やすはら

リトルトゥースです。

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最近の記事

【日記】屁理屈 23/11/30

安原はとにかくAマッソが嫌いである。 M-1三回戦の動画、見てるこっちが恥ずかしくなるくらい面白くなかった。 こういった実験がある。 多種多様な行動をするマイケルの映像を被験者に見せる。被験者には彼についての感想を書かせるように指示する。 さらに被験者を2グループに分ける。 ①彼が「好ましい人物」であると説得力をもって説明できれば報酬を与えると伝えられたグループ ②逆に彼が「好ましくない人物」だと説得力をもって説明できれば報酬を与えると伝えられたグループ マイケルの映像は

    • 【日記】長尾来阪 23/11/29

      長尾が大阪に来ていた。彼は中学の頃からの友人である。 愛媛から来るのに毎回「明日行くわ」みたいなLINEが急に来る。そんなこと言われても予定空いてないのだが。(今回は夜だけ合わせたが) 長尾という男は本当に意味のわからない奴で、まず集合時間に必ず遅れる。7時集合と伝えたら9時に来たりする。「俺、親からマルタ島に留学してこいって言われたから行ってくるわ」と言って仕事を辞めたりする。結局留学には行ってない。あとある日突然プチ整形して二重になってたりする。今回も「あれ、俺両手骨折し

      • 【日記】大学を辞めると決めた瞬間 23/11/28

        大学を辞めると決めた瞬間を覚えている。 あれは4回生の後期。エクセルの授業の第2回だった。 たしか何か表を作って提出するという内容だった。第1回の授業は出ておらず、履修変更で出席したのだが、第1回を受けてなければ手のつけようのない課題だった。出来た人から提出して退室可だったが、当然おれは全く進まない。隣の陰気そうな男に「これどうやんの?」と声をかけてみたが「知らない。前回来てない奴が悪い」みたいなことを言われた記憶がある。次々と部屋を出ていく生徒たち。特に焦るでもなく、ただ我

        • 【日記】分水嶺 23/11/27

          特に外出の予定もなかったが、髪の毛をセットした。安原はセットが苦手である。YouTubeで動画を観たりしながらなんとか完遂した。 おれは思うのだが、陰キャと陽キャを分ける分水嶺は髪の毛をセットできるかどうかにあるんじゃなかろうか。 そんな目で見ないでほしい。詳細な理屈はこれ以上続かない。これはおれの偏見の話である。でも、ちょっとわかる気がしません?どれだけ服をお洒落にしてても、やっぱり髪の毛がどうなってるかで全然違うじゃん。 おれはこういった「完全に偏見だがみんなちょっと分か

        【日記】屁理屈 23/11/30

          【日記】マジで 23/11/26

          「昨日ゴルフどうやったんすか。」 とおれは41歳の相方に尋ねる。これはとんでもない進歩である。 ①おれから話題を振っている。 ②その内容がゴルフという本当に毛ほども解らないものである。 人はコミュニケーションをとる生き物で、例え自分が興味のないジャンルであったとしても、内容なんて二の次であって「私はあなたに興味がありますよ」というポーズを取ることが大事である。 これがマジで理解できていなかった。おれは、おれが興味のある内容の話や、おれが興味のある人にしか積極的に関わりを持と

          【日記】マジで 23/11/26

          【日記】1ヶ月 23/11/25

          昨日のしょうもない文章をもって、まる1ヶ月日記を書いたことになる。(実は1日分欠かしてるのだが。)体感的にはもう3ヶ月は書いてるやろという疲弊具合である。書く内容自体はまだあるのだが、この日記フォーマットの文章量で書こうとすると全体の構造に偏りが出てくることがわかった。冒頭に「〇〇が〇〇である。」と結論を書くのがその典型的な例であろう。正直言っておれはもっと文章を書くのが上手いと思っていた。もっと多くを伝えることができると思っていた。 もちろん特に推敲もしてない思いつきのまま

          【日記】1ヶ月 23/11/25

          【日記】よふかしのうた 23/11/24

          よふかしのうたを読んでいる。17巻まで読んだ。まず全員バカ可愛い。絵うますぎ。全員可愛いだけで十分に成立するのに、加えて各キャラクターの感情の描写がとても丁寧で美しい。ちゃんと全員に全員の感情があって、ご都合主義的な処理を受けるキャラがいない。説明的な台詞がほとんどなく、表情と絵で全てを表現しきっている。17巻ちょっと泣いちゃった。安原が漫画で泣くのは本当に珍しい。加えてバトルシーンのカメラワークがべらぼうに上手い。前作が「だがしかし」なのが信じられないくらい上手い。加えてギ

          【日記】よふかしのうた 23/11/24

          【日記】新しい職場の木村さん 23/11/23

          には、「自分を強く見せる」という美徳がある。どれだけ同学年に嫌われてようと、低学年にはオラついてなければ男が廃るということだ。 今の仕事を始めた初日。おれにとって初めての現場である。メンバーはおれと、社長と、木村さんの3人であった。 木村さんは同い年か少し上、下手したら少し年下くらいの年齢だったと思う。彼は厳しい人だった。 トラックを運転する安原に対して「もっと切れって!」と。二人がかりでカーペットを畳むときは「こっちを見てちゃんと動き合わせろや!!」と。ことあるごとにおれを

