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誕生日、の温もり、、深夜書店。

 温もり、って何?。
 
 暑苦しいかな?。・・・冷たい、温もりってのも世の中にはあるからええやろう。

 闇夜に姿をくらませて、生きる。

 獣、ってそんなもんやしな。
 そんこと考えて生きてきたつもりやった。
 
 それでも、。
 真夜中にも太陽は在るってこと、。

 集団に溶け込めない誰かをみつけたら、偶然をよそおってでも近づいていく。
 そして、あたりまえみたいに何気なく話しかける、、

 そういう温もりを知っている。
 
 友へ、今日という日に捧ぐ詩、。

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 幼馴染友人、の誕生日は台風一過の日だった。

 友人、は忙しい立場だ。
 おめでとう、はSNSつながりで祝した。

 俺(詩人)とも誕生日が近い、この幼馴染友人は『深夜書店?、何をこいつは・・・』で登場の友人だ。順調に規模拡大し成長し続ける株式会社の代表取締役だ。
 もちろん、「真 深夜書店」では「関ヶ原」にちなんだ関連作品でもお馴染みでもある。
 心に水を沁み込ませることのできる人物といえる。
 
 若かりし時代に出逢ったことで、今現在の俺(詩人)へと影響あたえてくれたのは間違いなくこの友人だ。音楽を聴くだけでなく奏でることの楽しみや、いつかは暴露(ばくろ)したいような(!)不適切な(笑)その他あれこれの楽しみも・・・本人としては否定したいかもしれないけど、(笑)。

 でも、確実に本人も手放しで認めてくれることはこの友人が通った高校で、barを営む友人と出逢ってくれたから、俺(詩人)も出逢うことができたのは確かなことだ。
 
 太陽の化身、からの陽射しは歳月経てこそ格別に心にそそぐ、その日向(ひなた)を味わえない獣は世の中にあふれていること考えたら、友人在ってくれてこそと感謝している。

 barを営む友人の店があってこそだ。
 
 先日は、俺も大切な皆々から誕生日を祝してもらえてすごく嬉しかった。
 友人の歌人が終始つき合ってくれたおかげも大きい。
 腕毛の濃い店長ともバーテンダー美人娘さんや各店のスタッフ皆々と愉快に飲み明かせた。
 店の馴染み客さんも友人の歌人の計らいで来てくれた。
 この馴染み客さんは花、を添えるごとくにこの嬉しい日にと結成した映画同好会の会長に就任してもらった。
 実にめでたい、自分の誕生日なんて二の次、三の次ってくらいの嬉しさだ。
 
 「自分の生涯でこれだけ笑ったことないかな、」と思えるくらい腹の底から笑えた。

 幼馴染bar店でいるときに、娘と一文字ちがいの母女性からのTV電話もあった。
 笑顔で祝してもらえたのも感動した。
 
 それから、なか三日、。
 三、にまつわる水もしたたる人物にされてしまっている。
 幼馴染友人、の誕生日は台風一過の日だった。

 この日は朝から友人の歌人も自転車旅に出たようだ。
 曇天のなかに陽射しを探し求めて着想してるんだろう。
 昨夜の暴風雨がなかったかのような青空と緑樹(りょくじゅ)の画像を俺(詩人)に届けてくれた。
 その景観に添える文言があった。
 
 「神々だけでなく無数の霊魂も宿っているのだ、そんな空間でひとりちっぽけな者が歌っている、さあ思いっきり跳んでみろ!良くなるに違いないぞ!」、と。
 
 「跳ぶ」、。
 LINEのやり取りのなかで、その文面からの言葉に触発(しょくはつ)された。

 【‶跳ぶ

 その中空に 「詩」が舞い

 果てなき空に 「歌」が飛翔していく〟


 
 幼馴染友人、の誕生日は台風一過の日、。
 
 即興の詩をつくれたとき、幼馴染友人たちへの想い馳せるひとときも深まった。
 感謝の気持ちも、。

 「過去 未来」のあいだに今、現在の温もりが、
 いつだって見えないだけで存在すること。
 そそ、
 あったことにも、。
 「空白、にすぎなかった場所で生きてた」
 なんて考えたらいけないと自分の想い出にもつながった。

 昔、共に暮らしていた。黒猫、びよんせちゃん
 預けていた方との連絡手段がなく歳月経ての再会もできない現在、生き別れ状態だ。
 
 昔日、ある日の懐かしい日向(ひなた)の匂い、。
 獣、であっても獣であるからこそ陽光を一身(いっしん)に浴びて生命力を放てることを、。
 この俺に「言葉なんていらない、」と諭してくれている。
 
 深夜まで色々あって、やっとの思いで帰宅し辿り着いた部屋で抱きしめた。

 体温、とかそんなもんやなくて・・。

 生きてる、ってことの温もりを。

 
 温もり、って何?。
 
 暑苦しいかな?。・・・冷たい、温もりってのも世の中にはあるからええやろう。
 
 闇夜に姿をくらませて、生きる。
 獣、ってそんなもんやしな。
 そんこと考えて生きてきたつもりやった。
 
 それでも、。
 真夜中にも太陽は在るってこと、。

 集団に溶け込めない誰かをみつけたら、偶然をよそおってでも近づいていく。
 そして、あたりまえみたいに何気なく話しかける、、

 そういう温もりを知っている。

 友へ、今日という日に捧ぐ詩、。

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