令和の夫婦のあり方とは。
私は不妊治療によりキャリアダウンした。
学生時代は、正社員でバリバリ働くのが当たり前!と強く思っていたが、その考えは見事に崩れた。
それまでなんでもそつなくこなしてきた。
受験も。就活も。恋愛はさておき。
結婚して気づく、不妊体質。
ギリギリまで正社員で居続けたかったが、責任ある仕事による負荷、と不妊によるストレスが重なり、止むなく退職することに。
夫はデジタルマーケティングのプロ。
旧帝大卒でFラン大卒の私とは頭のレベルがだいぶ異なる。
と思いきや。
共通点は「明るすぎず暗すぎない。」
どちらもコツコツやることが好きだから、必要以上に話さないから根暗に思われる。だが、周囲の人とのコミュニケーションは特に不便を感じない。
現在、夫は独立に向け新規プロジェクトの構想を練っている。
私もそこに参画し、日々アイデアを出し合ったりしている。
私はそれに加えて在宅で企業の営業補佐をしている。
アルバイトなので心身への負担も軽い。
自宅で仕事をしているので無駄な人間関係がなく非常に楽。
あくまでも不妊治療がメインの生活なので、労働時間は会社員時代の半分くらいの時間で。
時間にゆとりができたので、夕飯もしっかり作れる。
夫婦の会話を持つ時間が増えた。
共働き時代は帰宅後のイライラした気持ちで料理をしていたので、味つけもめちゃくちゃ。
挙句の果てに夫は外食で済ませることもあった。
結果、全く顔を合わせない日もあった。
そんな日々も終わりを告げ、
今は休日の過ごし方の定番はカフェやコワーキングスペースでお互いPCをカタカタすること。
外食も仕事のことで会話が弾む。
どうやったら稼げるだろう。
ワーカホリック?と思われがちだが、生きていくのに必要なこと。
この過ごし方が心地よい。
長年建築畑だった私が、
マーケターの仲間入りした。
「家庭で仕事の話は持ち込むな!」とはよく言うけれど、
農家だって、
「今年は豊作じゃのぉ」と言って家族団らんしてるし。
仕事もプライベートも、良き相談相手でありたい。
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