になりました。 この時期は、加速的に日が短くなるのを体感します。ついこの間まで、この時間はまだ明るかったのに。 夏が過ぎる…

ケイ
1か月前
7

noteをはじめて6年、いくつかの公開作品を紹介します。

noteから、通知とバッジをいただきました。 アカウント開始して6年になりました。 (トリミングでふちを少し残した方が見やすかった) 小説書きとして活動開始したタイミ…

ケイ
1か月前
12

8月、日当たりについて考える

7月も充分に夏感はあるのですが、やっぱり夏の盛りといえば8月。 せっかくだから夏らしいことをしよう、夏休みを楽しもう、とどこかワクワクする気持ちにもなります。 猛暑…

ケイ
2か月前
3

#創作大賞2024 #エッセイ部門 の応募作品として、能登の話を書きました。
景色も目的も会う人も変わってしまったけど、能登を巡る旅に出る準備は進めていきます。

https://note.com/ksw/n/nfef7d4a6d35b

ケイ
2か月前
7

『ドングリ』

コロン。コトン。コツン。 小さな爆弾のような形をした実が次々と落下する中で、僕はドングリを拾い集めていた。 なるべく重くて穴が空いていないもの。色、ツヤ、形にこ…

ケイ
2か月前
10

よそ者の居心地

近所に古民家レストランができました。 新しく造成された住宅地ではなく古くからの集落なので、昔からの蔵のある家や立派な門構えの家がところどころに点在している地域で…

ケイ
2か月前
9

7月に入って、やること目白押し

7月になりました。 2024年も後半戦。 年度で見るとまだ前期の途中なので、ここでうっかり今年はまだまだと油断していると、9月過ぎてあっという間に「今年も残りあと…」っ…

ケイ
3か月前
8

東京四ツ谷のnote会場に来ています。

ケイ
3か月前
3

これが私の応援歌 #呑みながら書きました

バス待ちの一本。 最近あらゆるものが値上がって、マイラバーであるサッポロ黒ラベルよりも10円安い、サントリー生ビールを飲むことが増えてしまいました。 最初にこのス…

ケイ
3か月前
18

もしものときの話

私の身に突然なにかあったときの話。 成人したときからこの意志に変わりがないので身内には繰り返し伝えているのだけど、臓器提供はオールOKです。 年齢を重ねるごとに身体…

ケイ
3か月前
6

能登のルーツを巡る旅

私のルーツの一つは、能登半島の先にある。 父方の祖母が能登出身だった。 兄弟の多い祖母は19歳で結婚して、育った家を離れて金沢で暮らし、父は金沢で生まれ育っている。…

ケイ
3か月前
13

6月に入っての所感、書くことをしよう

どこまで話したっけ、ってnoteを振り返ってみました。 そうそう、今年に入って、このご時世だというのに安定した正社員の仕事を辞めてしまったんですよね。 年末に上司に退…

ケイ
4か月前
12

コンテスト・文学賞 応募作品一覧

ようこそ、ケイです。 主に1万字以下の短い小説を書いています。 作品を書いて公開するようになってから、noteなどで主催されるコンテスト、出版者などが公募する文学賞に…

ケイ
4か月前
57

オフィスカジュアルに彷徨う

前職は制服だったし、そのさらに前職はラフ寄りのカジュアルだったので、いわゆるオフィスカジュアルにあんまり慣れていないです。 ジーンズがダメなのは分かります。前々…

ケイ
4か月前
6

世界線が同じってこういうこと。映画+ドラマ #吞みながら書きました

こんばんは。 今日は9月31日ですね。 ごめんなさい、10月1日です。 3ヶ月に一回のペースで開催される #吞み書き の後夜祭に間に合わなかったので、30日しかない9月をごまかしそうになっていました。 なんで間に合わなかったかというと、9月30日締め切りの坊っちゃん文学賞にギリギリまで取り組んでいたからです。何とか滑り込み応募セーフしたあと、力尽きて倒れていました。今朝は職場に就業開始時間1分前に着席しました。あぶなかった。 というわけで、呑みます。 毎回、好きなことを

