「アナウンサーが頭を下げて終わり」はもうやめませんか
去年の9月6日、NHKに番組内で訂正・謝罪をされたときに、私が感じたのは、「アナウンサーが頭を下げて終わりなのか……なぜ番組責任者が出てこないのか」ということでした。アナウンサーに謝られても仕方がないんですよ。ただの身代わりですからね。責任を取るべき人間は、陰に隠れて出てこない。テレビ局の不祥事あるあるです。
私の取材を担当したディレクター、その上司であるプロデューサー、番組責任者……誰ひとり「お詫び」映像には出てきませんでした。そういう発想が彼らにはないのです。かといって