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糖尿病の原因と対策

皆さんおはようございます!

整体院「感喜」の金子です!



本日は糖尿病についてお話したいと思います。



 原因

1日1個以上の卵の摂取は、糖尿病発症のリスクが60%上昇するという研究結果がBritish Journal of Nutrition誌に発表されました。
研究者らは、「中国健康栄養調査」(China Health and Nutrition Survey)の参加者を評価しました。習慣的に卵を多く摂取している人たち、卵の摂取量が最も多い人は、最も少ない人に比べて糖尿病のリスクが有意に高かった

リスク上昇のメカニズムとして考えられるのは卵黄に含まれるコリンによる酸化や炎症、卵黄に含まれる糖質の吸収阻害などが考えられています。


また、鶏の飼育環境に問題があり、飼育過程で抗生物質やワクチン、遺伝子組み換え作物の餌の使用、狭いゲージで身動きがとれないことによるストレスなどにより、卵に化学物質が含まれてしまい、これらの化学物質を卵を介して間接的に摂取し、体内で蓄積してしまうことで発症リスクが高まることが考えられます。



 対策

Practical Diabetology誌に掲載された論文では糖尿病の予防と治療における有効性など、植物性食生活の利点について述べています。


植物ベースの食事は、糖尿病の予防と治療のための健康的な食事パターンとして人気が高まっています。2015~2020年のアメリカ人の食事ガイドラインでは、健康  的な食事のガイドとしてベジタリアンの食事パターンが推奨されました。この「健康的なベジタリアンの食事パターン」には、「健康的な米国式の食事パターン」と比較して、より多くの豆類(豆とエンドウ豆)、ナッツと種子、大豆製品、全粒穀物が組み込まれています。  



観察研究と介入研究の両方で、植物ベースの食事が糖尿病のリスクを軽減し、糖尿病を改善することが報告されています。

植物ベースの食事パターンは、体重、心血管危険因子、インスリン感受性、A1C、酸化ストレスのマーカーを改善し、尿中アルブミン排泄を減少させます。さらに糖尿病に関連する臨床転帰に加えて、植物ベースの食事を摂取した糖尿病患者は、感情的および身体的幸福、生活の質、および一般的な健康状態の改善も報告しています。


臨床的証拠に応じて、アメリカ臨床 内分泌学会 とアメリカ内分泌学会 (AACE/ACE) は、2 型糖尿病の生活習慣治療に植物ベースの食事パターンを推奨しています。米国糖尿病協会は、コンセンサス声明の中で、  ベジタリアンおよびビーガンの食事パターンは、研究されている他の食事パターンと同様に、糖尿病の予防と治療に有益であると文書化しました。



本日はここまでです。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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