九段下と優しい笑みの声

東京の地下鉄の乗り換えで、改札を通過するときと通過しないときがあって、なんでかなーってぼんやり疑問でした。 都営地下鉄と東京メトロ、地下鉄には2種類あったんですね。 謎が解けました。 この日、夕方以降の時間に余裕があったので、九段下で降りました。 「九段下(くだんした)」の名前を知ったのは、自分の世代だと圧倒的に爆風スランプの超有名バラード『大きな玉ねぎの下で』でした。 東京に行ったことのない地方育ちでも、九段下の駅を降りて坂道があることを知っていたものです。 今はどうな

9月になって、秋を感じる

9月です。 カレンダーにおける数字上は秋になりました。 この時期は、加速的に日が短くなるのを体感します。ついこの間まで、この時間はまだ明るかったのに。 夏が過ぎる気配も感じます。 相変わらず日中の日差しは厳しいですが、朝夕の空気は明らかに変わりました。周囲に咲く花の種類も移り変わっていきます。 日の当たる場所(比喩的な表現ではなく文字通りの意味で)が好きで、季節は冬が好き。 日が短くなる寂しさと、冬が近付く嬉しさ。 好きなものが去り、代わりに別の好きなものがやって来る季節

noteをはじめて6年、いくつかの公開作品を紹介します。

noteから、通知とバッジをいただきました。 アカウント開始して6年になりました。 (トリミングでふちを少し残した方が見やすかった) 小説書きとして活動開始したタイミングでもあるので、今までの公開作品をいくつか紹介します。 最初の作品は、元々頭にあったストーリーを書きました。 この話は長編の構想があり、そのプロローグ的なストーリーです。 想いのある北陸を舞台にしたいと長年考えています。 公開作品は主に1,000~2,000文字くらいのボリューム感で書いています。

8月、日当たりについて考える

7月も充分に夏感はあるのですが、やっぱり夏の盛りといえば8月。 せっかくだから夏らしいことをしよう、夏休みを楽しもう、とどこかワクワクする気持ちにもなります。 猛暑続きですが、幸いオフィスのデスクワークなので、日中はそれほど影響を受けません。 今まで、居住空間は日当たりこそ大事だと思っていました。 自室の窓の目の前に隣家の壁や窓が迫る光景は、薄暗くて窮屈なイメージでした。北向きの部屋は寒くて湿っているイメージです。 いまの職場は北向きです。 窓が大きいので、薄暗さは感じず

#創作大賞2024 #エッセイ部門 の応募作品として、能登の話を書きました。 景色も目的も会う人も変わってしまったけど、能登を巡る旅に出る準備は進めていきます。 https://note.com/ksw/n/nfef7d4a6d35b

『ドングリ』

コロン。コトン。コツン。 小さな爆弾のような形をした実が次々と落下する中で、僕はドングリを拾い集めていた。 なるべく重くて穴が空いていないもの。色、ツヤ、形にこだわって選別する。 特別大きくて存在感のあるドングリが目に飛び込んできた。表面についた土汚れを親指で軽くこすり取ると、ツヤのある濃い茶色が太陽を反射してキラッと光った。 家に帰ると父が庭のバケツに水を張って、僕が持ち帰った戦利品を投入した。沈んだドングリだけを拾い上げる。特別大きなヤツも残っていた。 植木鉢に

よそ者の居心地

近所に古民家レストランができました。 新しく造成された住宅地ではなく古くからの集落なので、昔からの蔵のある家や立派な門構えの家がところどころに点在している地域です。 いわゆる過疎地域でもあるのだけど、昨今の移住ブームでたまに県外からの移住者がやって来ることもあります。 長年ここで暮らす人たちの間では「こんなところに若い人がレストランを開いた」「なんでこんな何もない田舎に」と、珍しい話題として噂されています。 みんな気になりつつ、特に年配の方たちにとっては得体の知れない感じで

