【日記】屁理屈 23/11/30

安原はとにかくAマッソが嫌いである。
M-1三回戦の動画、見てるこっちが恥ずかしくなるくらい面白くなかった。

こういった実験がある。
多種多様な行動をするマイケルの映像を被験者に見せる。被験者には彼についての感想を書かせるように指示する。
さらに被験者を2グループに分ける。
①彼が「好ましい人物」であると説得力をもって説明できれば報酬を与えると伝えられたグループ
②逆に彼が「好ましくない人物」だと説得力をもって説明できれば報酬を与えると伝えられたグループ

マイケルの映像は2パターンある。
A「好ましい行動」を一通りした後に「好ましくない行動」を一通りする映像
Bその逆「好ましくない行動」を一通りした後に「好ましい行動」をする映像

被験者は、好きなタイミングで映像を止めて感想を書く事ができる。

さて、実験の結果。
被験者たちは自分に都合の良いタイミングで動画を止めて感想を書き出すことがわかった。これだけならまだ予想の範囲内だが、彼らに「他の被験者はどういった感想を抱いたか」と訊ねると、殆どが「概ね自分と同じ感想を抱いた筈だ」と答えるという。つまり、自分に有利な情報を取捨選択したこと、それに自分が影響されていることに対して無意識であるということだ。
更に面白いのが、①パターンにしろ②パターンにしろ、一番説得力のある感想を書くのは、一番映像を見る時間が少ない(つまり偏った情報だけを収集した)被験者だったという。

これらの結果から言えるのは、

1、人は自分に都合の良い情報を無意識に取捨選択し論拠としている。
2、「偏った情報収集の中身」と「自分が”そう思いたい”内容」が一致した時に人は一番論理的にそれらしい意見を述べることが出来る。

という事実である。
例えば「Aマッソのファン層が悪い」というアンガールズ田中の発言を間に受けるのは「もともとAマッソをよく思ってない人間」であり、また、Aマッソの情報をあまり知らない人間ほどそれらしい意見で彼女達を否定することが出来る ということだ。何が言いたいかと言うと、おれはAマッソが嫌いだということである。

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