noteで内からつながる不思議な関係
かつての私は比較的なんでもオープンに話すタイプでした。
でも大人になるにつれて、時間は有限だということを意識するようになり、相手にとって興味のない話題をするのは申し訳ないと思うようなりました。
不器用で人との距離感が上手にとれなかった私も少しずつ空気を読めるようになったのだと思います。
でも果たして空気が読めるようになったのか、単に自分を出さなくなったのか…
「私の話なんか、聞いても面白くないよね」
「わざわざ時間を使ってもらうのは申し訳ない」
という思いから人と話す際のトピックを慎重に選ぶようになりました。
様々な人との関わりを通じて、心の扉を閉じ始めてしまった私。
自分を開示することで、冷めた目で見られたり、馬鹿にされるのが怖くなっていたのかもしれません。
大ファンであるモンテッソーリ教育についても、
「自分が知っていることを誰かに話したい!」と思いつつ、
「相手は興味もないのに、そんな話をしたらつまらないだろうなぁ」
「聞いてくれる人はいるけど、その厚意に甘えすぎても悪いしなぁ」
そんな風に思っていました。
ある日noteに出会いました。
「ここなら私が知っていること、学んでいることを好きなだけアウトプットできる」
「興味のある人しか読まないだろうし、仮に誰にも読まれなくても書くことで頭を整理できそう!」
とりあえず始めてみました。
初めはモンテッソーリについて学んだことを書いていましたが、他の方の記事に影響され、学んだ内容だけではなく、次第に自分の気持ちも表現するよう変化していきました。
自分の思いをなんとか伝えようと書いた記事にスキを頂けたこと
真剣な思いを馬鹿にせず、温かく受け止めてくれる方々の存在
私にとってありがたいことばかりでした。
元々SNSやオンライン上のつながりというものには懐疑的でした。とても怖いものだと思っていました。
それなのに、noteを始めてからは、会ったこともない人に、妙な親近感、むしろ信頼感を抱いている自分がいます。
これまで感じたことのない感覚。
不思議だな~なんて思っていたある日、
参加しているサークル「みんなのPTA」の髙岸さんがとても興味深いお話をなさっていました。
・直接会って話したからといって必ずしも深い話ができるわけではない。
・本音と建前の本音の部分までたどりつけないことが意外とある。
・noteは思っていること、信念など、内から入るもの。
・内から入ってつながった関係は、対面で会ったコミュニケーションやつながりよりも深いところでつながっている気がする。
まさに私がnoteで感じていたことでした。
音声配信で初めてnoterさんとコラボ!
これをさらに実感できたのが今週の音声配信にゲストとして出演してくださったひらさわあけみさんの言葉でした。
今回はnoteクリエーターさんとの初コラボ。一度もお会いしたことのない方といきなり会話するというちょっと緊張するシチュエーション。
実は、私が以前記事の中で、試しにさりげな~く
「出演したい方いらっしゃいますか?」
なんて書いてみたところ、最初に反応してくださったのがひらさわさんです。
思い切って、「どうして出演を決意されたのか」聞いてみました。
「文章を読んでいて、Mapleさんなら私の伝えたいメッセージを託せると思ったんです。」
とのお返事が。
本来であれば、
「いやいやいや~。んなこたぁないですよ。」
と恐縮する場面ではあるのですが、この時は不思議とすんなり受け入れられました。
それは、私も同じような気持ちを皆さんのnoteから感じることがあったからです。
さきほどご紹介しました髙岸さんがサークルを作った際、普段から記事を拝読していたので「この方が始めたサークルなら面白そう!」とすぐに参加を決めました。
クンダリーニヨガティーチャーのエイミーさんの記事を読んだ時、「この人に会いたい!この方が教えるヨガなら私にもできるかもしれない。」と体験レッスンを申込みました。
お二人はちょうど良い機会(というか口実)があり直接コンタクトできましたが、他にも密かに「お会いしたいな」、「お話してみたいな」と思っている方はnote上にたくさんいます。
そんな自分の心情とひらさわさんの言葉が重なったのです。
もちろん、私自身もひらさわさんの記事やコメントを読む中で「面白そうな方だな、おしゃべりしてみたいな」と思っていました。
「もしかしたら同じような気持ちを抱いてくださったのかな?」と思ったら、普段なら「いやいやいや」と恐縮してしまう言葉も、とてもすんなり受け入れることができました。
こんな温かい気持ちを教えてくれたnoteにとても感謝しています。
今週の音声配信
ちょっといい話で結びたいところなんですが、そうは問屋が卸さない!
配信を聞き直して猛反省ですよ!
こんなに私を信頼してくださったのに、ひらさわさんの伝えたかった内容を私がちゃんと聞き出せていない…
なぜって、私ってば途中で褒められてつい舞い上がっちゃいましてね…
ヘラヘラしていたら終わってしまいました。
と、インタビュースキルには問題ありですが、とても楽しくおしゃべりさせていただきました。
病弱だった子ども時代に本が支えとなったこと、女性がクリスマスケーキ扱いされた時代の話、寿退社のプレッシャーなど、興味深いお話盛りだくさんです。
ひらさわさん&私と一緒にお茶でもしながらおしゃべりしている気分でぜひ聞いてみてください!
お読みいただきありがとうございました。
▼今回のゲストひらさわあけみさんの記事はこちらです。
▼読み終わった瞬間、「この人に会いたい!」と思ったエイミーさんのお話はこちらから
▼私が参加しているサークルはこちらです。
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