7月に入って、やること目白押し

7月になりました。 2024年も後半戦。 年度で見るとまだ前期の途中なので、ここでうっかり今年はまだまだと油断していると、9月過ぎてあっという間に「今年も残りあと…」ってなるのです。 気持ちの区切りと引きしめをしておきたいところです。 今月は、note創作大賞2024の締め切りが控えています。 エッセイ部門に応募する一本を書きました。まだざっくりとした状態なので、読み直すたびに気になる箇所だらけです。 このあと地図も追加して、締め切りまで文章のブラッシュアップを繰り返します

東京四ツ谷のnote会場に来ています。

これが私の応援歌 #呑みながら書きました

バス待ちの一本。 最近あらゆるものが値上がって、マイラバーであるサッポロ黒ラベルよりも10円安い、サントリー生ビールを飲むことが増えてしまいました。 最初にこのストレートで思い切ったパッケージをみたときはキャンペーンとか一時的な何かかなとすら思っていた。それが今やビールコーナーの定番になって、CMもバンバン流れて、すっかり見慣れたよね。 さて、3ヶ月に1回の呑み書きです。 東京行きの高速バスに揺られながら、今回も私の好きなことについて書いていきます。 周囲に迷惑にならない

もしものときの話

私の身に突然なにかあったときの話。 成人したときからこの意志に変わりがないので身内には繰り返し伝えているのだけど、臓器提供はオールOKです。 年齢を重ねるごとに身体も劣化して機能低下しているので、需要があるかは定かではないですが、それでももし生きて使えるところがあればぜひぜひ活用してください。 「本人が生前から強く希望していました」って皆さんで口を揃えて言ってもらって大丈夫です。 このたび転職して、新しい保険証になって、改めて記入欄に書きました。 運転免許証は証人ふくめて意

能登のルーツを巡る旅

私のルーツの一つは、能登半島の先にある。 父方の祖母が能登出身だった。 兄弟の多い祖母は19歳で結婚して、育った家を離れて金沢で暮らし、父は金沢で生まれ育っている。 私が長年金沢の方言だと思ってた祖母の言葉は、今思えば能登由来の言葉だった。力強さや荒さも含めて心地良く、幼少期からたびたび触れていたから懐かしさも伴って今もすごく好きだ。 私の記憶にある初めての能登の思い出は唐突に始まった。 金沢の叔父、つまり父の弟にあたる人が、当時まだ幼かった私と妹を連れてある日急に車で出か

6月に入っての所感、書くことをしよう

どこまで話したっけ、ってnoteを振り返ってみました。 そうそう、今年に入って、このご時世だというのに安定した正社員の仕事を辞めてしまったんですよね。 年末に上司に退職の意志を伝えて、ほぼ同時に次の仕事の面談をして決めて、次があるからってことで引き止めからも逃れ、送別会や餞別も要らないからと、なる早なる伏せで退職したのでした。 お世話になったし仲良くしてもらったし、何より自分で自分の生計が立てられていたのは良かったので感謝しています。スバルを買えたのもおかげさまでした。 でも

コンテスト・文学賞 応募作品一覧

ようこそ、ケイです。 主に1万字以下の短い小説を書いています。 作品を書いて公開するようになってから、noteなどで主催されるコンテスト、出版者などが公募する文学賞に応募しています。 数が増えてきたので、ここに一覧でまとめました。 応募作品一覧《記載例》・賞タイトル(媒体) 『作品名』 【受賞結果】 ※(媒体)がないものはnoteか公募、【受賞結果】がないものは落選または審査中です ・ショートショートコンテスト「家族」(SSG)『身寄り』【ベルモニー賞】 ・ヒューマンドラ

オフィスカジュアルに彷徨う

前職は制服だったし、そのさらに前職はラフ寄りのカジュアルだったので、いわゆるオフィスカジュアルにあんまり慣れていないです。 ジーンズがダメなのは分かります。前々前職くらいのときに多かったスカートはほとんど手放してしまったので、いま試着して鏡を見ても自分っていう感じがしなくなってしまいました。 ブラウスとパンツ?も組み合わせがいくら見ても自分に合うものが分からなくて迷います。 制服、楽だったなぁ。 男性はスーツがあるからいいなぁ。 女性のオフィスカジュアルってスーツだとちょっと