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息子に怒ってしまった、反省の日

人は自分を映す鏡
そう教わったことがあります。
子育ての中で、今改めてそれを強く感じている話です。
 
誰かに対して腹が立ってしまったり、
不満を持ったり、何かしらの感情を持つとき、
その人は、鏡となって
自分自身のことを教えてくれているんだ。
だから、その相手に感謝なんだ、と。
 
最初は「え、どういう意味?」って感じだったのですが
 
人は、自分が
「こうあるべき」「こうしなければならない」
と思っていることを、破っている人を見ると、
腹が立ったり、イライラしたりする。
 
例えば「人に甘えてはならない」と思ってる人が、
甘えてる人を見ると、イライラする。許せない。
 
「完璧でなければならない」と思っている人は、
ミスしたり、脇が甘い人を見ると、腹が立つ
 
それって当然かもしれないけど
本当なんだろうか
当然なんだろうか
 
 
人を頼って生きていくべき、と思っている人は、
人を頼ったり、甘えたりする人を見ても、
腹は立たないらしい
 
「8割くらいがちょうど良い」と思ってる人が、
完璧ではなく、8割くらいの人を見たら、
むしろ、「イイネ」と思うらしい
 
自分の価値観によって、
自分の感情が揺れ動いたり、相手を評価したり。
自分の価値観の問題なんだ。
 
だから、人に対して
自分が何かしらの感情を持ってしまうとき
嫌いとか、イライラするとか、受け入れられないとか。。
それは、

「相手の問題」なのではなくて
「自分が問題」なのでも、なくて。
「自分の価値観の問題」なんだと。
 
人は、それを教えてくれる鏡だという、教えでした。
 
 
 
何でそれを実感したかというと。。
大好きな子供たちに、腹が立つことがある
そりゃ人間なので、どうしてもある
 
いつまでも甘えてたり、
自分の思う通りじゃないと暴れて泣いたり、
感情的に人を叩いたり…
 
その時に冷静に、寄り添って
「叱る」ことができれば良いが…
「怒り」たくなる。
自分の中に生まれた感情の為に、行動したくなってしまう。。
 
なんでなんだろう。。
それは、自分が
「それはダメだ」という価値観を持っているから
と、以前教わったことを思い出した次第です。
 
 
自分が、
「甘えてはいけない」
「わがままではいけない」
そんな価値観を持っていると、それに反する人、
自分の子供であっても、時にそれが許せない。
 
 
それに気づく為に、簡単なステップが
「〇〇ねばならない。だって、〇〇だから」
と、自分を見つめること
 
 
「甘えてはいけない」
「わがままではいけない」
「だって… 〇〇だから」
 
 
この〇〇に、何が入るのか?
 
わがままではいけない。
だって、そう親に言われたから
だって、そうしないといつも怒られたから
だって、自分はいつも我慢してるんだから
だって、そうしないと1人になっちゃうから
だって、……
 
 
自分が冷静に考えたことではなく、
小さい頃に言われたことや、
周囲に言われたことがそこに当てはまっていないか

もしくは、自分が満たされていないから、
それを相手にも強要していないか
 
それって、本当なのか…
 
 
相手に尽くさないといけないよ。
だって、そうしないと自分は認められないから。。
 
今、笑顔でヘラヘラしてちゃいけないよ。
だって、世界は今大変なんだから。。
 
 
それって、本当なんだろうか
 
刷り込まれた、価値観がそうしてるだけで
親や、先生や、周囲の価値観がそうなだけで
それって、本当なんだろうか。
 
 
 
そういう学びでした。
 

自分が周囲の人に腹が立っても、
それは「自分の価値観」を教えてくれる鏡なんだ
 
愛する自分の子供にすら、腹が立つとき
それは、自分が、親や周囲から受けてきて作られた
「価値観」がそうさせてるだけなんだ。
 
 
人は自分を映す鏡であり、
そこに映った自分も、育った環境の鏡なんだ
 
だから、誰も責める必要はない
一歩ずつ理解して、ただ反応するのではなく。
相手にも、自分にも、感謝をしていこう
 
 

…息子に
感情的に怒ってしまった自分の
反省の日でした。。

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