筍の里
朝から雨が降ったり止んだりの金曜日、昨日も今日も気温は低く、
今週の初めは6月とか、7月の気温!と天気予報で言っていたのに、また2月、3月の気温だとか。
一体、今は何月だっけ? どの季節だった?と よくわからなくなります。
そんな花冷えというには あまりに寒い中、用事があって 暖かくしてマフラーもして出かけて、
ちょっとデパ地下で お惣菜でもと覗いて、筍のサラダを買ってきました。
この前、noteに書いた地方に引っ越した友人と 筍の話をして、
そういえば筍は春先が旬だよね、と頭に残っていたからです。
夫氏の転勤で、この春 地方に引っ越した友人、ちょうど引っ越した頃、家の近くには、土筆がたくさん生えていたそうで、
早速 摘んできて、連日、土筆祭だったそうです。
そして近々、今度は、近所の人が筍採りに連れて行ってくれるそうで、
今度は筍祭なんだと、採ってきたら送るからと弾んだ声で話していました。
筍の里かぁ、なんか聞いたことがあるような?
土筆は我が家の周りにも 結構、生えていましたが、さすがに筍はないなーと、
嬉しそうな友人の話を聞きながら、これはリアル トトロの世界だなと思いました。
子供を育てていくには とてもいい環境だと言う友人ですが、
大人が人間らしく過ごしていくにも とてもいい環境なのだと思います。
首都圏で普通に職場に通勤する生活は、あの大混雑した駅を通って、ギュウギュウなんてもんじゃない電車で往復、
この毎日です。
あの通勤電車で一年通勤すると、寿命が何年縮むとか、そういう話を聞いたことがあります。
まだ仕事を始める前から拷問のようで、大きなストレスですが、これがなくなります。
そしてコロナ禍であるので、地方へ行ってもリモートワークの日も多くて、
職場に出勤したとしても混んでいないし、時間もかからないし、子供と過ごす時間も増えて
夫氏も縮んだ寿命が戻ったようで 活き活きとしているそうです。
買い物も、確かにお店の種類は少ないでしょうが、それでも必要な物はあるし、
なんといっても今は ほとんどの物をネットで買うことが出来て、すぐに宅配で届きます。
「ここで過ごす一日も、あの座敷牢みたいな都心のマンションで過ごす一日も、同じ一日なのよね。」
子供にとって いい環境は、大人にとっても いい環境。
毎日、私達が 意識しないで目に入ってくる眺め、それがコンクリートや人混みばかりなのと、
遠くまで見渡せる空や緑色の里山の風景なのと、どちらがストレスなく過ごせるかなんて
考えなくても分かること。
とにかく今は大変なことばかりの世の中で、
これからどうなっていくのか、いい兆しは全く見えないけれど、
だからこそ 私達の毎日が少しでも良い方向に変わってほしいし、変えなくてはと思うのです。
こざるカフェは、今日も ゆっくりゆっくり
のんびり 穏やかに時間が流れていきます。
読んで下さって、どうもありがとうございます。
この筍は京都産の筍だそうで、嵯峨野の竹林を思い出しました。また行きたいなぁ。
よい毎日でありますように(^_^)
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