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【まとめ】「捏造と編集のあいだ」〜クロ現・捏造報道の考察

番組制作のプロセスや方針に関してNHKが公式に出している記事をいくつか引用しながら、捏造報道が起こる要因を考えてみました。以下の3つの記事にまとめています。


中編を書いた後に興味深い記事を見つけたので、補足として一本書きました。捏造や虚偽の報道が起こる構造は、テレビだけでなくマスコミ全体に共通してるみたいです。新聞社の人の証言を引用しています。↓


<後書きのようなもの>
捏造って、制作スタッフの個人的資質や事情の問題もあると思うけど、なにより組織の問題で、組織犯罪なんですよね。組織ぐるみでやってるから、なかなか是正されない。悪いことやっても隠ぺいしまくるだろうし、そもそも悪いことだと認識しているかどうか……。

こういう組織の「中の人」たちは、悪事に手を染めて組織に残るか、良心の呵責に耐えられなくて辞めるかの、二択を迫られてしまう。その結果、組織に残った人たちは、倫理観が薄くて不正への抵抗感があまりないタイプばかりになってしまい、犯罪行為が助長される。ビッグモーターなんかと同じですよね。

まともな人はいられないよね。あんな不誠実な仕事(というか犯罪行為)をしろと言われたら、気が狂いそうだもの。いくら高給もらえるとしても。

中の人たちが「サイコパスみ」強めでモラルがない人ばかりだとしたら、誤りを内部から正すことは絶望的に困難ですよね。だからこそ、外部からの圧力が不可欠だと思う。

他のマスコミからの批判もそうだし、視聴者からの意見・要望も効果があるはず。私のように報道被害を受けた人がいたら、できれば泣き寝入りはしないで抗議して、さらに可能なら世間に広く不正を訴えてほしいです。


※私が受けた報道被害について、詳細に告発した記事はこちら↓


※メディアをめぐる問題について、「人権」を中心に考えてみました。テレビ局と支援団体との癒着、放送倫理をつかさどる機関BPOの知られざる姿も。かなり突っ込んで書いてます。↓



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