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〇〇は自己免疫疾患の原因になる!?

整体院「感喜」の院長の金子です!


今回は自己免疫疾患の原因になる食べ物についてお話します。



食べ物が自己免疫疾患の原因になるの?と思われる方もいる方思いますが、

答えはYesです、、、



これは研究でも示されています。



ですので私たちが普段からこの食べ物を意識して避けなければ自己免疫疾患を発症するリスクが高まりますし、

既に自己免疫疾患になられている方は症状が悪化してしまうでしょう。



では一体どんな食べ物が自己免疫疾患の原因になるのかというと、それは



小麦

ではなぜ小麦が自己免疫疾患の原因になるのかというと問題はグルテンにあります。



グルテンは消化の過程でグリアジンというものになり、このグリアジンが腸の細胞にくっつきます。



そうすると腸の細胞から

ゾヌリン

という物質が分泌されてしまします。



ゾヌリンとは腸のタイトジャンクションと呼ばれる腸の防御壁を崩してしまいます。

つまり、リーキガットを起こしてしまいます。


その結果、未消化の食物や細菌、ウィルス、食物添加物などの化学物資が血流に乗り

全身の組織にこれらの異物が溜まってしまいます。




タイトジャンクションが崩れ通常では血流には流れない物資が流れてしまうと炎症の原因となり

自己免疫疾患の原因となってしまいます。



具体的には


1型糖尿病

多発性硬化症

セリアック病

炎症性腸疾患

全身エリテマトーデス

自己免疫性肝炎

など多数あります。



事実、自己免疫疾患の方はこのゾヌリンが過剰に分泌されているという研究もあります




これらの研究結果を踏まえると自己免疫疾患の発症を予防したり、症状の悪化を防ぐには

小麦を避ける必要があるということになります!



小麦は今は主食になることが多いですよね、、、

また意識してもらいたいのが普段の食事の中でどれくらい小麦で作られた
料理を食べているのか?

ちょっと思い出してみてください。



意外と多くありませんでしたか?



何故なら小麦で作られた料理には中毒性があります。

また食欲中枢を麻痺させてたくさん食べすぎてしまうこともあります。



本当に意識をしなければ小麦を避けることは難しいと思います。

僕昔はラーメンやパスタ、パンなどが好きでよく食べていました、しかし、小麦が持つデメリットを知ってから

小麦で作られた料理はかなり減らしました。



また慢性疲労や不眠、自閉症などもグルテンフリーにするだけで
改善することもあります。

それぐらい小麦で作られた食品というのは体に影響を与えています。




しかし、このようなことを知っていればグルテンフリーをするのも難しくはないはずです。

ただ、僕はラーメンやパスタ、パンのおいしさも知ってしますし、

それが好きで好きでしょうがないという人がいるのもわかります。



グルテンフリーをすることで過度なストレスがかかるのなら全部はやめなくてもその頻度を減らせばいいと思いますし、

無農薬、無化学肥料で育てられて遺伝子組み換えではない小麦で作られた料理を食べるなどにすればいいと思います。



僕は麺類が好きなのでグルテンフリーをするのは最初は辛かったですが
代用品として、

米粉で作られた麺や玄米麺、豆で作られた麺などを代わりに
食べていました。



これらの麺でも小麦で作られた麺類と遜色なく食べれて
美味しいものも多いです!

だから、グルテンフリーだからと言ってラーメンやパスタが食べれないと
心配する必要はないですよ!



自己免疫疾患でお悩みの方は是非グルテンフリー(小麦フリー)を
試してみてください!

きっと良い変化が出ると思いますよ!!



もし自己免疫疾患でお悩みの方はライン@から一度ご相談ください(^^)

きっと皆さんのお力になれると思いますよ






本日は以上になります、最後までお読みいただきありがとうございました!


参考文献

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