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こんにちは。
株式会社プリミスの白神です。
今日も新規事業開発・商品企画にかかわる小さなヒントをお届けできたらと思っています。

◆商品企画の目的を明確にしているか?◆

商品企画を始める場合、いきなりモノ創りを始めるわけではなく、まずはお客様の声を聞いたり、アンケートを実施したりと様々な調査をし準備を整えますよね。その後、いよいよ企画書を書く段階になると思います。

さて、その新商品や新サービスの企画書に みなさんは何を書いているでしょうか?
企画書の書き方はまた別の機会にお伝えしたいと思いますが、今日特にお伝えしたいのは、企画書に企画の ”目的” が明確化されているか?ということです。

もし、あなたの企画書に ”目的” が書かれていないならば、是非、その商品を企画する ”目的” を明確にして記してください。

◆”目的” が ”目標” になっていないか?◆

さて、ここで注意しなければいけないのは、企画の ”目的” が実は ”目標” になってはいないかということです。

企画書には目標を書くのか?目的を書くのか?

企画の ”目的” として

「売上を〇倍にする」
「シェアを〇〇%アップさせる」

などと書いてある企画書をよく見ます。
私自身もこのように書いていた時期がありました。
今から思うとよくこれで企画書が通っていたなと思います。

売上げやシェアの向上は会社にとっては大切ですが、これらは内向きの目的、いや、正しく言うと目標ですよね。

新商品や新サービスを世に出そうというとき重要なのは

「ユーザーにどのような利益を提供したいのか」
「社会にどのように貢献したいのか」

という ”目的” を設定することです。


これが明確でないとその商品やサービスは、ユーザーには届きません。
その商品やサービスのミッションとも言えます。
こういったミッションとも言える ”目的” が人の心を動かし、その商品を買いたい、サービスを利用したいという動機につながるのです。

企画書にはこのような外に向けた目的をぜひ書いて下さい。


そのうえで会社(内部)に対しては、目標として、
「売上を〇倍にする」
「シェアを〇〇%アップさせる」

とするとよいでしょう。

このようにすることで、企画が強くなり、企画会議の説得力が増します。
さらに、プロジェクトへの協力者も増えるはずです。

ぜひ試してみてください。

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