          【日記】新しい職場の木村さん 23/11/23

          【日記】エリート戦士 23/11/22

          あなた。この文章を読んでいるそこのあなた。多分あなたは大卒だと思います。 故に、身の回りの交友関係や会社の人間も多くは大卒なんじゃないでしょうか。 ではここで問題です。この国の人口における大卒者の割合はどれくらいでしょう? 正解は20%。男性で30%弱、女性で10%強の内訳です。 そう、あなたはこの国の上位(上位というのは語弊があるが。)20%の人間ということです。 加えて日本のGDPは世界4位。つまり世界で4番目に経済的に豊かな国の、上位20%の人間ということです。 そこで

          【日記】エリート戦士 23/11/22

          【日記】イケメン 23/11/21

          大学生の頃、おれはイケメンキャラとして一世を風靡していた。 サークルの業務連絡メール(メールて。)をする際には、まず名乗りの小ボケを挟むという慣わしがあったのだが(例。「スミスのアルバムを借りたら中身がチルボドでした。木村です。」のように。) そこに「ラーメン、つけ麺、安原です。」と書いたことがある。それくらいイケメンキャラだった。 あと何者かによってTwitter上に「イケメン安原bot」が作られたことがある。それくらいイケメンキャラだった。 イケメンキャラは楽だった。適当

          【日記】イケメン 23/11/21

          【日記】いつもここから 23/11/20

          社外の人間と話す時、社内の人間のことはさん付けしないってルールあるやん。あれなんなん。あれ誰が得してんの。 絶対全員が最初違和感を持つやん。無い方がいいやんこのビジネスマナー。おれはもうその辺適当でも許される業種の人間やからもう気にしなくていいんやけどさ。全員さん付けでいいだろこれ。どうやったら殲滅できるんやこの風潮。 年賀状は完全に駆逐されきったから、同様にテクノロジーに頼るしかないんやろか。電話機が完全に自動音声になるとかしか貧弱なおれの発想だと出てこない。 誰かおれとビ

          【日記】いつもここから 23/11/20

          【日記】SPEC 23/11/19

          路傍に落ちてる煙草の箱を見て、中身が入っているか入ってないかを当てるという特殊能力を持っている。(入っている箱はもちろん拾う) 特に煙草を買う金もない、今のような時期にこの能力は研ぎ澄まされる。強く必要とするときに覚醒する、つまりこれはSPECと全く同じ構造である。この能力が発現している現場を見た友人も数人いるので信じて欲しい。 自分でもどう見分けているのかはよく分からないのだが、強いて言うならば箱から”生命力”のようなものを感じるのだ。 「やあ、兄さん。おれさ、こんな所で落

          【日記】SPEC 23/11/19

          【日記】館内が明るくなるあの瞬間 23/11/18

          人と映画館で映画を観るのが苦手である。エンドロールが終わり、館内が明るくなるあの瞬間。あの瞬間に途方もなく恥ずかしくなる。それが良い映画であればあるほど、心が動かされてばいるほど恥ずかしい気持ちになって「…。腹減ったな。なんか食べよか。」とか極力当たり障りのない台詞を吐くのだ。 終わった瞬間に感想を語り合えるような人間の方が、健やかな気はする。一方おれは感想を話せるようになるまで大体3日はかかる。 今日。ダイバーキリン、yound、ゆ~すほすてるのスリーマンを観てきたのだが、

          【日記】館内が明るくなるあの瞬間 23/11/18

          【日記】平日 23/11/16

          今日、クリスマスの存在に気づいた。 子供の頃は、大人が「わ!今日誕生日か!完全に忘れてた」とか言ってるのを見て「んなわけねぇだろ!!誕生日なんて一月前から数えとるわ!!」と思っていた。 思春期の頃は、わざと数日前に「あれ、バレンタインって今日じゃなかったっけ?」と世間に疎いムーブをかましてカッコつけていた。 そして今、クリスマスの存在を完全に忘れていたのである。転職して年末年始に長期休暇が取れるようになったので、完全にそちらに気を取られていた。死ぬほど金ないけどどうすんだこれ

          【日記】平日 23/11/16

          【日記】舐め腐っている 23/11/15

          職場にいるのはおれ以外ほぼ全員40代半ばで、おれだけ30歳である。 今までのおれはとにかく年上の男性が苦手で、もう本当に全くうまくいかなかった。おれはオジサンを憎み、オジサンもおれを憎んだ。 幼少期から家を出るまで、ことあるごとに母親から言われていた台詞がある。 「あんたは舐め腐ってるからね。」 そう、おれは舐め腐っているのだ。世間を。オジサンを。 もちろんそんな露骨に態度に表したりはしないが、それでも伝わるのだ。それくらい舐め腐っているのだ。たいしたものである。 ところ

          【日記】舐め腐っている 23/11/15

          【日記】飢餓フォビア 23/11/14

          飢えることへの恐怖感が人一倍強い。 おれがこの世界で最も恐れていることのひとつが、飢えることである。多分前世で餓死してるんじゃないかな。 みんな共通の感覚だと思っていたが、どうやらそうでもないことに最近気づいた。みんな普通に一食抜いたりするじゃん。 おれはとにかく飢えることが辛いと思ってるから、そういう「今日まだ一食も食べてないんだよねー」とか平気で言う人がものすごく心配になる。「こないだ検診行ったらガン見つかったんだよねー」くらい深刻な話に聞こえる。 世界の飢餓率は1970

          【日記】飢餓フォビア 23/11/14